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2014/01/31

船橋の私設ビートルズ資料館を訪れて【3】

念願の私設ビートルズ資料館@船橋訪問記、第3回目です。
今回の写真はビートルズがツアーをして回っていた頃の貴重なポスターやプログラム、チケットなどの展示を写真でご紹介いたします。

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このガラスケースに入っているものはオーストラリアン・ツアーと書かれているのが見て取れます。トランプに四人のビートルズというデザインも良いですね。

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そしてツアー時のチケットやプログラムです。
赤や黄色、青などと、とてもカラフルです。保存状態もいいですねぇ。

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これは、ジョン・F・ケネディ・スタジアムと会場名が入っています。
お値段は4ドル台後半から5ドル後半くらいの相場になっています。
当時のアメリカだとどのくらいの価値だったのでしょうか。

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次はビートルズとファンの交流の様子が見て取れるポスターです。けっこう接近して花束を受け取ったりしています。ファン・クラブの会員との交流なのでしょうか。

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こちらもかなりな“接近度”です。
ポールの方は、我慢できなくなったファンという様相(^^;)です。

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そしてこちらは、耳にはしたことのある「マージービート」「ニュー・ミュージカル・エキスプレス」の実物です。こんな感じなんですね。

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こちらにも「メロディー・メーカー」が・・これも聞いたことはあるけど実物を見たのは初めて・・(゚ー゚*)。oO

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これも初めて見た、「キャッシュボックス」のトップ100と、「ビルボード」のHOT100です。
すごいっ!全米1位から5位まで全部ビートルズ!!ヽ(*´∀`)ノ

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最後は、私も中学生時代から愛読していた日本の「ミュージック・ライフ」です。
1964年頃は、こんな感じだったんですねd(^_^o)
ロゴも私の知っているものとは全然違います。
これを買って当時のファンはビートルズに思いを馳せたんでしょうね。

うれしさのあまり第三弾に突入したビートルズ資料館訪問記、まだ続けたい気分なので、さらに続く・・と、思う。


【Now Playing】 Run For Your Life / The Beatles ( Rock )

2014/01/29

船橋の私設ビートルズ資料館を訪れて【2】

ちょっと間があいてしまいましたが、船橋の私設ビートルズ資料館訪問記第二回目です。
なんと言っても私の目を引いたのはビートルズが唯一日本公演を行ったときの資料です。
ビートルズ後追い世代にとっては、その時その空間がどんなものだったのか・・絶対に感じることが出来ない時間であって、想像する以外にないのですから。

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最初の写真は当時のポスターです。四人の風貌は「ラバーソウル」の頃でしょうか。ちょっと大人っぽくてカッコイイのです。

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そして、次のこの写真が当時のチケット。
マネージャーのプライアン・エプスタインからの強い要望もあって、価格設定はビートルズという超一級の外タレであったにも関わらず安かったのだそうです。若い人たちに見てもらいたいというのが一番だったのかもしれません。

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そして次の写真は、あのビートルズ初来日のときに最も日本国民にとって印象的であったJALのハッピです。
館長の野口さんから「ほぼ当時と同じもの」という紹介がありました。ビートルズが着用していたのは襟元にポケットが付いていたらしいです。

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さらにそのハッピのタグには、「Matsuya」「MADE IN JAPAN」の印が!
まさに“本物”の証でしょう(^-^)
すぐそばに、来日“うん十週年”のレプリカ・ハッピも飾られていましたが、生地が全然違いました。紙のようにペラペラでした。

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次はビートルズが皇室の御前コンサートのときのブログラムと、当時の写真です。なんか青い房までついていて、まさに『ロイヤル』な感じ(゚ー゚*)。oO

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「すごいな、すごいなぁ」と見とれていたら、野口さん、ガラスケースから出してくれて触れさせてくださいましたよ。
ちょっと手がふるえました。

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もちろん、ページを捲っていくと、女王陛下のお姿が!!『ロイヤール(*^^*)』

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今回訪問記第二弾の最後は、「 A Hard Day's Nihgt 」のアルバムジャケットです。
左上は、イギリスのオリジナルジャケット。右上は、当時日本で発売されていたジャケット、映画のワンシーンです。このジャケットは今でもいいなぁと思います。私が所有しているのもこのジャケットのアナログレコードです。
ただし、この写真のアルバム、掛かっている“帯”はジャケットをぐるりと巻いてしまうものではない、当時のレアな半掛け式のものです。噂には聞いていたけれど、見たのは初めてでした。

下段の赤いジャケットはアメリカ仕様でしょうか。アメリカ盤は、サウンド・トラック盤としてビートルズの演奏以外の映画で使われた音楽も入っていて、今年発売の「アメリカ盤ボックスセット」にも入っているらしいのですが・・ポールのニューアルバムや日本コンサートで散財してしまったビートルズファンは財布を木枯らしが吹きぬけていて“とどめ”を刺されたようで・・買えるかなぁ・・という心境です (・_・;

ちょっと間があきましたが、私設ビートルズ資料館訪問記、また続きを書きたいと思っています。そのときはまた見てくださいね。


【Now Playing】 ラジオ・スターの悲劇 / バグルス ( Pops )

2014/01/28

「 Shall we ダンス?/ CONGRATULATIONS 宝塚!!」観劇記

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表題の宝塚歌劇団・雪組・東京公演、既に見ていたのですが、なかなか書けなかった感想を。

ミュージカル「Shall we ダンス?」については、あの周防監督の映画をミュージカル化したものです。初の舞台化となったわけですが、映画で役所広司さんが演じた主役はもちろんトップスターの壮一帆(そう・かずほ)さんが演じ、草刈民代さんが演じたダンサーの役は男役二番手・早霧せいな(さぎり・せいな)さんが演じました。
ということで、トップ娘役の愛加あゆ(まなか・あゆ)さんが演じたのは、主役壮さんの妻でした。

早霧さんが女性役?!と、聞いたときは思いましたが、映画の草刈民代さんの、あの厳しい感じ、男勝りな感じは逆に男役には向いていたのかもしれません。
ものごとをはっきり言いながらも、自らのダンサー人生について悩んでいる様子を早霧さんなりの表現で演じていました。好演でしたよ。

主役のダンスを習い始めたサラリーマン役の壮さんも、まるでこの役が“宛て書き”されているかのように真面目で一所懸命な男を描いていて、最後にダンス教室の仲間が迎えに来たくなるような好人物をうまく演じていました。

その壮さんの妻役、愛加さんは、夫の“浮気”を疑い、探偵事務所に出かけて行ったり、今までの穏やかだった家庭の(夫婦の)危機を感じてどうしたら良いのかわからず気が気でない様子を観客の心をつかみながらうまく演じていました。

そして、壮さんの会社の同僚で同じダンス教室に通う男(映画では竹中直人さんが演じていたちょっと変な人の役)を演じた夢乃聖夏(ゆめの・せいか)さんは、この大チャンスをものにして、ステージで縦横無尽にコミカルな演技を見せ、観客の笑いを二度三度、四度五度(*^^*)と、取りまくり、今回のMVP的な大活躍でした。

