マロン、朝の定位置
我が家の二匹のネコのうち、若い方のめすネコ、マロン。
最近、朝起きるとなぜか窓際の子ども達のお守り札がおいてあるところにのぼって、じぃっと家族を見渡しています。
ず~っと無言です(^_^;)
となりのブタちゃんの貯金箱と仲良く小一時間はこの状態( ̄^ ̄)ゞ
朝の我が家の風景でした(^o^)
【NowPlaying】 朝ラジ / 髙高島秀島他 ( ニッポン放送 )
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我が家の二匹のネコのうち、若い方のめすネコ、マロン。
最近、朝起きるとなぜか窓際の子ども達のお守り札がおいてあるところにのぼって、じぃっと家族を見渡しています。
ず~っと無言です(^_^;)
となりのブタちゃんの貯金箱と仲良く小一時間はこの状態( ̄^ ̄)ゞ
朝の我が家の風景でした(^o^)
【NowPlaying】 朝ラジ / 髙高島秀島他 ( ニッポン放送 )
東京宝塚劇場で行われている星組三本立て公演『宝塚ジャポニズム~序破急~、めぐり会いは再び2nd、エトワール・ド・タカラヅカ』
この演目で宝塚デビューを果たしたのがうちの課の女性。
もちろん初心者には徹底的にやさしいのが宝塚ファンの良いところd(^_^o)
私も徹底的にサポートさせていただきましたよ(*^^*)
事前にチラシ、「ル・サンク(※公演内容を写真中心に紹介しているムック)」などでどんな雰囲気か見ていただき、気分を徐々に盛り上げていく作戦に出た私・・(*^▽^)/★*☆♪
彼女も段々「行きたい、見たい」気分が高揚してきたようで、待ち合わせ場所の劇場入り口に現れたときには“やる気”に満ちていました!よぉしっ'(*゚▽゚*)'
劇場ロビーや売店のキャトルレーヴ、トイレの位置確認などここでは書くことのできない裏技も含めレクチャー( ̄^ ̄)ゞし、いよいよ客席へ。
銀橋や、今回は二階席なのでよく見渡せるオーケストラ・ピット、最後尾にスタンバっているお立ち見の皆様の拍手が他の人よりも0.2秒早いぞ・・(*^^*)などの話題も交えて公演の開始を待ちました。
難関と思われた“日本物”ショーも、その踊りの巧みさ、ショーの艶やかさに感心してもらえたようで、・・・ほっ(*^。^*)
ショート・ミュージカルの「めぐり会いは再び2nd」も楽しく観ていただき、ショー「エトワール・ド・タカラヅカ」も興味深く観ていただくことができたようです。
最もデビューに付き合った宝塚ファンが気になる観劇後の反応も素晴らしく、事前にお渡ししてあったチラシから「オーシャンズ11」も観たいという最高のお言葉'(*゚▽゚*)'をいただきました。
☆☆ああ素晴らしきかな“宝塚デビュー”☆☆
何度やってもドキドキするのですが、でもこうして好感を持っていただけるのはファンとして最高にうれしい瞬間、そしてその日は「良い日だった(*゚▽゚)」となるわけです。
こうして何度か観劇しているうちに、自分でチケットを入手して観劇し始めればいよいよ独り立ち!d(^_^o)
やがては、私のように今度は自分が誰かを宝塚デビューに連れて行く・・となって宝塚は目出度く100周年を迎えるのでありました*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. 以上です。
【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 上田知華 ( NHK-AMラジオ )
昨日放送された「ラジオ日本」の番組、『The Beatles10』。
ビートルズの曲だけでリクエストによるトップ10を決める、ビートルズファンにとっては“夢のような”番組ですが、昨日録っておいたのを聞いてみました。
第一位は、「レボリューション」。ジョンが書いた過激なギターサウンドの、しかもポップな印象も与える良い曲です。
写真は私が所有している日本盤の「ヘイジュード/レボリューション」カップリングのシングル盤です。
上が定価400円と印刷されている珍しい黒レーベルの「Odeon盤」。
下は定価500円と印刷を上から被せている青リンゴレーベルの「Apple盤」です。
ちょっと珍しい比較でしょ?d(^_^o)
で、今週の「ビートルズ10」1位となった「レボリューション」。
私のリクエストが読まれましたぁ(*^▽^)/★*☆♪
