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2017/02/28

「星逢一夜」ライブ・ビューイングしてきた (3/4)

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雪組ライブ・ビューイング、感想3回目です。
今回は雪組公演全体的なことについて。

「星逢一夜」は暑い夏に雪組が必死に取り組み、大好評を得た作品だったわけですが、名古屋で再演となり、たぶん、早霧さんはじめ、雪組の組子たちは戸惑ったんじゃないでしょうか。
「あれをもう一度」・・どうやってモチベーションをあげていくのかと。

でも、雪組はまたまたがっしりとした舞台を作り上げていました。
早霧さん、咲妃さん、望海さんの三人を中心に再構築できるような地力のある組になったんだと思います。これは他の組を圧倒しているんじゃないでしょうか。
しかも、若手がどんどん成長していて、月組から組替えでやってくる朝美絢(あさみ・じゅん)さんは大変だと思いますが、逆に言うと大きく成長するチャンスです。

早霧さんがトップになってからの雪組は、実際の舞台が想像をはるかに超えるものになっていて、観客の期待度はいつも大きく、だから観客動員の記録も作られたのでしょうね。

さて、私は今回が初めてのライブ・ビューイングでした。
経験してみての感想は、ゆったりと映画館の客席で観劇できるのはとてもうれしいっ!(*^_^*)しかも、皆さん、ふだん映画を見るときのようにドリンクもポップコーンも持ち込み放題!こんな余裕をかまして宝塚を観ていいんだろうか(^^;)とドギマギしてしまいました。

しかもテレビやDVDでみるように、カメラアングルは雪組の組子達の表情も様々な角度でとらえ、劇場での観劇とテレビでの観劇の中間的な印象を強く感じました。

ただ、始まってすぐに感じたのは、早霧さんはじめ中心人物の音声はマイクロフォンで捉えた音がラインで入って来て、いかにもミキサーが聞いているような音声で聞こえてきて、劇場の“生”な反響を感じるような音ではないことでした。・・たいしたことではなさそうですが、でも劇場の臨場感がやや失せているようにも感じたのです。

あとは、私が勝手に思い込んでいたのですが、観客は拍手をしたりしないんですね(^_^;)
てっきり、劇場にいるような状態で観劇するものだとばかり思っていたのです。拍手したりしちゃだめなのかなぁ~。

それと、やはり実際の舞台での興奮には及ばないな、と思いました。想像以上にそう思いました。

とてもよいと思ったのは、なかなか宝塚や東京の劇場まで行けない状況にある方にはうれしいものですよね。それに、なんというか、やはり宝塚ファン同士、なにか一体感みたいな空気があったようにも思いました。これもいいことだと思いました。

さらに、ライブ・ビューイングには、まだまだ何か可能性があるんじゃないか、と思いました。
具体的には言えないんだけど、「何らかの可能性がまだまだある」と直感的に感じたのです。
新人公演や、ライブ・ビューイング・オリジナルの作品などもいいなぁと思いましたよ。

というわけで、「星逢一夜」中心の感想はここまで。
次回はショーについてふれて、今回のライブ・ビューイングの感想を終わりにしたいと思います。
あと一回、お付き合いください(*^_^*)


【Now Playing】 深層深入り虎ノ門ニュース / 藤井厳喜他 ( YouTube )

2017/02/27

「星逢一夜」ライブ・ビューイングしてきた (2/4)

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前回に引き続き、星組・中日劇場公演、ライブ・ビューイングを見ての感想です。
今回は、主要三人以外の方々について。

まずは“ちょび康”を演じた彩風咲奈(あやかぜ・さきな)さん。
「ちょび康、久しぶりっ!」って思わず声を掛けたくなるくらいの親しみやすさと、可愛い子供時代。そして苦労を重ねる親世代になってからのちょび康。感情移入できるくらいに自然に演じていました。近頃は“男っぽい”役が多かったので、ちょっぴり可愛い彩風さんに懐かしいようなうれしいような気持ちになりました。

猪飼秋定を演じた彩凪翔(あやなぎ・しょう)さんは、本公演よりも力が抜けている感じがして、爽やか度が増していたような気がしました。とても自然な感じで早霧さんの天野晴興に接している姿に、「演技を変えてきたな」と感じました。これはこれで新たなスタイルとなり、魅力あるものでした。

