岡本太郎の本「壁を破る言葉」をいただき、読みました

『壁を破る言葉/岡本太郎 構成・監修:岡本敏子(イースト・プレス)』を読みました。
これは、このブログに度々登場する私の中学時代の担任の美術の先生がついこの間送ってくれたものです。
先生の作品を見ていると、岡本太郎、好きだろうな・・と思っていましたが、この岡本太郎の本を読む・・(刺すように読む)・・と先生が今までよく私に言ってくれたことを言い換えたような表現も多く、とても刺激を受けました。
ちょっと私が気になったこの本の岡本太郎の言葉と、私のコメントを付け加えて挙げると・・・
人生は意義のある悲劇だ。
それで美しいのだ。
生き甲斐がある。
・・・こんなふうに実感できたのはついこのあいだのことです。長かった。
孤独であって、充実している。
そういうものが人間だ。
・・・今、そんな実感です。
人間というのはいつでも、
周囲のさまざまな状況に対して抵抗を感じ、
孤独なんだ。
・・・ずっとそういう人生でした。今でも。
人間は精神が拡がるときと、
とじこもるときが必ずある。
強烈にとじこもりがちな人ほど
逆にひろがるときがくる。
・・・ひろがるときはほんの短い間のことがほとんどだが、自分でも信じられないくらい強く、空を飛ぶようにひろがったように思う、私の場合。
こんな具合です(^^;)
いつも身近において、パラパラとめくって、少しばかりの勇気を得たい・・そんな本でした。
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