レコーディング・エンジニアであるジェフ・エメリックの本に書かれていた「レボリューション」録音時の話題を書いてみました。そしてめでたく読まれたのでした(*^^*)
その本には、過激なレベルでのギターサウンドのレコーディングを求めるジョンとジェフのミュージシャン対エンジニアの“非常識”対“常識”の対決が書かれていておもしろかったのでした(゚▽゚*)
たぶんその時のハウリングしまくりのギターがアルバム「LOVE」に収められているのでは、という私の意見を読んでくれたのでした。
ブログご覧の皆さんもぜひ「レボリューション」LOVEバージョンを聞き直してみてくださいねd( ̄  ̄)
そして・・、プロモ・フィルム用の「シュビデュワ」コーラス入りのバージョンもメッチャカッコ良いのでした。
そちらも機会があったら「You Tube」などで探してみてね'(*゚▽゚*)'
【NowPlaying】 Revolution / The Beatles ( Rock )
昨年から話題になった宝塚歌劇の本場、阪急宝塚駅から宝塚大劇場へ向かう通称「花の道」辺りを『栄町』から『歌劇町』へと町名変更しようという話。
結局、市長からの提案は撤回されたようですね。
よかった(´▽`)
宝塚歌劇100周年を盛り上げようだなんていって、市長が地元にも根回しせずに勝手に決めた話でした。
地元からは猛反発、説明会などでも全く話にならず、宝塚歌劇団側からも地元の意向を酌んで取り下げてほしいと言われていたようです。
要するに誰も喜んでいなかったのです。
私も反対でした。
『栄町』はすでに宝塚ファンの心に刻まれた町です。
『歌劇・カゲキ』というのは耳に入ってくる音が“硬い”。
それに、新宿の歌舞伎町をも彷彿とさせます。悪いけどちょっと“いかがわしい”印象さえ感じます。
「栄町」の「花の道」は、すっかりファンの心に染み込んでいて、あの“ほっこり”する雰囲気が「歌劇町」では台無しです。
たぶん、ファンの多くもそんな気持ちを抱いているのではないでしょうか。
町名を変更すれば、多額の経費が掛かることと思います。
そんな予算が用意できるのなら、「花の道」を整備して、よりファンに優しく、わくわくするような花があふれている道を整備してみたらいかがでしょうか?!
とにかくよかった!(*^。^*)宝塚駅を降りて「歌劇町」と書かれた看板などを見かけたら“がっかり”するよなぁと思っていたところです。
東京宝塚劇場に何度か足を運ばれ、ファン第一歩を踏み出したアナタ、今度はぜひ宝塚市の宝塚大劇場(栄町)に行ってあのゆったりとした雰囲気を味わってみてください。「歌劇町」が似合わないということがよくわかりますd(^_^o)
【NowPlaying】 Casino Boogie / The Rolling Stones ( Rock )
表題の宝塚歌劇・星組東京公演を既に見ておりましたので、感想を。
とても珍しい三本立てです。しかも“和もの”ショーが含まれているということでこういう取り合わせの公演は初めての経験でした。
それぞれ間に20分と10分の休憩がありました。
なので心の切り替えは割と簡単に出来ましたが・・・。
最初の「宝塚ジャポニズム~序破急~」は、文字通り“日本もの”ショーなのですが、ワイルドな星組にしては非常にじっくりと、細部に渡って見どころのあるゆったりとしたショーでした。
柚希さん中心とする組全体での、きちんとした取り組み方が手に取るようにわかりました。
初めて宝塚を見る人には、「弥勒菩薩」や、「千体仏」のシーンなどは「これは何の宗教ショーだ」と感じて“引いて”しまう方もいるかもしれません。私も事前に既に一度観劇しているマダムから「きついですよぉ」という情報を得ていたのですが、「そうでもなかった」というのが正直なところです。
ものすごく面白いわけではないが、宝塚のショーとしてはこのくらいが、ぎりぎり、エンターテイメントとの境界線ではないかと思いました。
全体としては星組の真摯な取り組みもあり、それなりに楽しめる企画ではないかと感じました。
そして「めぐり会いは再び2nd」は、前回の「ノバ・ボサ・ノバ」とのカップリング・ミュージカルの続きとして胸キュン・どたばたコミカルとして非常に楽しいものになっていました。
夢咲ねね(ゆめさき・ねね)さん演じるシルヴィアの弟を演じた礼真琴(れい・まこと)さんがとてもきらきらと美しい男子を演じて印象的でした。ステージに立つだけで“華”のある人です。これから期待大です!