さらに大湖せしる(だいご・せしる)さん、鳳翔大(ほうしょう・だい)さん、彩風咲奈(あやかぜ・さきな)さんらのダンススクールの生徒達も、ものすごい個性で舞台をにぎやかに、そして笑いとペーソスも交え、この物語に陰影をつけていました。

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今回は舞台装置に大掛かりな電光スクリーンのようなものを導入し、壮さんが駅で電車を待っていると本物のように電車がホームに滑り込んで来て、ドアが開き、観客席からは「おおぉ~っ!!」と、声が上がっていました。
このスクリーン、ダンス教室の場面などでも使われていましたが、回り舞台で裏側になると、壮さんの家庭になっていたりで、心憎い使われ方をしていました。

全体を見渡しても、映画の各シーンをほとんど踏襲していて、逆に社交ダンスの歴史を冒頭振り返る場面では、宝塚ならではの昔の豪華な貴族の舞踏会を繰り広げて見せたりして、その分映画よりも豪華で煌びやかに見えました。
今回は、宝塚が初めての団体客も多数観劇に来ているということで、非常にわかりやすいこのストーリー、ウケていました。

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ショー「CONGRATULATIONS 宝塚!!」は、宝塚100周年の今年の東京初公演をまさにお祝いするショーでした。

全員で真っ白いコートを着て“コートプレイ”とでも呼べばよいのでしょうか、コートを巧みに操り、素敵なダンスから始まりました。

そして、どのシーンも華やかで圧倒的なショーになっていました。

雪組のショーは、ガンガン歌いまくり、踊りまくっても、決して“尖らない”、たおやかなものになります。
これが雪組の持ち味ではないかと思いました。
ステージ全体の印象も“しっとり”とした感じがして、宝塚のショーの良さが如実にあらわれるのがこの組の良いところです。

客席降りも二回有り、お客さんは大興奮、私も一階席の一番奥にいたのに、走り寄ってきた組子の方と勢いに乗り“ハイタッチ”してしまいました。

ショーは最後まで勢いの衰えるところなく、素晴らしい出来で終了しました。
終わったあとのロビーでの「初めて見たけど、宝塚やるじゃんっ!今すぐにでももう一度見たいよぉ!」(^-^)といううれしい感想も聞こえてきました。
今回の雪組、とても良かったです。

最後に、この公演で夢華あみ(ゆめか・あみ)さんが退団します。
デビューでいきなりロミオとジュリエットの主演、ジュリエットを射止めてしまったりして、いろいろなことがあったでしょう。
今回は、壮さんが銀橋で踊っているときに、一人ステージで踊ったり、彩風咲奈さんと銀橋で歌い踊るシーン、さらに未涼亜希(みすす・あき)さんとやはり銀橋でしっとりとしたシーンをもらい、その他の場面でも娘役のセンター位置にいることが多くなっていました。
その歌唱力には定評が有り、まだまだ惜しい娘役でした。
千葉市出身ということもあって、影ながら応援していましたが、私としてはとても残念です。
夢華さん、また次の夢を見つけて華を咲かせてください。


【Now Playing】 It's All Too Much / The Beatles ( Rock )

2014/01/27

ゼロ・グラビティ( GRAVITY )について

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映画『ゼロ・グラビティ( GRAVITY )』を既に見ていたのでこのブログにも感想を書いておこうと思います。
監督:アルフォンソ・キュアロン、主演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニーです。

ストーリーは簡単に言うと、宇宙空間で通信システムの修理作業中に、他国が不要となった衛星を破壊し、その破片が猛スピードでその作業中の衛星に向かってくるという情報が地球から来て、その通りやって来た凶器となった破片に襲われ、命綱も絶たれ宇宙空間に漂ってしまい・・・どうやって地球に生還するか、という話なのですが、単なる生還話になっていないところがこの作品の一番の見どころとなっています。

さっきまでは地球の人類の一人として世界と、社会とつながっていた主人公は突然自己の世界に入り込みます。その極度の孤独感を映画館で共有するのですが、・・怖い。
そんな状況となった人は、自分と真っ正面から向き合わなければならなくなるのですね。
恐怖のどん底に突き落とされたサンドラ・ブロックにその後もう一人宇宙空間で生き残ったジョージ・クルーニーが現われて必死の帰還を試みるのですが、その間もサンドラ・ブロックの心の中は、物理的帰還と自分の生きてきた過去に対する疑問も難題として浮かび上がってきます。

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信じられないような宇宙空間の映像と、無重力状態の表現という映像的な素晴らしさも群を抜いていました。
広大な宇宙とそれに比して極小である人の心がその映像と共にくっきりと表現されていて、良い映画だと思いました。

ラスト、地球に帰ってきたときも着水したところから陸上に這うようにして戻り、立ち上がるのですが・・そのなんとも言えない表情、自分はいったい何者なのか、と言う感じでたたずむわけですが、そこで見ているこちら側も自らを俯瞰するような気持ちになるのでした。

もうそろそろ上映期間も終わってしまうかもしれませんが、お勧めの映画でした。時間も簡潔に90分程度というのも良いと思いました。だらだらと2時間以上やられると集中力も切れてしまいますし・・d(^_^o)


【Now Playing】 Penny Lane / The Beatles ( Rock )

2014/01/26

小手毬るいさんの「好き、だからこそ」読んだ

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『好き、だからこそ/小手毬るい著(新潮文庫)』を読みました。
例によってブックオフで105円です(*^^*)

物語は、両親を事故で失い叔父夫婦の世話になり、親身になってくれる画廊の主人のところに19歳から勤め始めた女性の話から始まります。
そこからは、ほのかに優しい恋心から、嵐のような激しい恋愛、後悔や、裏切り、諦め、など・・・泣いたり笑ったり、死にたくなったり、読んでいるこちらも「どうすればいいんだ」と、思わず口にするようなものでした。

五つの章から成り立っているのですが、主役が変わり、いわゆるスピンオフ的にそれぞれの登場人物の物語が明らかになり、全体でひとつの人生(恋愛)物語になっているのです。

主人公は、この人しかいないと思い結婚したのに夫の浮気(本気?)で別れてしまい、その夫の浮気相手の物語もあるわけで、人それぞれにそれぞれが哀しい物語を背負っている、そんな展開のこの本は主人公中心にだけ見た世界ではないので、生き物のようにうごめく世の中全体を感じることになって、読んでいるこちらは茫然とするのです。

主人公の女性が、離婚後長い年月を経て再婚する相手の亡くなった妻の物語も含まれているのですが、それがまた意外な展開で驚いたり、ラストの急展開で、せっかくアメリカに行き、夫と穏やかな生活をしているところにまた最初の夫の、意外過ぎる関係の人物が現われる場面に至っては、心を鷲づかみにされてぐいぐいと引きずり込まれるような印象を受けました。