本公演では専科の英真なおき(えま・なおき)さんが演じた吉宗役は、香綾しずる(かりょう・しずる)さんでした。
今回は台本に手が入り、吉宗のセリフも変わったわけで、本公演とは吉宗と晴興の関係が微妙に変化したため、“難役”だったと思います。
ちょっぴり英真さんが演じた吉宗の雰囲気を残しつつ、自らの理想と、晴興の思いとのギャップに戸惑いを覚える姿がうまく表現されていたと思います。
望海風斗(のぞみ・ふうと)さん主演の「ドン・ジュアン」でも感じましたが、香綾さんはなかなかどうして演技巧者です。
今回の台本変更に伴うストーリーの変化した部分をうまく演じ、舞台進行をうまく牽引していました。さすがです。

本公演では、退団された大湖せしる(だいご・せしる)さんが演じた貴姫を演じた桃花ひな(ももはな・ひな)さんは、台本変更により、本公演時よりも役としては引っ込んだところにされてしまいましたが、「江戸城・観月の宴」のシーンでは、大袈裟な演技をせずに、だがキリッとした演技で思わず「いいねぇ」と口に出しそうになりました。
こういう渋めで落ち着き払った演じ方が出来ているのは、やはり彼女の実力がただものではないことを示していたと思います。

そのほかの方達も、さすが“和もの”といえば雪組と言われるくらいの磨き上げられた演技を見せてくれていました。

一度本公演で宝塚と東京で併せて二ヶ月も公演したものを再度行った今回の中日劇場公演ですが、組子達のそのモチベーションの持っていき方が、何か秘訣があるのか、組全体で高くて感心してしまいました。
少人数になったのに、あの本公演にまったく引けを取らない舞台に、雪組の地力を感じました。

次回はもうちょっと「星逢一夜」にふれ、ラスト4回目はショーについても書こうと思いすま。


【Now Playing】ラジオ深夜便・日本列島くらしのたより / 宮城県亘理町」渡邉修次 ( NHK-AM )

2017/02/26

「星逢一夜」ライブ・ビューイングしてきた (1/4)

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名古屋の中日劇場で公演されている宝塚歌劇・雪組の「星逢一夜/ Greatest Hits ! 」、特に星逢一夜については、宝塚大劇場・東京宝塚劇場での本公演から台本が書き換えられたという情報を得て・・見たくなっちゃったんだですよねぇ~(^_^;)

名古屋まで出掛けるわけにもいかず(もともとチケットが手に入らない)、やきもきしていたら、なんとライブ・ビューイングが市川のコルトンプラザであるっていうじゃありませんか'(*゚▽゚*)'
チケットを入手し、行ってきました。
今回は、その様子を4回に分けてお知らせしたいと思います。

うわさどおり、台本には手が入っていました。
わかりやすく言うと、早霧せいな(さぎり・せいな)さん演じる天野晴興が自分の故郷である三日月藩の領地内の一揆が起きそうな窮状に悩み、年貢を下げようとする部分が書き加えられていました。
前回の本公演では「悩んでいるんだろうなぁ」という雰囲気を残して、早霧さんが虚空を見つめるようなシーンこそあれ、その辺は観客の想像にまかせられていたわけです。

さらに、吉宗の享保の改革により各地で苦しむ農民達が一揆を起こし、その責任を早霧さん演ずる天野晴興が問われるシーンは“正反対”といってもいい、早霧さんが問い詰めるような形に書き換えられていました。

また、吉宗に三日月藩の領地で一揆が勃発しそうということで、その沈静を命じられる場面でも早霧さんの天野晴興が三日月藩の農民を十分に気遣う部分がありました。

一揆を鎮圧し、全ての責任を早霧さんが負うシーンも、吉宗と天野晴興のやり取りは、早霧さんの故郷を想う気持ちと、吉宗の本意ではないが、早霧さんを処分せねばならない苦悶の様子まで加えられていて、手厚い説明が入ったという感じでした。
・・この演目の皆のセリフ風に言うと「ほんとうはこうだったんだっちゃ!」(^o^)っていう感じです。これはこれで良かったのだと思いますが、本公演での早霧さんの口には出さぬが苦悩の淵に沈む様子は、逆にとても良かったので、・・難しいですねぇ、どっちがいいか・・、私は本公演を取ります。