めぐり会い・・は楽しめましたが、前回を見ていない人にはけっこう急ぎ足な展開だったので分かりづらいところがあったかもしれません。
それに愛し合う主役二人の誤解がとけたあとに、どどぉ~んとデュエット・ソングが入るのかと思ったら、あっという間に幕が降りて、観客も「あららら、もう終わっちゃうの」という雰囲気になって、あっけないものでした。
とても楽しいコミカルタッチなミュージカルなのに、ちょっと残念。
あと、紅ゆずる(くれない・ゆずる)さんの演じた従者ブルギニョンは、ちょっと崩しすぎじゃないかと思いました。
ただでさえそういうコミカルな崩し方のうまい紅さん、もうちょっと抑えても十分に面白かったと思います。
特筆ものは、柚希礼音(ゆずき・れおん)さんと夢咲さんのキスシーン。
いきなりふざけたように夢咲さんの鼻をつまんだかと思うと、ガッと強烈なキスに持ち込むという“掟破り”なもので、これがとても斬新で良かった(*^。^*)
そしてラスト、ショーの「エトワール・ド・タカラヅカ」は、これが星組のショーだっ!という感じで、迫力のある男役の怒濤の演舞、キュートな女子部隊、硬軟取り混ぜて息をもつかせぬスピーディーで艶っぽい仕上がりに大満足いたしました(#^.^#)
柚希さん、夢咲さんの黄金コンビはますます進化し続けています。
圧倒的なショーでした。
正月からこれくらい“目に物見せて”いただければ宝塚ファンとして本望です(゚▽゚*)ありがとう星組の皆さん!!☆☆
【NowPlaying】 You've Got Hide Your Love Awawy / The Beatles ( Rock )
『第二図書係補佐/又吉直樹著(幻冬舎よしもと文庫)』を読みました。
あのお笑いのピース・又吉さんの書かれた本です。
残業帰りのクルマの中、ラジオをつけると又吉さんの番組が流れてきて、それがほんとうに本の話だけの番組で、そのとき又吉さんがものすごい読書家であることを知りました。
又吉さん、読み方が深いし、幅広いのです。「すごいっ」と声に出してしまいました。
今回ご紹介する又吉さんのこの著書は、今まで又吉さんが読んだ本の数々が挙げられているのですが、でもその書評ではないのです。
それにちょっと因んだ自分の経験や、暗い過去、周囲の特異な友達、人物などに触れられたり、自分がそう思い込んでしてきたことなどが書かれているのです。
それがどのエピソードも極上に面白い。
ただ、ただ“脱帽”するのみです。この人の少年時代、学生時代、売れなかった頃の話は奇想天外で、そしてやけに寂しい、・・・またそれが良い(*^_^*)
又吉さんの読書歴は芥川龍之介の「トロッコ」という作品から始まったと書かれているのですが、私はその「トロッコ」という作品を知りません。
そして「人間失格」「羅生門」などを中学時代からどんどん読んで行くのですが、外国文学のカフカやカミュなどの読み方も一般的な評価にとらわれず、又吉さん自身が肌で感じたことを書かれていて、逆にその感想の方がもっともだ、と私も思うような、新鮮かつ斬新な書き方をしています。
この本は、本好きにはこたえられない“優良書”といえるかもしれません。
噛んでも噛んでもまだ噛める。味わっても味わってもまだ味が沁みだしてくる。そんなあまりにも“おいしい”本です(*´`*)
ぜひにとおすすめしたい。ただし、“生真面目”な人にはおすすめしません。クラスの主流派でなかった人、一人で遊べる人、妙に意固地なところがある人などに私はおすすめします。
【NowPlaying】 IWant You (She's So Heavy) / The Beatles ( Rock )
『希望のつくり方/玄田有史著(岩波新書)』という本を読みました。