驚きのラストシーンで運命の行く末の不安と希望が一緒になってフェイドアウトするのですが、もうそこで涙が・・・。


また小手毬さんに“手玉に取られ”て…σ(^_^;)読了いたしました。


【Now Playing】 日曜喫茶室 / 柳家三三他 ( NHK-FM )

2014/01/25

船橋の私設ビートルズ資料館を訪れて【1】

facebookでは、すでに私が先週、船橋にある私設ビートルズ資料館を訪ねたことをご報告しておりました。
このブログでもいろいろとその時のことを何回かに分けてご紹介したいと思います。

見学は、この資料館を運営されている野口淳さんにより温かい雰囲気の中、させていただきました。ほんとうに“家族的”で、緊張していた私にはとてもうれしいものでした。

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最初の写真は、左側が、まだアメリカでメジャーではなかったビートルズのレコードを出した「VeeJay」というレーベルから出た、謂わばビートルズのアメリカデビュー盤といっても良い「 introducing THE BEATLES 」です。
そして、右側のアルバムが日本でも有名なビートルズのアメリカ・メジャーデビューアルバム「 MEET THE BEATLES ! 」です。もちろんオリジナルの本物!(*^^*)

見学の前半は、野口さんの説明付きで様々な資料を拝見したのですが、そちらは次回以降ご紹介いたします。
今回のブログでは後半にレコード試聴とDVD視聴した体験について、衝撃だったのでご紹介しようと思います。

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レコードの試聴については、日本盤と英国オリジナル盤の比較をしながら進められました。
野口さんのおっしゃるには、一部の日本盤については、発売を間に合わせるために、既に発売されていたアメリカ盤を使用して作製されたものもあるかもしれないとのことでした。・・知らなかったなぁ。

聞き比べれば“一聴瞭然”、英国オリジナル盤(モノ)は、圧倒的でした。
高音も低音もグングン、グリグリ、ガンガン(^_^;)圧力を掛けて迫ってくるような印象でした。
私もほとんど日本盤ばかりですが、全てのアルバム、また一部シングルを所有しております。でも、こんな音で聞いたビートルズは初めてでした。

また、久しぶりにアナログの音を聞いたせいもあるかもしれませんが、CD音源とは全くの別世界という感じがします。ビートルズのアナログの世界は彼等が目指していた迫力あるロックサウンドを具現化しているのではないでしょうか。私も考えをあらたにしました。

特にビートルズ後半のエンジニアを務めたジェフ・エメリックの本にも書かれていた「ペーパーバック・ライター」のシングル盤の音は、ベースはもちろん、ギターも過激な録音で、野口さんもおっしゃっていましたが、当時の小さなポータブルプレイヤーなどでは針が飛んでしまったのではないでしょうか。
それに、ポールのボーカルの臨場感も、事前に聞いた日本盤もなかなか健闘はしていたものの、英国盤は“そこにいるポール”みたいな印象でした。すごいっ!

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そしてDVDですが、ご覧になったことがある方もいらっしゃると思います、ワシントンDCのステージ周囲が全て観客席になっているところでのアメリカデビュー演奏です。
以前に私もちょっと荒れた画像のフィルムなどをDVD化したものを見ているのですが、こちらはかなりクリアな画像と録音です。
で、野口さんに視聴後感想を求められて、思わず「いいバンドですね(゚ー゚*)。oO」と申し上げました。見学をご一緒していたMさんも「同感です」とおっしゃっていただけたのですが、彼等の“息の合った”演奏に驚きました。

おそらくあの状態では自分たちの音も良く聞こえていないでしょう。でも、ジョン、ポール、ジョージが一緒に肩を同じタイミングで揺すって必死というよりは、ある意味“貫禄”を見せた演奏をしていました。ダテに下積みしていたわけではないのです。
I saw her standing there をポールが歌っていて、コーラスの部分になると、よおしっ!って感じでジョンがポールが歌っているマイクに向かうところなどはふるえがきました。

また、This Boy で三人がひとつのマイクであのコーラスを繰り広げるのですが、あの歓声というよりも轟音の中、律儀に“ハモる”三人と、うしろでドンピシャのタイミングでハイハットのリズムを刻むリンゴにも驚愕しました。
どんな環境でも四人は最高のバンドとして演奏しているのです。

特にリンゴのドラムセットは中華料理屋のテーブルみたいに回転して、どちらに向けても演奏できるようになっているのですが、もう“ぐらぐら”で劣悪な状態なのに気にもせずパワフルかつ素晴らしいピッチのビートを叩き込んでいました。

レコードも画像も呆然とするくらいに驚いて見聞きし、とても素敵な経験をさせていただきました。
次回、このブログでは展示されていた資料についてふれていきたいと思います。
ビートルズファンはお楽しみにd(^_^o)


【Now Playing】 Devil In Her Heart / The Beatles ( Rock )

2014/01/24

出かけた先で見つけた「コミュニティデザイン」の本

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『コミュニティデザインの時代/山崎亮著(中公新書)』を読みました。
初めて歩く街で“町の本屋”さんを見かけると大抵は入ってしまう私ですが、船橋のときわ書房(侮れない品揃えと豊富でマニアックなジャンルがあった)で見つけ、仕事上も興味があったので購入し、読んでみました。

著者は、元々は建築、公園の設計に携わっていたのですが、やがて「地域の課題を地域に住む人たちが解決し、一人ひとりが豊かに生きるためのコミュニティデザイン(この言葉自体に馴染みがないけど)」について開拓、実践してきた方です。

まちづくりのワークショップ、市民参加型のパークマネージメントなど50以上のプロジェクトに取り組んできた著者の経験談は、特に地元の方達との最初の出会いからプロジェクトを進めていく段階での付き合い方まで、さまざまなエピソードも含めて紹介されていて、通り一遍のテキスト的な書き方になっていないのがとても読みやすく感じました。

特に印象に残ったのが、減少傾向に突入した日本の人口というものは、歴史の全体的なスパンでいうと、現在の1億を超える状態はわずかここ200年の間に起こった出来事であって、仮説として3,500万人~4,000万人程度が日本にちょうど良い人口なのでは、と言っていることでした。

なので、著者が注目しているのは、すでに未来の日本の状態に突入している島根や中山間離島地域などの地域です。「“アドバンテージ”を持っている」とか、「先進地域」などと呼んで、実際にその地域での仕事に日本の未来をなぞらえているのです。
もう一つは、コミュニティづくりの成果として経済的に豊かになったり、かつての賑わいを取り戻す、というようなことを結局求めてしまうことにも「それはちょっとちがう」と言っているのです。
コミュニティづくりによって、そこに住む人、その町が生き生きとすることが一番の目的だと言うのですが、私も現在そう感じているのです。