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最後の星観の櫓上での早霧さんと咲妃みゆ(さきひ・みゆ)さんの場面も、かなりセリフが変更されていました。
つまり、二人があの場面で互いの想いをかみ殺していたものをある程度セリフにしてはっきりさせた感じでした。
それはそれで、また泣けて・・(T_T)、私、もうねぇ、ずっと泣いていました。
隣にいた女性も最後は泣き濡れていました。私もあやうく嗚咽するところでした。あぁ、あぶなかった(^_^;)

4回に分けてご紹介する今回のライブ・ビューイング、第1回目の終わりに主要三人の様子をご紹介しておきましょう。
早霧さんは今回大きく変わった台本、セリフを十分に理解し、あのときとは違った天野晴興を力強く、哀しく、心の揺れも見事に表現し、残り少なくなったトップスターとしての舞台を充実し切った形で堂々と演じていました。素晴らしいトップスターです。

咲妃さん演ずる泉(せん)は、特に大人になってからの部分がますます良くなっていました。
全体に女優としてのスケール感が一回りも二回りも大きくなっていたと思います。
咲妃さんも素晴らしい女優です。トップ娘役としてこんなに演技が卓越した人がいたかなぁと、あらためて思いました。

二人の間に入った源太を演じた望海風斗(のぞみ・ふうと)さんは、源太を最初は前回本公演よりも静かに、何かを秘めているかのように演じていました。
なので、後半、一揆を主導して早霧さんとの男と男の全てを懸けた戦いがいっそう感動的なものになっていました。
静から動への役の切り替わりが素晴らしかった。
望海さん主演の舞台なども経て、ステージングがもうトップスターのように威風堂々としたものに感じました。

で、余談ですが・・。
台本が書き換えられたという情報から来たのでしょうか、『今回は源太が勝つ』という( ̄O ̄;)ガセネタが会場の一部に流れていたようで、一部終演後に「源太勝たないじゃないのつ!!」って連れのガセネタ男をどやしつけている女性がいました(*^_^*)
以上です。

次回はその他の雪組・組子達の様子などもお伝えしたいと思います。それではまた次回。


【Now Playing】 Got My Mind Set On You / George Harrison ( Rock )

2017/02/25

【はっPのアナログ探訪_0137: 銃爪(ひきがね) / 世良公則&ツイスト ( Single )】

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今回のアナログ探訪は、TBSのテレビ番組「ザ・ベストテン」全盛期の頃のヒット曲、世良公則&ツイストの銃爪(ひきがね)です。

同バンドのヒット曲というと、「あんたのバラード」や「もえろいい女」などもありますが、この「銃爪」は中でもヘビーな曲でした。

ヤマハのポプコン(ポピュラー・ソング・コンテスト)からはスターが何組も輩出されたと思いますが、ツイストはその中でもピカイチだったかもしれませんね。
世良さんが堂々としていて、歌唱力もあるので、アマチュアっぽさが感じられず、最初っからプロっぽい雰囲気が漂っていました。


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今、何十年ぶりにレコード盤に針を落としてみましたが、やはり世良さんのボーカルは早くも完成形です。
今のこの時代に、普通に楽しむことができました(#^.^#)

間奏のエレクトリック・ギターも素晴らしいですd(^_^o)
ちょっとたどたどしいが、重量級のドラムもなかなかいいし、バンドのグループを感じます。当時はどちらかというと、歌謡曲的な雰囲気を感じていましたが、どうしてバンドとしての存在感が強く感じられて魅力的なのです。

今回は、ベストテンや歌謡曲番組全盛時のヒット曲レコードを取り上げてみました。

2017/02/23

【はっPのアナログ探訪_0136: Pure Electric Soul / CREATION ( LP )】

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私の大好きなアルバム、クリエイションの「Pure Electric Soul」です。
とにかくカッコイイ!!d(^_^o)

竹田和夫さんのギターの音は素晴らしい。もちろんプレイも最高っ!'(*゚▽゚*)'
さらにボーカルもソウルフルでたまらんっ(#^.^#)

「トーキョー・サリー」では、女性コーラスを従えての竹田さんのシャウトが決まりまくります。
そしてギターのサステインの効いたソロもまたカッコいいのだ(^o^)