「希望学」という真新しい分野を研究する著者の考える「希望」とはどんなものなのか、気になり読みました。
希望は「気持ち」「何か(something)」「実現」「行動」の四本の柱から成り立っているという原則を論じるところから始まりました。
希望が見つからない状況というのは、そのうちどれかが欠けている・・というのが書かれていたことでしょうか。
でも、この時点では全く読んでいるこちらの気持ちが乗って来ない・・。
で、読み進むうちに徐々に気になる部分が表れてきました。
多くの日本人が希望を持てないのは、今急速に広まってきた「社会の孤独化現象」が背景のひとつにあるのではないか、という部分。
多くの人が他者とかかわりあいを持つことに困難を抱えているという現象です。
私が考えるに、そういう人の気持ちを社会の中心でものごと動かしている人達が理解できるのだろうか、ということでした。
そして、ますますあらゆる面で人間関係をやりこなす対人関係能力が求められる世の中になっていて、・・道は塞がるばかりです。
さらに気になったのが、「ウィーク・タイズ(Weak Ties)」という言葉でした。
自分と異なる情報を持っている人とのゆるやかなつながりが重要だという部分でした。
ほとんど認識なしの、この言葉。遠くにいてたまに会うくらいの関係にある人ほど、自分と異なる経験をし、自分と異なる価値観を持ち、自分と異なる情報を持つことが多い・・そこに希望の発見のきっかけがあるということなのでした。
希望・・考えてみるとわからない言葉です。
つかみどころのない、わからないもの。この著者の希望という視点から社会を考えるということは、辛く厳しい世の中で何か可能性を見いだせるきっかけになるのでしょうか。
著者が別の社会学者と話をしたときに、その社会学者から「希望は、努力が報われるときに生じる感情である。努力をしてもしなくても結果は同じだと感じたときに、そこに絶望が生じる。」という言葉を聞きます。
これは私も含め多くの人が感じて希望を失っている現状を表していると思うのですが、著者は「必ずしも努力が報われなくとも、やるべき価値のある努力がある。」と言います。
この辺りは、現実問題を考えると、まだまだ理解できない部分でもあります。
最後に、「希望を持ちにくい社会とはユーモアを失いつつある社会なのかもしれない。」とも説かれています。
他者の痛みに対する共感と想像力を持って、一見無駄に見えるものでも切り捨ててしまわず、過去の失敗なども潔く語れる・・そこにユーモアが生まれる・・そんなユーモアを忘れずにいるところに希望が生まれるのかもしれません。
最初はもっともなことばかり書いてある、と思ったのですが、段々と何かヒントになるような考え方も見え隠れしてきた、そんな本でした。
でも、ちょっと重かった、自分には・・・。
【NowPlaying】 Big Ten Inch Record / Aerosmith ( Rock )
今朝、車に乗り、家から出たところで妻がポストをのぞいたあと、あわてて私のクルマを追いかけて来たので、どうしたのか・・と思って窓を開けると「たいへんだよ、年賀状が来てる」と渡されたのが写真の宝塚歌劇団・宙組若手男役の和希そら(かずき・そら)さんからの年賀状でした!(☆o☆)!!
実は昨年末の東京公演終了後にもお葉書をいただいておりました。
東京公演観劇のお礼と、これから博多座公演に行きます、がんばります!(*´▽`)という内容でした。
東京公演では、「銀河英雄伝説」でがんばり、その新人公演では何と凪七瑠海(なぎな・るうみ)さん演じた「アンスバッハ」の役を射止めました。
私の“ヅカ友” Madam Black River さんはその新人公演を観て一気にそらさんに心が傾いたようです(*^-^)
大好評です(^-^)そらさん、絶好調!!