また、「コミュニティ」について、『地縁型コミュニティ』と『テーマ型コミュニティ』に大きく分けて考えていることにも注目しました。
“地縁型”というのは従来の町内自治会や商店街組合、老人クラブ、婦人会、子供会などのかつては屋外空間でさまざまな活動を展開していたもの、もう一つは“テーマ型”といって、同じテーマに興味を持つ人たちのつながりです。福祉や環境、趣味などのテーマに応じて集まる人たちがつくるコミュニティです。
テーマ型コミュニティの関わる仕組みをつくることによって公園などの屋外空間に来園者を誘ったりする例も示されていますが、地縁型のコミュニティ活動だけを期待していると活動主体が減少して(まさに今がその状態)しまい、まちの屋外空間とテーマ型コミュニティをどのように組み合わせるかが人口減少のまちにとって大切な視点となる・・とおっしゃっています。
もちろん、そこで地縁型コミュニティの役割も見直されてくるのだと思います。

この本を読んでいるうちに、今自分がやっている仕事についても、今まで曖昧なイメージだったものが、徐々に実体として浮かび上がってきたような気がしました。

この本には、実際のコミュニティデザインの方法を四段階に分けて説明したり、その際のファシリテーションや、自治体職員との付き合い方(^^;)まで書かれています。

興味を持たれる方は多いと思いますし、まだ30代くらいの若い方にもおすすめしたい本です。
未来の私たちの地域について考えてみるチャンスになると思います。


【Now Playing】 As Long As I Live / Barbara Lea ( Jazz )

2014/01/23

やっと読んだ「下町ロケット」

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『下町ロケット/池井戸潤著(小学館文庫)』を文庫化されるまで待って(^^;)読みました。だって他の池井戸作品、全部文庫で読んで、本屋さんでハードカバーを見るとそれらと比べると高く感じてどうしても手が出なかったんです。

当時、直木賞受賞作品としてベストセラー、きっと既に本好きの皆さんはとっくに読んでいるかとは思いますが、・・・良かったぁ~(*゚▽゚)ノ
下町の工場の話ではあるけれども、主人公は宇宙科学開発機構の研究員、冒頭のロケット発射失敗のシーンから一転して父の町工場の跡を継ぎ、そこでも前職で培った技術・研究を生かしてそこそこの業績を上げるのですが・・・。

取得していた特許の穴を突かれ、パクった側から訴訟を起こされたり、ロケット開発を国から受託している巨大企業からの圧迫、さらにそれらの企業の中にいるブラックな人達からの悪辣な罠が次から次へと仕掛けられ、ハラハラドキドキしながらもぎりぎり土俵際の逆転でかわすという・・“半沢直樹”でお馴染みの著者の痛快なストーリー展開に、わかっちゃいるけど“乗って”しまいました。

半沢・・でも、銀行内部の様子などが見てきたように詳しく書かれていましたが、こちらでもロケットエンジンのバルブの細かな技術的記述がいやが上にも臨場感を増して、経営を取るか、技術にかける夢を取るかなどで工場の社員間の葛藤も描かれ、人間ドラマ的にも面白い作品でした。

さらに主人公の別れた妻や、家族などとの関係での悩みなどもドラマとして加わり、ただの町工場の成功物語などではありませんでした。

やっぱり読んで良かった池井戸作品、(#^.^#)まだ読んでいない人は、せっかく文庫化もされたので読んでみては?!


【Now Playing】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2014/01/18

ラジオ深夜便で聞いた「 Can You Dream ? 」

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NHKのラジオ深夜便で昨夜、表題のエッセイが朗読されるコーナーがありました。
朗読は、NHK大阪放送局の杉浦圭子アナウンサー。
著者は、植田景子先生。宝塚歌劇団初の女性演出家です。
先生のこの作品の感想については、このブログでご紹介したこともあるのですが、昨夜の放送を聞いてあらためてご紹介しようと思います。

著者・植田景子先生は、募集してもいない女性の演出家に応募?し、「募集していない」と断られても何年も勝手に応募し、遂に宝塚初の女性脚本・演出家としてデビューし、現在も大活躍されています。

母親から8~9才の頃に「この子は“グレる”んじゃないか」と心配されていた景子先生ですが、宝塚の舞台に出会ってその素晴らしさに驚き、観客の側ではなくて、自分が舞台に関わる人間になりたいと思い、演出家として採用されたときに、母親から「生きていてよかった」と言われた部分も冒頭に読まれました。
その頃から景子先生の「夢をあきらめない」というキーワードが生まれていたのだと思います。

やがて二十世紀最後の宝塚作品として先生の「ルートヴィヒⅡ世」が採用され、それが先生の最初の大劇場作品となったのだそうです。

その時のエピソードもこのエッセイに書かれているのですが、ルートヴィヒ・・を演じた当時のトップスター「愛華みれ」さんを楽屋口で待っていた女子高生がいて、どうみても宝塚ファンらしからぬ様子だったようですが、たまたまこの作品を劇場で観る機会があったらしいのです。

愛華さんに手渡された手紙、そこには「この舞台を見て、孤独なのは自分だけじゃないと思った。自殺を考えたこともあったけれど、思いとどまって生きて行こうと思います。」と書かれていたとのこと・・。この話を愛華さんから聞いた景子先生はとてもうれしかったと、このエピソードを紹介しています。
景子先生の作品には、必ず強いテーマが感じられ、そのルートヴィヒ・・では、人は皆、孤独だけれども、でも生きて行く価値がある、そんなことが書かれていたのではないでしょうか。

景子先生は、「夢に生きられるのは幸せ」でも、「とてつもない力がいる」そして、「夢の世界を維持するには、ひとり一人、戦いもあれば試練もある・・だからやがて夢が光り輝く」とおっしゃっています。
私もこの本を読んだときの自分の気持ちをもう一度思い出してみようとあらためて思いました。

夢を仕事としたときに夢の意味を教えられた。今は夢を紡いでいくことが私の仕事、命以上に大切な私の人生の宝物・・それが宝塚だと結んでいました。


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前にも書きましたが、この本を泣きながら読んで、読後すぐに景子先生に感想と、その感動に“お礼”の手紙を書きました。歌劇団宛に送ったその手紙は景子先生の手に渡り、その年のクリスマスイブには景子先生からの「クリスマス・カード」が届きました。最高のイブになりました。

“夢をあきらめない”植田景子先生の作品は、今年は東京宝塚劇場で、9月5日(金)~10月5日(日)Musical『The Lost Glory ―美しき幻影― 』作・演出/植田 景子ということで観ることができます。
ぜひ、日比谷まで足をお運びください。・・って、まるで劇団関係者みたい…σ(^_^;)


【Now Playing】 Once In A While / George Wein ( Jazz )

2014/01/17

何かが“降りてくる”・・(*゚▽゚)

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実はfacebookの方では、このブログにアップしているもの以外に新調したデジカメ「オリンパス・PEN」で撮った写真を次から次へとアップしています。

このブログの文章もそうなのですが、気づいたときにはもう書き終わっている・・そんな状態。写真の方も気づいたら撮っていた、そんな感じなのです。

よく、「ブログにあんな長文よく書くねえ・・。」とか、「ひと晩中かけて書いてるの」とか、言われるのですが、実はほんの10分くらいで写真も含めアップしているのです。
自分でも気づいたら書き終わっているので、・・・まさに、何かが“降りてくる”状態ですd(^_^o)

