河合隼雄氏の「こころの処方箋」を読んだ

『こころの処方箋/河合隼雄著(新潮文庫)』という本を読みました。
臨床心理学者の著者はユング派心理学の第一人者という観点からも日本の文化や社会、日本人の精神構造などを観察し続けておられた方だそうです。
本のスリーブにお写真がありましたが、そう言えばお見かけしたことのある方でした。
書いてあることは、例えば学校生活で荒れ放題の生徒のカウンセリングをしたときなど、実際の話が多く、「こうだからこうなっているんだ」という決めつけについて、何度も警鐘を鳴らしています。それはまだ未熟な心理学者などに対しても・・。
そして自分の身に起こることに対して、予想外の事や、辛いことがあっても、悔やんだり、相手を憎んだりすることよりも、むしろその状況を受け容れて、そこから何か動きを起こしたり、何かを見いだしたりすることが大切だ・・というようなことも書かれていました。
最近、そういう言葉が自然と身体に沁みてくるようになりました、・・私。
自分に起こる事象に翻弄されるよりも、自分の生き方を中心に生き始めたからでしょうか、去年あたりから。
それから日本人はかつてよりは休日を取ることが出来るようになったが、「“マジメ”に休みを取れ」なんていう人、会社がまだあって、せっかくの休日を「有意義」に過そうなどと考えてしまうのだ・・ともおっしゃっています。
・・休日増えても、マジメさは変わらず・・そんな感じですかね。
「とにかくマジメは休み休みにして頂きたい」と河合氏。
この頃、そういうことを私もよく思います。
マジメちゃんは、どこまでもマジメで、仕事上でもちょっと話にならないことが多くなってきました。人というものがマジメなマシーンでなければならない、自分も他人(同じ組織の人)も、と思っているフシがある人がいるねぇ、つい最近もありました。
で、そのマジメちゃんは、現実に何が起こっているかに目が行かず、理想ばかり言ってて、現場はたいへんなことになっている・・。もう、マジメちゃんばかりが組織を操っているので、そういう人達に抵抗することもやめました。無駄です。
私は私の思うように、生きたいように生きます。
だんだん個人的感情が先立ってきたので(^^;)きょうはこのへんでおしまい!
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