2013年幕開けは、博多座で同じく「銀河英雄伝説」に出演されています。
『今年もパワフルに精一杯頑張りますのでどうぞ宜しくお願い致します☆☆踊り狂いますっっ!!!SORA☆』と、書かれていました(゚▽゚*)
今年も大応援しますよっ、そらさん!!'(*゚▽゚*)'
宝塚歌劇団・宙組若手一番の大ホープ男役『和希そら』さんを、皆さん注目してくださいね。
カッコイイよぉ(^-^)☆
【NowPlaying】 Smoke On The Water / Deep Purple ( Rock )
『がんばりません/佐野洋子著(新潮文庫)・「佐野洋子の単行本・改題」』を暮れから新年にかけて読みました。
読みましたが、・・・元気がなくなりました・・・(-_-;)
彼が結婚してくれないと電話をかけてくる友。
その彼は同じところにふれるとスーツが減るからまんべんなくふれてくれ・・という変な男・・・。
勝手にしろと友に言い放ったあとに、「自殺したらどうしよう」と悩む著者・・・。
「死にたい、今日一日どう生きて行こう」と電話をかけてくる友。
一時間も二時間も電話でグダグダ滅入った声で泣きを入れる友をなぐさめる著者・・・。
何度も何度も英会話教室に通うのにほとんど何もしゃべれず、それでもまた新たにスクールに通おうとする著者・・・。
若い頃から“恋愛”などというものは、美男と美女以外してはならないと思い続けていた著者。
子どもの頃に本で読んだ「キス」という言葉の意味がわからず母に聞くと、むにゃむにゃと返事にならぬ返事をもらったあとに、その母はご近所の奥さんと「近頃の子どもは末恐ろしい」という立ち話をしていて、それを聞いてしまう子どもの頃の著者・・・。
もう延々こんな話が続いて、自分が元気の良い状態であれば、まあ笑って読み飛ばすのですが、最近はそうでもないので・・・非常に疲れました(*´`*)
体調の良いときにふと自分を振り返ろうなんて気分であれば読んでも面白いかと思います。
私の今の体調にはきつい本でした。
以上、ちょっと盛り上がりに欠けてしまった感想なのでした。
【NowPlaying】 Dig / 外山惠理他 ( TBSラジオ )
早くも好評企画、アクセス急上昇中の『宝塚夜話』、第三夜に突入いたします(^-^)
宝塚ファンはもちろん女性が圧倒的に多く、その多くは男役ファンなのは間違いありません。
なので、トップスター・男役の相手娘役については、たいへんな数の“うるさ方”が、「○○さんにはあの娘役は相手として失格!」などと、メチャメチャ厳しい眼差しが向けられることになります。
写真の「蘭乃はな(らんの・はな)」さんも月組から花組組替えでトップスター真飛聖(まとぶ・せい)さんの相手役に決まったときには「あんな“ぽっと出”の若い娘役に真飛さんの相手役はつとまらない」などと言う人が多かったと思います。実際に私の耳にもよく入ってきました。
なかには、組替え直前の月組「ハムレット公演」でのオフィーリア役を見て、「あんな“パッバラパー”な女にトップはつとまらない」と憤る方がいたのですが、“パッバラパー”は、ハムレットのあまりの変貌と、自らのあまりにも過酷な運命に狂乱してしまう演技をした蘭乃さんを、役そのままに受け取ってしまったf^_^;)わけで、「あれは役なんですよ、蘭乃さんはパッパラ・・・じゃない( ̄◇ ̄;)」と、思わず説得してしまったこともありました・・・(^_^;)・・・。
で、蘭乃さんは花組でのトップお披露目の「麗しのサブリナ」で、初々しくも素晴らしい演技と、ショーでもキレの良いダンスなどを披露して“大化け”しました。
その後の演目や、相手男役トップスターが蘭寿とむ(らんじゅ・とむ)さんに変わってからもどんどん実力を発揮しています。
わからないものです。今じゃ“いい娘役”です。
そして、もうひとかた、星組の夢咲ねね(ゆめさき・ねね)さん。
彼女も月組から星組に組替えで行き、柚希礼音(ゆずき・れおん)さんのトップ昇格と共に相手娘役に抜擢されました。
大方のおばさまファンの方々のご意見は、「ねねさんは1~2年で交替ね。柚希さんにはまた違ったタイプの娘役を相手にして芸の幅を拡げてほしいわ」なんていうのが多数を占めていたように記憶しています。