写真の方も、カメラさえ首にぶら下げていれば、意識せずどんどん被写体に吸い寄せられるのです。
気づくと撮り終えている状態(^_^;)


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ブログの方でも、新しいカメラPENで撮った写真をアップしていこうかな、と思っています。
掲載写真は、facebookにアップしたものとは異なる割と“大人しい”バージョンの写真をアップいたしました。

強烈な効果を使った写真も多々facebookではアップしているのですが、そういうのはこのブログでは徐々にアップしていきたいと思います。・・・びっくりしないでね(^^;)


【Now Playing】 Ande / Louis Smith ( Jazz )

2014/01/13

『利休にたずねよ』今度は映画を見た

前回、この物語の小説についてご紹介いたしましたが、熱の冷めぬ内に映画を見てみました。
原作:山本兼一、監督:田中光敏、脚本:小松江里子、タイトルはそのままに『利休にたずねよ』です。

あの500頁に及ぶ長編の大作にどう挑んでいたのか、とても興味深く見ました。
小説中の個々のエピソードを網羅せずとも、また取り上げたものについても、そのまま再現はしなくとも、利休の美への追求は精緻に描かれていました。
私が小説を読んだときに描いていた光景がデジャビュでも見ているかの如く再現されているようで驚きました。

配役もなかなかのもので、ズレているような人はいませんでした。
特に亡くなった海老蔵さんのお父さん、團十郎さんが演じた武野紹鴎との共演にはふるえがくるようでした。
海老蔵さんの利休は、監督が最初からこの人と決めていたようで、まったく違和感のない印象でした。美を求め、美を畏れ、生死の境でそれを具現化しているかのような利休は、はまり役だと思いました。

その利休の妻・宗恩を演じた中谷美紀さんも名演でした。小説の宗恩よりも厳しさをました感じでしたが、真っ白い着物と雪の中のたたずまいがよく似合いました。
そして、利休切腹のあとの緑釉のかかった香合の扱いは・・驚きの小説とは正反対の「結末(・・と言ってよいでしょう)」でした。

高麗の女を演じたクララさん、細川ガラシャを演じた黒谷友香さんも好演。
若き利休が通い詰めた置屋の女将、たえを演じた大谷直子さんはまさに貫禄の演技でこの映画を締めました。

北政所を演じた檀れいさん、ふだんの発泡酒のCMは宝塚時代の彼女からすると、どうにも似合わないと思っていたのですが、このような秀吉の正妻で他を寄せ付けぬ骨太で華やかな姿こそが彼女の持ち味です。存分に彼女らしさを発揮していました。星組時代に宝塚版アイーダに出演し、恋敵を生き埋めにして高笑いする彼女を思いだしました。適役でした。

信長の伊勢谷友介さん、秀吉の大森南朋さんも、小説から受ける印象とはやや異なっていましたが、見事な演じ切り方だと思いました。


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映像的にもとても楽しめましたが、私がふと感じたのは、写真の千数百の人々を集め、全国の茶人を集めた茶会で、利休の所に行列が出来、そこに秀吉が割って入り、「茶を飲ませよ」と言うシーンでした。
写真のとおりものすごく華やかなシーンなのに、中心の利休の座している処だけまるで葬式のようです。映像としても心情としても不思議で微妙な場面なのですが、どこかで見たことがあるような気がすると思ったのです。

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そう、ビートルズのサージェントペパーズのジャケットです。
そこには、世界中の有名人、各界の名士などが一堂に集まり、なんと過去のビートルズ達までもが極彩色の衣装を着たビートルズ自らを見守るように立っていて、まるで・・華やかな・・葬儀のように私はいつも感じていたのです。

アルバムの内容も、極彩色・満艦飾の音色なのに、シングルになりそうな曲はひとつもなく、音痴な歌手、大事に育てた娘に駆け落ちされた老夫婦、怖ろしげなサーカスの呼び込み、延々と続くインド音楽、ボートに乗って川を漕ぎ出すと、セロファンの花が咲き新聞紙で出来たタクシーの中からガラスのネクタイをしたポーターが現われる、鶏が鳴き動物達がもんどり打って走り抜けると人生の一日を振り返る人・・などと、なにか寂しいような印象の世界が繰り広げられます。

思わず、ビートルズの音楽は、美を求め、行き着く先は“侘び寂び”か!と時間と場所がフラッシュバックするような感覚に陥りました。

一気に小説と映画を味わいましたが、いいものに出会ったと心が満たされた数日でした。


【Now Playing】 チャイニーズ・ベルフラワー / GONTITI ( Guitar )

2014/01/12

『利休にたずねよ』を読了・・人生に残る作品でした

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映画化されたことによって話題となった『利休にたずねよ/山本兼一著(PHP文芸文庫)』を読みました。まだ映画は見ておりませんが、その前にと思って読みました。
実はこの本、ブックオフで見かけ、立ち読みした瞬間より手から離すことができなくなってしまいました。立ち読みしただけで“くらくら”するくらいの匂い立つような文に惹かれました。

掲載写真は、この文庫本が映画化に伴ってさらに上にカバーをかけたもので、実際には二枚目の写真のようなカバーがさらに下に控えていました。


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『「ただ茶を喫するだけのために人が集い、同じ美を賞翫(しょうがん)する。その場に居合わせることのしあわせ。一座をつくることのこころよさ。」・・・こんなおもしろい人と人との愉しみがほかにあるとは思えない』、これに尽きる「茶の湯」という世界、日本人特有の世界が利休の人生と共にあまりにも美しく静かな文体で描かれ、ただその心地よさに身をまかせるほかありませんでした。

そして利休が懐に忍ばせる緑釉(りょくゆう)の香合に纏わる、利休の佗茶に隠された「美」そのものの秘密・・謎の高麗の女人との物語は小説では最後に語られていました。映画ではどうなっているのか・・・。

秀吉との茶室での互いに「美」にかけた生き方そのもののやり取りや、その場の設えと、静謐さと隠微の混じり合った空気は、ただもう息を呑むばかりでした。

利休切腹の前日から遡っていく物語の、それぞれエピソードの中で語られる利休が生けた花、素朴だが趣向を凝らした料理、茶、室・庭の様子などをただ見とれるように読むだけでもこの本を読むことの悦びがあります。
しかも、文体が簡素かつ鮮やかで、水が喉に沁みるように心に残っていきます。

良い作品でした。まだ映画はやっているはず・・・。


【Now Playing】 Sunspot / Horace Parlan ( Jazz )

2014/01/11

レコード・CDリストに驚き!!

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職場の上司が私の部屋にやってきて手渡してくれたリスト。
所有しているレコードやCDなどの「音源リスト」です。
それがまあ驚きました。
写真のような感じでジャンル、プレイヤー、タイトルが整理されているのですが、量もすごいのですが、例えばジャズでいっても、キャノンボール・アダレイだけでも数十枚のアルバムが記載されていて、とても私の保有するものなど足下にも及びません。
実に40頁以上!