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当時のテレビ番組でアマチュア・ロックバンドの勝ち抜きコンテストみたいなものに竹田さんが審査員で出ていたのを見ていたら、ギターの子に「ちょっと貸してごらん」と言ってグレコの安いギターを手にするといきなり雷鳴轟くようなフレーズを弾き出した竹田さん。グレコがオールド・レスポールのサウンドになってしまって見ていた私は目が点になりましたっけ。
つまり弾く人が弾けばどんなギターでも素晴らしい音を奏で、名演となる・・とその時知りました。勉強になりました・・。

このアルバムは全曲いいのですが、トーキング・モジュレーターなども使われていて、あの時代の骨太なロックサウンドが随所に飛び出し、こたえられない快感が全身を突き抜けます。


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B面一曲目にはあの「スピニング・トー・ホールド」が入っています。
そう、プロレスのファンク兄弟がリングに上がるときのテーマになっていたあの曲です。
ドリー・ファンクのスピニングが決まる度に相手には激痛が走り、その激痛をギターのフレーズで表現しているかのような誰もがわくわくする曲でした。

ラストの「Happenings Ten Years Time Ago」は、竹田さんの、クリエイションの魅力が炸裂っ!!
当時も今も聞いているこちらが震えるような衝撃を受けます。
日本のロックにおける名盤、今聞いても色褪せるようなことはありませんでした。

2017/02/21

ゲッターズ飯田さんの「開運レッスン」を読んでみた

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『開運レッスン/ゲッターズ飯田著(セブン&アイ出版)』という本を読みました。
この本を知ったのは、土曜日の午前中にTBSラジオで放送されている「ナイツのキャキチャキ大放送」という番組の中で紹介されていたのを聞いてです。
ゲッターズ飯田さんが当日のゲストとして出演し、番組中の飯田さんのお話も興味深かったので、セブン・イレブン限定販売とのことだったので、後日買い求めたものです。

最近、私、こういう本を読むと“目からウロコ”なんていうことがめっきり無くなってしまいました。
けっこう人生達観してしまったというか、野心のかけらも無く、「あるがままに」「なすがままに」「自分の感性を大切に」生き始めたので、沁みてくるというよりも、そうだそのとおりだ・・ということが多くなりました(^_^;)

たとえば

人生は絶対に思いどおりにはならない

どんな人も、これまで誰一人思いどおりに生きてきた人はいない

・・そのとおりだ。わかっているよ・・(*^_^*)・・そんな感じです。


現実を受け止めて、あたりまえのことをやるだけでいい。

明るくしている人は明るくなれる

楽しそうにしていると楽しくなる

日々続ける。続けるから自然とそうなっていく。

・・ほんと、そのとおりだよ・・d(^_^o)・・そんな感じ。


勉強になりましたが、でもすでに自分の心の中に芽生えていたものを再認識した感覚でした。


不安なんてことはあたりまえのことだから、それは悩みでもなんでもない。

・・以前は毎日毎日、一年365日が不安な日々でした。
でも、上記の言葉によって救われます。日々持っている不安が現実のものとなったことなど今まであったかなぁ・・と思い返してみました。
これもここ数年間で、自分の中である程度解決しかかっていたことでした。
最後のひと押し的に背中をトンと押して前に出してくれたような気がしました。


ちょっとした心がけで、運はどんな人にもやってくる

・・やってこなくても、今や全くOKな私、これを成長というのか、諦観というのか・・。


【Now Playing】 ラジオ深夜便・雪の下の小さな魔物 / 菌類学者 星野 保 ( NHK-AM )

2017/02/20

下ネタはオトナでなければ激論できない!(^_^;)

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『下ネタの品格/文藝春秋編(文春文庫)』という本を読みました。
林真理子、柴門ふみ、田丸公美子、大石静、小池真理子、森瑤子、大宅映子、石田衣良、村山由佳、北方謙三、高樹のぶ子、出久根達郎、他まだまだいらっしゃるのですが、これらのお歴々が下ネタについて“熱く”(^^;)語るのです。えらいこっちゃ!!

