「居酒屋ぼったくり・5」を読みました

『居酒屋ぼったくり・5/秋川滝美著(株式会社アルファポリス)』を読みました。
東京の下町にある「ぼったくり」という居酒屋(名はひどいが実際は良いお店(゚ー゚*)。oO)を舞台に今どきには珍しい義理人情のある人々の関係を描きつつ、旨い酒と美味しい料理が度々登場する、手に取るとすぐに読みたくなるような小説でした。
父母が亡くなり、姉妹で受け継いだ居酒屋“ぼったくり”での常連客とのやり取りは読んでいるだけでほっこりとするのでした。
しかも、出てくる料理は家庭的だったり、安いけれど、ちょっとした工夫でお客さんを「おっ、これは!」と驚かせるようなものばかり。
エピソードとして出てくるちょっとした問題などに気を揉みながら、でも紹介される美味しいお酒と料理の話に生唾を飲みながらの読書となりました。
とても読みやすく、エンターテインメント的要素たっぷりの軽い読物、でも、主人公の前で起こる問題は現代社会に生きる我々にとっての共通課題だったりして、しみじみとしたり、深く頷いたりして、なかなか考えさせられるのです。
それに加えて、店主である「美音(みね)」の恋愛模様もみずみずしく、しかも読んでいるこっちが“やきもき”するような“じれったさ”で書かれ、恋の行方にもドキドキしながら読みました。
あっという間の楽しい本でした。
短編連作小説になっていて、まだまだ続きがあるようです。過去の巻もあるようなので読んでみようかと思っているところです。
【Now Playing】 You've Got A Friend / Carole Kong ( Pops )
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