それに、見ていると一般的に有名なアーティスト名もたくさんあるにはあるのですが、非常にディープでコアなところが随所に見られ、ご本人にも申し上げたのですが、「これを見ているだけで“ご飯三杯”は食べられる」(*´▽`)、そんな内容でした。

友人の部屋に行き、本棚を見るときの楽しみに似て、その人を形作ってきた何かが見えてくるような気がします。

ああ、若い頃はこんな音楽に“はまって”いたんだ、えっ、こういうの聞いていたんだ。今までに話をすればよかったなぁ、などと様々な思いがよぎりました。

私が驚いたり、喜んだりしていたら、それを見た私よりも若い職場の者も翌日に同様のリストを作って(*^^*)持ってきてくれました。

そちらはそちらで、とてもその年齢とは思えない懐かしいロック・ミュージシャンが居並んでいて、やはりたいへん驚きました。

人の所有するレコード・リスト。これは魅力あるものですねぇd(^_^o)
私はリスト化しておりませんが、やったらどんなものになるのだろう・・などと思いましたが、膨大な作業になるので・・やめときます(^^;)


【Now Playing】 April In Paris / Thad Jones ( Jazz )

2014/01/07

年末も年始もない・・猫はいい

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この写真は我が家の猫の若い方、「マロン」さんです。
この人の姿勢は一貫していて、素晴らしい!
常に基本は“寝る”ですd(^_^o)

年末も年始も普段も変わらず、眠いときは寝る!!
これが一番でしょう。

もう一匹の年長さん、「サンド」さんは割と気をつかって、私が物音を立てるとタタタタっとやって来てスリスリするなど愛想を振りまきます。
けっこう神経質なサンドは、それはそれで可愛い(^^;)

二匹とも、「今年も色々面白い話題を提供してくれ」と、家族の潤滑油としての役割を期待しているのです。


【Now Playing】 La Vie En Rose / Earl Brooks ( Instrumental Music )


2014/01/06

矢沢透さん(アリスのドラム)の話はすごい!

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たまたま有線放送(今は無線となりUSENと呼ぶ)で聞いたのですが、[I-51]チャンネルでやっている『昭和ちゃんねる』にアリスのドラマー、矢沢透さんが出演していて、インタビュアーはゴダイゴのタケカワユキヒデさんという豪華な組み合わせなのですが、何と4時間のインタビュー番組が放送されていました。

兄の影響でブラスバンドに入り、これも兄の影響でジャズを聞き、スネアを叩いてトランペットの友達と11キロの道のりを自転車で出かけて練習可能な静岡の駿府公園で練習した思い出を語り、その友達がプロのジャズバンドの“坊や”募集に応募し、それについて行った矢沢さんが16~17歳でプロのドラマーにその場で決定してしまう・・という話から始まりました。

まだ中学を卒業したばかりなのに、ヒルトンホテルのスターヒル・クラブで午後の6時頃から12時までのステージを交代のドラマーで過ごすのです。
ヒルトンホテルはもちろんビートルズが来日時に宿泊したホテルであり、スターヒル・クラブは、ビートルズが日本公演中に幻の“クラブでのナイトライブ”を行った所なのです。

バンドマンの世界では“引っ張り”・・バンドマン用語で“パリヒー”、要するに引き抜きされて、その後もキャバレーなどでドラムを叩いてきたとのことです。

そこで一緒のバンドだったエンディー山口というギタリストが、ある日別のバンドに引き抜かれたからオレはそっちに行くからと言ったバンドが「ピンキーとキラーズ」であったりとか、驚きの話がどんどん続くのです。

矢沢さんのドラムの勉強は、米軍のFEN放送を聞いて、それをその場で耳でコピーしていいフレーズをいただくという、私の世代でやっとわかるような話でした。

矢沢さん、芝居もやっていて、くるま団吉(当時は“タンクだんきち”と言ったそう)さんの劇団にもいたとのこと。荻窪のくるまさんの家にタダで住ませてもらって、借金もして、それを返したのが2001年だったなんて話も飛び出しました。

ディスコの店員もやっているし、ザ・ピーナッツのドラムもやったし、布施明さんのレコードでもドラムを叩いていたのだそうです。
ピーナッツの「恋のフーガ」や、布施明さんの「そっとおやすみ」などの頃だそうです。知らなかったなあ。

ジローズでもドラムを叩き、そのときの前座だったオフコースのアルバムでも1枚目と3枚目でドラムを叩いているそうです。次から次へと知らなかったことが飛び出しました。

高校生だった大金持ちのお坊ちゃま「桑名将大」さんとセッションしたこともあり、そのドラムに感服した桑名さんが住むところに困っていた矢沢さんに自宅の離れに住んでくださいというくだりもありました。高校生なのに、家を貸しちゃうという・・さすがです。

ここまででもアリスに入るまでのほんの一時期ということで、アリスになるところまでいくと大変な(^^;)大長編になってしまいます。
もちろん、矢沢さんはアリスに入る時点では、すでに“ひとかど”のドラマーだったわけです。つのだ☆ひろさんを「つのだ君」と番組中でも呼んでいました(*^^*)
谷村さんからは、リッチーヘブンスみたいなことをやりたいと言われ、矢沢さんもすっかり乗り気で、当初はドラムを捨て、コンガを叩いていたという話も出てくるのですが、・・・誰かこの矢沢さんの「超おもしろ話」を本にしてくれないですかねd(^_^o)
ほんとうにここに書いたのは矢沢さんのお話の氷山の一角です。
「矢沢透物語」がいつの日か出版されることを願って本日のブログは終了いたします。


【Now Playing】 冬の稲妻 / アリス ( J-Pop )

2014/01/05

「へぎ蕎麦」の話

最近テレビのBSで片岡鶴太郎さんが都内だけでなく、様々な地域に脚を伸ばして蕎麦を食べる番組を見ました。

私が見た回は、新潟に出かけてのロケでしたが、番組で取り上げたのが、表題の「へぎ蕎麦」でした。

思い出したのが、2009年、仕事で新潟に行った際に、現地で用意していただいお昼が「へぎ蕎麦」のお店だったのです。
その時はただ「うまい、うまい」と食べ、入れ物と蕎麦の置き方が変わっているね」くらいの感想で、結局、皆でワイワイと店を出たことばかりが記憶に残っているのです。

でも、この番組で知ったのですが、「へぎ蕎麦」っていろいろと謂われがあって、それが守られているものなんですね。


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当時の写真をパソコン内から探し出してみました。あったあった、「へぎ蕎麦」の写真。
へぎ蕎麦は、機織りが地場産業だったこの地の名物的な蕎麦なのですが、織物の緯糸(よこいと)をピンと張るために布海苔を使っていたとのことで、その布海苔を蕎麦の“つなぎ”に使って、この地の特色を出そうとした・・あるいはつなぎとして容易に手に入れることができて、たくさんあったものを利用したのかもしれません。
しかも番組内で蕎麦を打つところを見せてくれたのですが、水は一切使わず、布海苔だけで蕎麦を打つのです。だから、海藻の緑が蕎麦の色に反映されているのですね。あのとき、どうして蕎麦の色などに気づかなかったのだろうと反省いたしました。
風味だって、通常の蕎麦とはちがう、布海苔独特のものがあったはずです。