でも、夢咲さん、可愛い娘から大人の女、ずるい女から悪い女、気高い女、 美しい凛とした女など、どんな役でも見事にこなし、しかも夢咲さんでなければできないような演じ方を感じさせるまでになり、柚希さんとはすっかり名コンビになったと言えます。
宝塚グラフや組本などでの柚希さんとお二人での写真を拝見すると、二人は息も合い、お似合いのトップコンビになっています。
夢咲さんも大きく“化けて”飛躍した娘役ではないでしょうか。
そういうのを見るのがまた宝塚の楽しみなんですよねぇ(*^-^)
今回は“化ける”トップ娘役のお話でした。
また次回をお楽しみにd(^_^o)
【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 檀ふみ他 ( NHK-AMラジオ )
きょう、ラジオを聞いていたら「餅」・「雑煮」について話題にしている番組をやっていました。
出演は、歌手の森公美子さん(実家は老舗旅館で伝統的な食にも詳しいらしい)と伝承料理研究家の奥村彪生(おくむら・あやお)さん。
番組の中で出たお話の一部をご紹介します。けっこう知らなかったことが多かったのです。
まず、雑煮は神様を迎えるときの酒の肴なんだとのこと。
人神共食(じんしんきょうしょく)といって、神様と共に食べるのが雑煮なんだそうですよ。これからは神様と酒を酌み交わすようにして雑煮を食べましょう(゚▽゚*)
で、もともと雑煮は京都生まれの京都育ちらしい(だからオリジナル雑煮は白味噌仕立てとのことです)。
神事の際に願いを込めて食すものだったので、今でも結婚披露宴のお色直しに雑煮が出てくるところもあるそうです。知らなかった・・・。
なので、目出度い正月に雑煮を出すというのは理にかなったことであるというわけです。
東の方に四角い餅が多いのは、武士の文化が中心の社会の中で「敵を“のす”」に因んでいるという説もあるそうです。
味噌仕立ては、やはり武士の考え方で「味噌を付ける」ということを嫌って東には少なく、醤油仕立てとのこと。
同じく東の国々では、職人の町も多く、男所帯の長屋住まいの人達が一々ひとつひとつ丸めていられなくて、のし餅を切って食べたという説もあるそうです。
そして保存は酒につからせて、黴びないようにしていたのだそうです。まさにアルコール消毒!(*^_^*)
逆に丸餅は「角が取れる」「円満」などの福をもたらすものとしての考え方があったようです。これは京都中心の都のオリジナルな考え方ですね。
そして丸餅と角餅の境界線は、関ヶ原が天下分け目になっているのだ(*^_^*)というご意見も出ました。
細かく調べると色々とあるようですが。和歌山あたりでは丸餅、角餅、醤油仕立て、味噌仕立て、両方あるようですし・・・。
番組の中では、白味噌にあんこ餅が入っている雑煮についても話が出ていましたが、これ、美味しいそうです。けっこう感動ものらしい。
私には想像できないのですが・・・。でも、一度食べてみたい(*´▽`)
さらに岩手のくるみ餅も話題に。
「くるみだれ」を餅に付けて食べるのだそうですが、これも甘いものなのだそうで、やはり食べたことがありません。
出雲の小豆雑煮、奈良県のきなこ雑煮(雑煮の中の餅だけをきなこに付けて食べるんだそうで)も紹介されていました。
埼玉県新座市の野火止の旧家では、味噌汁を澄まして上澄みを汁にしているというのもあるのだそうです。
その“澄まし”がやがて江戸に行って、醤油仕立ての“澄まし”になったという話もあるとのこと・・知らなかったことばかりでした。
ビートルズや宝塚の話題もいいのですが、今回は正月らしく、餅・雑煮の話題にしてみました。
さて、次は何の話題にしようか(^-^)
【NowPlaying】 トーキングウィズ松尾堂 / 森公美子他 ( NHK-FM )
新年にもなりましたので、大好きなビートルズものの企画として、「ビートルズひとり雑談」というものを考えつきました。
あたかも誰かに語りかけるかのように、ブログ閲覧者の皆さんと雑談風にビートルズについて書いてみる企画です。
