フォト

わたしのいきつけ

無料ブログはココログ

« 杖をつくようになって | トップページ | 今度は『ファイヤーウォール』( Firewall )を見た »

2013/06/10

“積ん読”されていた本を読んで見た

20130610_kawaguchi01


“積んどく”状態になっていた『和製英語が役に立つ/河口鴻三著(文春新書)』を見つけ、読んでみました。

例えば「クレーム( claim )」という言葉の使い方として、日本では一般的には「苦情」の意味で使われていることが多いように思いますが、英語の意味としては「主張する」とか「申し出る」ということになります。
日本式に言う「苦情」とは、「 complaint 」が近いようです。

というわけで、そんな言葉を集めた本がこの「和製英語が役に立つ」という本なのです。

「パネリスト( panelist )」っていうのもありました。
「今日は○○問題を議論するために五人の“パネリスト”をお招きしました。」・・なんて使い方をするのかと思いますが、こういうときの議論する集団自体を「パネル」というのだそうです。・・なるほど。
専門知識を持った専門家の小集団・・というわけです。

で、もともとはパネルというもの、「壁の一部」や「木や石膏で出来た小片」という意味で、そういうものを貼るという動詞としての意味もあるとのことで、「パネラー( paneler )」というと、パネルを貼る人ってことになってしまう・・・。

私も思わず言ってしまいそうですが、「パネラー」ではなく、「パネリスト」ってシンポジウムの時には呼ばないと“パネル貼りの専門家”になってしまいます( ̄▽ ̄;)

そんなこんなのご紹介と共に、日本人と英米の人たちの文化の違いまでに話は及び、退屈しのぎには良い本かと思いました。
あまり難しいことにまで手を伸ばしていないのが“軽く”感じて良かったのでした。
本日は、私たちが「日常何の疑問もなく使っている英語についての本」のご紹介でした。


【NowPlaying】 You Like Me Too Much / The Beatles ( Rock )

« 杖をつくようになって | トップページ | 今度は『ファイヤーウォール』( Firewall )を見た »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

言葉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: “積ん読”されていた本を読んで見た:

« 杖をつくようになって | トップページ | 今度は『ファイヤーウォール』( Firewall )を見た »

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック