『オーシャンズ11』2回目の観劇
本日は強風のため京葉線も止まり、総武線も遅延する中、前回は長女と出かけたのですが、今回は長男と日比谷の東京宝塚劇場に出かけました。
目的は「宝塚歌劇・花組東京公演 オーシャンズ11」を見るためです。
早めに出掛け、なんとか行ってきました。
で、行って良かったです'(*゚▽゚*)'
驚きました。前回もずいぶんと褒めましたが、今回はさらに良くなっていました。
組子の個々が明らかにひと回り進化して、余裕さえ感じさせる演技っぷりでした。
前回書かなかった方では、大河凛(たいが・りん)さんが歌も良かったし、身のこなしもとても良かった。
ディーラー役の瀬戸かずやさんも格段に良くなっていました。
その他花組のメンバーは、とてもチームワークが良いのではないでしょうか、それが舞台にもあらわれていて、ステージ全体に組の勢いと、組の持つ華やかさがより鮮明になっていました。
さらに、専科から出演の北翔海莉(ほくしょう・かいり)さんの堂々とした演技とストーリー全体を引っ張っていく様子、炸裂するアドリブギャグ!(*^▽^)/★*☆♪
北翔さんには頭が下がります。
悪役のベネディクトを演じた望海風斗(のぞみ・ふうと)さんも二回りも人物像をふくらませた印象でした。舞台にも何かをつかんだ余裕さえ感じさせました。
・・北翔さんのお医者さんに扮するシーンでの強烈なアドリブギャグにアドリブで返したのですが、笑いが止まらず後ろを向いてしまい、舞台上も観客席も大爆笑になりました。
こんなシーンができるのも望海さんが大きくなったからに違いありません。素晴らしかった。
主演の蘭寿とむ(らんじゅ・とむ)さんは、かつての自信満々の舞台さばきがよみがえってきました。
トップとしての円熟期を迎えたと言ってもよいでしょう。
それに主演娘役の蘭乃はな(らんの・はな)さんは、揺れ動く自らの愛と運命に翻弄される「テス」をさらに深く演じていました。よかったなぁ(#^.^#)・・またまたほめてばっかし!(^_^;)
オマケのショーにいたっては、もう「完璧」だったと思います。
胸がいっぱいになりました'(*゚▽゚*)'
きょうは観客も、ものすごい“ノリ”で、会場は熱烈拍手と、テスが離婚届を破り捨てるシーンでは「ほぅ~っ」という観客のため息まで合唱のように劇場にこだましました(*^。^*)とても珍しい現象でした。
さらにさらに、オーケストラの方々も、そんな会場の雰囲気を感じ取ってか、とても気合いが入った演奏をしていました。ものすごい迫力ある演奏でした。
というわけで、何もかもが良い方向に相乗効果を発揮し、『満点』のミュージカル観劇となりました。
観劇後の感想戦も、“ノリノリ”で出来ました(*^_^*)
無理して行ってよかった・・d(^_^o)
【NowPlaying】 I Want To Hold Your Hand / The Beatles ( Rock )
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