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2012/11/24

Streak of Light -一筋の光り- 蘭寿とむコンサート観劇

20121123_rantom01

宝塚歌劇・花組東京特別公演「蘭寿とむ(らんじゅ・とむ)コンサート Song & Dance Streak of Light  -一筋のひかり-」を聴きに(観に)行ってきましたのでその報告を。

蘭寿さんがトップになる前の宙組のときのコンサートも、このブログでは何度も登場してお馴染みの“お酒の女神”と観劇したのですが、それ以来の蘭寿さんのコンサートでした。

このコンサートは、星組の柚希礼音(ゆずき・れおん)さんのコンサートの影響を受けて、最初はバラエティっぽくしようとしたらしいのですが、蘭寿さんにはどうもしっくりとこなくて、結局今回のような蘭寿さんの歌とダンスを目いっぱいフィーチャリングしたものとなり、後半はストーリー性を帯びさせたり、後半二部では宝塚そのものをテーマにしたりと、非常に“まっとう”な作品となりました。

それでよかったと思います。

蘭寿さんには、自分に正直で、まっすぐで、“青空に向かって一直線”のような、そんな演目が似合います。
「逆転裁判」のときのように、信じるものに向かって悩みつつも真摯に取り組んでいく・・それが蘭寿さんの持ち味ではないでしょうか。

で、今回のコンサートは、蘭寿さんの歌とダンスを全面的に楽しませてもらうことができました。
蘭寿さんファンにとっても満足のいくものだったのではないかと、私は思いました。

そして、本公演や全国ツアーなどでは、なかなか相手娘役の蘭乃はな(らんの・はな)さんとは互いに“愛溢れる”ようなダンスシーン、演技シーンに恵まれず、蘭乃さんを叩いたり、蘭乃さんが逆に唾を吐きかけるようなストーリーがあったりで、トップコンビの“麗しい”シーンが大好きな私にはちょっと不満があったのですが、今回は二人の良い場面もたくさん用意されていて、とてもうれしかったのです。

舞台では、蘭寿さんの素敵な姿が目白押しでしたが、サポートする春風弥里(はるかぜ・みさと)さんや、花野じゅりあ(はなの・じゅりあ)さんのファンタジーでちょっと不思議なシーンも本公演でもなかなか見られない良さがありました。

第二部のオーディションの場面では、月央和沙(つきお・かずさ)さんの振り付け師の役が大爆笑を取り、今回のコンサートでは一番リラックスして見られる場面となりました。
ちょっと“おネエ”が入っていて、たぶんアドリブだらけなのだと思いますが、お腹の皮がよじれるほど笑わせてもらいました(´▽`)

第二部の後半は、宝塚そのものをテーマにして黒燕尾をはじめ、全てが宝塚ファンをうならせるような、まさに「圧巻」でした。
コンサート終了後の蘭寿さんの挨拶でも言われていましたが、演じた蘭寿さんはじめ花組の皆さんも誇らしげで、しかも生き生きとしていました。
観客も演者も双方が楽しくわくわくするステージになっていました。

今回の蘭寿さんのコンサート、行く前には、どんなだろう・・と、ちょっと不安もあったのですが、素晴らしいものでした。これからさらにブラッシュアップしていくことでしょう。

大人のショーをやらせたら、やはり花組は圧倒的です。
よかったぁ~(*^-^)


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