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「へぎ」というのは、「剥ぐ=はぐ=へぐ」のなまりで、木を剥いだ板を折敷にしたもののことだそうで、「へぎ」という器に盛られたそばのことを「へぎ蕎麦」とい言うのだそうで、そう言えばその時新潟市の方からそんなことを教わったような記憶もあります。

独特の盛り方、「手ぐり」は布海苔をつなぎに使った滑らかな蕎麦でなければ、美しく盛り付られないそうです。
織りの目に模した並べ方も織り文化の美的感覚・感性から生まれたものだと聞いて唸りました。

布海苔のつなぎ、手ぐりなど他では見かけない「へぎ蕎麦」は長きに渡る織物文化と蕎麦の食文化が融合して生まれた・・・ということで、あのときもっと新潟市の方から深く教わればよかったなぁ、と今更ながらに思ったので、今回のブログに書いてみたのです。

新潟市は食育にも力を入れていて、それについても後年施設見学をさせていただいたのですが、上記のような文化的な背景があったのだな、と納得した次第です。

番組内では、山葵の他に辛子(当時は新潟に山葵の産地が無かったから・・と番組の中で老舗の社長がおっしゃっていました)、ごまなども薬味にしていたと説明されていましたが、たしかに私の撮った当時の写真にも辛子が映っています(^-^)

ああ、蕎麦が食べたくなってきた(^^;)まだまだ日本には色々な蕎麦が存在しているのでしょうね。番組を見ていて、旅行に出かけることがあったら蕎麦屋に寄ってみようと思ったのでした。


【Now Playing】 Hi-Fly / Horace Parlan ( Jazz )

2014/01/04

『居酒屋百名山』を読んだ

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『居酒屋百名山/太田和彦著(新潮文庫)』を読みました。読んだというか、味わったという感じでしょうか。
前にもこの著者の「超・居酒屋入門」について読後感を書きましたが、今回も素晴らしかった・・感動してしまいました。

日本全国至る所に著者の“いきつけ”の居酒屋があり、馴染みになっている、そんな感じです。
銘酒を取り揃え、肴も土地の新鮮な魚介類などを美味しく食べさせてくれるお店を紹介しているのですが、それだけではありません。

その土地のその界隈の様子、店のたたずまい、店内の様子、お客さん達がその店に居る存在の仕方、さらに何よりも店主とその家族の様子も伝えられ、いい話がたくさん盛り込まれていて思わず、ほっ、とか、にこっ、とか読んでいて表情がゆるんでしまうのです。

実は読んでいて気になったのが、気仙沼の「福よし」というお店のところでした。著者が訪ねたのは震災以前、しかも文面には港町であり、海からほど近いところにその店は存在していて、内容を見るとそのまま修正したあとが無かったのです。

でも、著者のあとがきを読んでわかるのですが、著者は震災後この本に載った店をひとつひとつ訪ね歩いて安否を確認しています。
しかし、この「福よし」だけは消息がつかめず、その後一関で呑んでいると、その一関の居酒屋に全て流されたあと店の再開のために著者の書いた居酒屋などを勉強のため回っていた店主が声を掛けてきて、再会することになるのです。
その後「福よし」は再開。
著者の太田さんは、内容をいったん書き直そうとするのですが、港町の様子を書いたその時点の様子を残した方が気仙沼の良き姿を記すことになると判断してそのまま掲載されていたのです。
・・もう、私、そのくだりを読んでいるだけで(T_T)・・涙がこぼれ落ちました。
ほんとうに良い本でした。


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それから、以前、私が仕事で松江に行ったときに松江の新大橋を渡ったところで見つけた「やまいち」も百名山のひとつとして掲載されていてうれしくなりました。とてもよいお店だったのです。

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次から次へと入ってくるお客さんは、ほとんど地元の方ばかりのようで、つまり、美味しいことがわかっているから来ているのだろうと期待しました。


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お店のおすすめで、「トビウオの刺身」と「しめ鯖」をいただいてみました。

トビウオの刺身なんて、千葉では絶対に食べられないものです。
そして、それが美味しかった・・。新鮮さがものをいう驚きの美味しさでした。


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しめ鯖も同様、今まで食べていたしめ鯖とは完全に別物でした。これがほんとうのしめ鯖なのだと感心したのでした。


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最後にいただいた宍道湖のしじみ汁も涙が出るくらいのうれしい美味しさでした。つぶの大きなしじみの旨さが汁いっぱい、そしてお腹いっぱいに広がりました。

・・おっと、私の思い出に話がそれてしまいました。
太田和彦さんの「居酒屋百名山」は私の居酒屋バイブルであると共に、心のバイブルになりそうです。


【Now Playing】 A Night At Tony's / Art Farmer ( Jazz )

2014/01/02

三が日も静かに過ぎてゆく

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元旦のブログにも書きましたが、今年は昨年の私事もあって静かに新年二日目も時が過ぎて行きました。
昨年は、脚腰の怪我でほとんど年の後半は満足に歩くことが出来ず、痛みとの戦いでした。
今年は何とか良い状態で様々なことに動きたいと思っています。

仕事の方も年度内にまだまだ大きなものが控えていますが、今までの経験を生かしつつ成果を得たいと思っているところです。

このブログについては、ここほんの一、二年でアクセス数が増大し、それに伴って神経を使うようなことにも遭遇しましたが、せっかくたくさんの方が毎日見てくださって(しかも、その日のトップページだけでなく数十分掛けて過去の掲載記事を見てくださる方が多い※アクセス解析による)いるので、今までにも増して心を込めて書いて行きたいと思っています。

特に圧倒的なアクセス数の「宝塚関係」、そしてその次にアクセスの多い本の読後感については自分の記録ともなり、あとで振り返る時に非常に役に立っているので、より丁寧に、楽しく書いて行きたいと思います。

それから、facebookなどでも書いておりますが、昨年末に長年使った安いデジカメが故障したため(これが使いやすくて重宝したのです)、新たにちょっと“芸”を見せることができるカメラを買ったので、写真も今までよりも多くアップして情報発信の手助けにしようと思っています。

本日掲載の写真も新しいカメラで撮ったものです。


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そして、家族の潤滑油ともなっている猫二匹たちの動向についても、“おもしろ事件”などが発生いたしましたらアップしたいと思っています。

というわけで、本年もブログ読者の皆様、よろしくお願いいたします。

年末にこのブログに過去何度も登場している前の職場の同僚“お酒の女神”とメールで連絡を取り合い、“さきおととし”“おととし”に開催した「新春宝塚放談」をやろうではないかという話も出ていますので、実現したならば、このブログで過去にやったように楽しく発表したいと思います(#^.^#)・・あまり期待せずにお待ちください。