今回の雑談は、1月といえば1969年1月に行われたビートルズ最後のライブ演奏、アップルビル屋上での謂わば“ゲリラ・ライブ”についてです。
この模様は映画「レット・イット・ビー」で見ることができます。
アフリカで演奏するとか、テレビ・ショーで演奏する、などいろいろなアイデアがポールから出されたようですが、結局は身近な自社ビルの屋上で演奏してそれをフィルムに収めることで、ほとんど人前にも姿を見せず、もちろん演奏もしなくなったビートルズの姿をファンの前に出すことにしたのでした。
アルバム「レット・イット・ビー」にも何曲かその様子が収録されています。これがまた零下2度、寒風吹きすさぶ屋上での演奏とは思えない“締まった”演奏となっています。
写真は珍しいその現場を上から見た画像です。あまり見ない角度ですね。
メンバーはジョン、ポール、ジョージ、リンゴの四人の他、古くからの友人であるビリー・プレストンがキーボードで参加しています。
映画後半からセッションに加わったビリー・プレストンですが、前半の険悪で間延びした環境、演奏とは異なり、ビートルズの演奏も息を吹き返してきます。ほとんど全てビリーのおかげ(^_^;)
感謝を込めてかどうか、唯一ビートルズのレコードで『ビートルズ・ウィズ・ビリー・プレストン』とクレジットされているのです。
あのエリック・クラプトンでさえクレジットされなかったにもかかわらずです。粋だね、ビートルズ!
その演奏は、既紹介のアルバム「レット・イット・ビー」、そして「レット・イット・ビー・ネイキッド(より当時の録音に近いものにしようとあらためて制作されたもの)」、そして「アンソロジー」でも聞くことができます。
写真で見るとわかるのですが、ギター二本に、ベース一本、ドラム、キーボードだけの構成です。しかも見渡してもほとんどエフェクト類は見あたらない。超シンプルなバンド構成と演奏内容でしたが、中身は素晴らしいものでした。
ロンドンの街に“こだま”するジョンの「ドント・レット・ミー・ダウン」・・写真はこれを歌っているときのジョン?カンペを持った人が前にいる・・。
どの曲も渾身の名演でした。
ジョージのテレキャスターとフェンダーのツインリバーブ・アンプのコンビネーションは抜群で、切れのいいカッティングと、艶やかなサウンドが見事です。
ジョンのゲット・バックでの魂のギター・ソロ。
ポールのシャウトしそうでしない絶妙なゲット・バックのボーカル(^-^;
リンゴの唯一無比、誰にも叩けない独自のリズム。
完全にビートルズの一員となっているビリー・プレストン、圧巻のエレピ!!
今聞いても“奇跡”の演奏です。
今年はこの「レット・イット・ビー」がDVDになる・・なんて噂もありますが、ファンとしては“切に”希望しているところです。
去年も話題になったけど、結局実現しなかったからなぁ。
というわけで、「ビートルズひとり雑談」これからも“しずしず”と続けていこうと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします(^^)/
【NowPlaying】 Get Back / The Beatles ( Rock )
「宝塚夜話」のコーナーと共に好評いただいている「簡単・3分宝塚講座」シリーズ、久しぶりに第20弾です。
今回は、私の基本的な観劇の仕方などを書いてみます。
時々聞かれることがあります。
「宝塚が好き好きって言ってるけど、嫌いなスターっているの?誰、誰??」って。
実は宝塚歌劇各組組子に嫌いな人は一人もいません(^o^)
どの人もそれぞれの色を持ち、独自のキャラクターを見せてくれ、ステージセンター(ゼロ番)に立つスターも、ラスト近辺で袖に立つ若手も、みんな大好きです。
劇場で観劇していると、隣や前後に座っている観客の方が「あの女にはこの役は無理だわ、見ていられない、下品な女」などという聞いていられないような罵詈雑言を幕間などに言っているのに出くわします。
また、その組自体に対して「この組じゃこれが精一杯、駄目だねぇ」などという手厳しいお言葉も耳にすることがあります。
でも、そんなこと一度も思ったことがない。