それでは、皆さん、残りの年始休み、ごゆるりとおくつろぎください。


【Now Playing】 The Thrill Is Gone / Carmen McRae ( Jazz )

2014/01/01

年が明けました・・2013年・宝塚歌劇を振り返ってみよう【その5】+100周年を迎えた宝塚歌劇にわくわく'(*゚▽゚*)'

私事、喪中で公におめでとうと申し上げられませんが、どうぞ本年もよろしくご覧ください。軽い文体ですが、いつも心をこめて書いています。
もちろん、今年もひとつひとつの掲載記事をたいせつに書いてまいります。
そして、申しわけありませんでした。色々あって新年に突入してしまいました2013年の振り返り、さっそく「11月」からいってみましょう。

[花組・愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ-/ Mr.Swing ! ]

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いよいよ東京宝塚劇場に「愛と革命の詩」から月組から組替えで来た明日海りお(あすみ・りお)さんが登場しました。
これは蘭寿さん(蘭寿とむ・らんじゅとむ)がやりたかった「大恋愛もの」を“宝塚らしく”植田景子先生が作り上げたものでした。
時代的にはフランス革命で、もちろん外国の物語なのですが、どんなに真面目に生きても、正直に生きても、人を信じて生きても、人生どうにもならず、死んでしまいたいという気になる・・そんな現代の社会が抱える問題をも二重写しにするような植田先生らしいテーマ性のある物語でした。
蘭寿さんの宝塚人生にも通じるような詩人アンドレア・シェニエの高潔な生き方はトップ男役の集大成というか、見せ場も随所にあり、見どころのある演目で、蘭乃はな(らんの・はな)さんというトップ娘役との恋愛表現も美しく、私の大好きな宝塚が舞台に形作られ、感激しました。
そして明日海さんの存在感も素晴らしく、100周年の宝塚もきっと素晴らしいものになるという予感がしたのでした。

ショー「 Mr.Swing ! 」は、やはり明日海さんを加えた花組が、ただでさえショーが良い組なのに、さらに厚みを増し、深紅のスーツをまとった蘭寿さんが実にトップらしく実力を発揮し、充実したステージでした。蘭寿さんの相手が役替わりするマスカレードのシーンや、ちょっと意外な野球のコーナーなど、バラエティに富んだ良いショーでした。


[月組・JIN-仁-/ Fantastic Energy ! ]

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「仁」は、雪組、音月桂(おとづき・けい)さんのものが初演でしたが、龍真咲(りゅう・まさき)さんと愛希れいか(まなき・れいか)さんのこの全国ツアー版は、もうひとつ主役の南方仁がタイムスリップした江戸時代の人達と関わりを持つ中で周囲の人たち皆に好かれていく姿が描ききれていないという印象を持ちました。
愛希さんも、もっと健気だけど元気な武士の娘を強調しても良かったように思いました。全体には良かったのですけど。
美弥るりか(みや・るりか)さんが龍馬を演じたり、沙央くらま(さお・くらま)さんが勝海舟を演じたり、宇月颯(うづき・はやて)さんに橘恭太郎を演じたりしてもらったら、いったいどうだったろう・・などと思ったのでした。

ショー「 Fantastic Energy ! 」は、本公演に掛けたものを全国ツアー用に少数化したものですが、龍さん、愛希さんのトップコンビの美しい“並び”は、なかなか他の組にないものでした。
特にお二人お揃いの青い衣装は圧巻!
月組独特のキラキラした動きの速いショー展開は見応えあるものでした。


そしていよいよ2013年ラストの「12月」です。

[宙組・風と共に去りぬ ]

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「風と共に去りぬ」は、宝塚の“持ちネタ”とも言える独特のもので、スカーレットを男役が演じ、スカーレットの心模様をスカーレットⅡという役どころが同じ衣装を着て演じるという見どころあるものでした。
しかもスカーレットは朝夏まなと(あさか・まなと)さん、七海ひろき(ななみ・ひろき)さんの役替わりということで、ふたつのパターンを楽しめるのです。
両者はそれぞれに色が異なり、どちらも魅力あるスカーレットでしたし、スカーレットⅡの純矢ちとせ(じゅんや・ちとせ)さん、怜美うらら(れいみ・うらら)さんは、全くといっていいほど異なるスカーレットⅡでしたが、どちらも見事で大拍手を送りたいというものでした。
そして、アシュレを役替わりで演じた悠未ひろ(ゆうみ・ひろ)さんは、この公演で退団。今までの宝塚にはない素晴らしい男役像を見せてくれた悠未さん、ありがとうございました。


[専科+月組・ メリー・ウィドウ]

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「 メリー・ウィドウ」は、お洒落で、コミカルな部分もあり、ウイットに富んだ、ちょっと軽いけど、よく味わうと深いワインのようなミュージカルでした。
もちろん、そんな難しい舞台をこなせるのは、主演の北翔海莉(ほくしょう・かいり)さんが演じてこその話です。
相手役を演じた咲妃みゆ(さきひ・みゆ)さん・・組替えで雪組に行くんですって!!・・は、ほんとうに芝居巧者であり、歌もダンスも良くて舞台上だけ見ているとベテランみたいですが、舞台後のトークショーを見ていたら、まだまだ可愛い若手娘役でした。雪組に行っても今までどおり頑張っていただきたいです。
月組はこの公演のために少数精鋭部隊が北翔さんを支えたのですが、実によくチームワークを発揮して、皆がこの公演を良いものにしようと力の限り演じているのがよくわかりました。星条海斗(せいじょう・かいと)さんの、いつも全力なお姿にも頭が下がりました。
あと、特筆すべきは、超若手の暁千星(あかつき・ちせい)さん。北翔さんとのコンビで舞台に上がり、北翔さんのアドリブにも見事に対応し、月組メンバー総力を上げた“カンカンダンス”の“リクエスト”部分では、ものすごいスピンを上手から下手に見せながらのダンスも披露しました。
声も明るく、はっきりとしていて、しかも“甘い”感じがグッドでした。今後の注目株だと感じました。

以上が2013年、首都圏で観ることの出来た宝塚の内、私が感想を書けるものでした。

ああだこうだ書いているうちに年は明け、2014年・宝塚歌劇100周年を迎えました。
もう前半の演目は出てきていますが、明日海りおさんが花組トップとなることも発表され、演目も楽しみなものが目白押しだし、新たなスター候補達も目白押しです。
私は今年も楽しく、ファンとして宝塚歌劇に通おうと思っています。
そして、自分の感じたことをこのブログに書いていきます。
スタンスは変わりません。他人のブログなどをネットで見てから書くとか、一般的な評判などもなるべく耳に入れず、ていねいに自分の感じたことをオリジナル文章で綴ります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


【Now Playing】 River / Donald Vega ( Jazz )

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