それに「イヤなら見に来なけりゃいいのに」と思います。
芝居の内容に関しても「本と違う」と憤っている方もよくお見受けしますが、たった1時間半のミュージカルで、何十巻もある物語や、何十話もあるドラマの内容を全て網羅することなんてできるわけないのに、なんでそんなこと言うんだろう・・と思うこともあります。
というわけで、私は最初から批判的な視線で宝塚を観てはおりません。
いや、その他の舞台もハナからそんな目で見ていたら、つまらないことこのうえないでしょう。
せっかく木戸銭を払って、小屋に入ったのです、思いっきり楽しみたいじゃありませんかd(^_^o)
批判的に見る代わりに、私は毎回新たに気になるスターや、スターのタマゴを発見しようという想いがあります。
たった一回の出番の数分で自分が磨いてきたものをパッと開花させるような若手もいます。そのときはとてもうれしいし、「みんなこの人に注目だよ!」と声に出したくなります(^-^)
そんな見方が宝塚を永く見ていくコツじゃないかと思います。
それに、シェイクスピアだとか原作がある演目の時は事前に本を読んで、「どう解釈したのか」「どこを端折って、どこを強調しているのか」などについて注目すると、観劇の楽しみは倍加します。
さらに、その原作の時代背景や、衣装などにも注目すると興味は三倍・四倍になりますよ。
年も明けました。
今年も楽しく、充実した宝塚観劇をいたしましょう。
【NowPlaying】 永六輔その新世界 / 林家二楽他 ( TBSラジオ )
『小沢昭一的・東海道ちんたら旅/小沢昭一&宮腰太郎・著(新潮文庫)』を読みました。
昨年、小沢さんが亡くなられたときにもこのブログで小沢さんにふれましたが、亡くなるちょっと前に購入した本です。
で、とっても面白かったd(^_^o)
東海道を小沢さんが旅するのですが、これが小沢さんのこと、一筋縄ではいくはずがありません。
新幹線などには目もくれず、ひたすら普通列車で、しかも誰も知らないような、時には無人駅にも小沢さんは降り立ちます。
なぜか小沢さんが駅から乗り合わせるタクシーの運ちゃんは、ちょっとひとクセある人ばかりですが、それまた珍道中の香辛料となり、旅の愉快さを増すのでした。
その話題はB級グルメ的なものから歴史にまつわるもの、地元の人達との“ちぐはぐ”な交流、果ては“スケベ”にいたるまで(^_^;)
まったく淀みなく、流るるが如く展開するのです。
なんだかお囃子に乗って語っているように感じるくらいです。
真剣に話しているのかと思うと、これがまた赤面を通り越すようなスケベ話にいつの間にか突入していて、“生真面目”な人が読むと、きっと途中から腹を立てるに違いありません。
そんなところも私の大好きなところです(^-^;
こういう境地に私が達するのはいつのことか。
生涯達し得ないその境地にしばし恍惚とするのでありました。
分かる人にはわかる!
読みたい人は読め!d( ̄  ̄)
【NowPlaying】 Hump / Herbie Hancock ( Jazz )
三が日もあっという間に過ぎ去りました。
昨日は元日に引き続いて、家族四人で地元の神社にお参りしてきました。
きょうは長男がバイトに出たり、妻が親戚の女性だけの集まりに行ったりで、皆それぞれの一日を過ごしました。
Facebookでは新年早々にアップをいたしましたが、このブログでは新年初アップです。
このブログも引き続き、さまざまな話題でもって更新していくつもりです。
どうぞよろしくお願いいたします。
特にシリーズ化したものについては、アクセス数もかなりなものになってきたので、力を入れて書こうと思っています。
・・・とは言いつつ、無理せず楽しいブログであることを念頭に、身の回りにあるまだまだ気付かない色々なネタを拾っていきます。
ブログ閲覧者の皆さん、時々覗きにきてくださいねd(^_^o)
【NowPlaying】 Roll Over Beethoven / The Beatles ( Rock )
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