一番びっくりしたのは、石田衣良さんと村山由佳さんの対談部分。
村山さんも石田さんも近年官能的な小説を発表していますが、村山さんは自分の性欲などについて隠すところなくどんどん話していきます。そして、「正直、ものすごく濡れながら書くわけですよ」( ̄O ̄;)と言われて石田さんは驚くのですが、逆に石田さんは勃ちながら書いたことはない、と言い切ります。

男として石田さんのそれは何となくわかります。仕事として集中してしまうのでそんな状態にはならないだろうな、と。
で、村山さんは・・濡れながら・・(*^_^*)書くわけで、それは男にはあまりわからない感覚かもしれません。

いきなり、強烈な話をしてしまいましたが、ここに登場する人達は「恥ずかしがったりしている場合ではないぞ、こちとら真面目に自分のエロについて書いとんじゃ!」っていう感じで、読んでいるこちらも恥ずかしがっている場合ではありません。

もうひとつ面白かったのは、北方謙三さんと高樹のぶ子さんの対談。
いきなりホテルの部屋番号を聞き出す北方さん、それを何気なくかわす高樹さん。
男のハードボイルドで、ストイックな性衝動を強引に説く北方さんと、ふ~ん、そりゃあんたが思っているような女ばかりじゃないし、私は違うから口説いても無駄・・みたいな(^^;)話のやり取りというか、撃ち合いが非常に楽しかった。
ふたりとも大人だから、こんなことについて熱く、しかも激論を大まじめに繰り広げるのです。私もなんとなくその気分はわかるような気がする。

とにかく、林真理子さんが“うぶ”に感じるくらいの“つわもの”達が、遠慮会釈なくエロ話、下ネタについて口角泡を飛ばして語り、自らの、あるいは今までの相手の性癖などについても語りだし、興味は尽きないというか、・・こりゃマジ面白いぞ・・と思ったのでした。
最近、夫婦のそのことについて、男女のエロについて、疑問や何か喉につかえるような事を感じているあなたっ!・・私もそうだが、とにかく一度読んでみた方がいいd(^_^o)


【Now Playing】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2017/02/19

大岡山グッドストックでの「ビートルズ・アナログ鑑賞会」に出掛けた

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大井町線大岡山駅から近い「大岡山グッドストック」という場所で、あのビートルズ資料館館長の野口さんが催された「ビートルズ・アナログ鑑賞会 Vol.5 」に行ってきました'(*゚▽゚*)'
なかなか都合がつかず、やっと念願叶いました。

今回はジョージ・ハリスン特集で、野口さんの落ち着いた進行と、ゲストの朝日順子さんの深い歌詞への読み込み、さらに藤本国彦さんの適切で“キレのいい”コメントが繰り広げられ、実に楽しくて私にとっても意義深い時間となりました。


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前半、ジョージの歌詞からはすでにビートルズ時代に“達観”しているかのような様子が感じられるというお話、・・さらに作品を重ねていくと、そこに人生を重ね合わせるかのような様子についても語られジョージの曲がその後に掛かると実にしみじみと深い味わいを今まで以上に感じるのでした。

「オールシングス・マスト・パス」から感じられる全てのものや、人、時間などが過ぎ去り、いなくなっても、ジョージの歌詞からは何か励まされるものがあるという解説にも感銘を受けました。
そして、自分などがこの世に存在しなくなっても、人々は、世の中は何事もなく過ぎ去って行く・・というようなお話を聞いているうちに、ジョージの人生観を強く感じ、今の自分にも重ね合わせ、「そうだよなぁ」と客席でキュンとなっておりました(゚ー゚*)。oO

自分の身に起こること、世の中の出来事は、起こるべくして起こっているのだからそれを受け容れ、自分の人生の必然だとして生きて行く・・そんなジョージに強く共感を持ちました。私も年齢を重ねた今だからこその気持ちだと思います。

そして、アナログのいいサウンドで聞くジョージはやはりいいっ!!d(^_^o)
もう、これは野口さんに感謝です(^o^)もし野口さんに船橋の資料館でお目にかかることがなければこういう機会にも恵まれず、この素晴らしい音源を耳にすることもありませんでした。ほんとうにこういう時間と空間に居ることができて幸せだと思いました。

・・ドキドキのジョージの「マイ・スウィート・ロード」と「ヒーズ・ソー・ファイン」の聞きくらべ(^_^;)
なんと裁判時に使われた Jody Miller の音源まで持ち出され、お客さんが下した審判は!・・・く・クロ・・( ̄O ̄;)
生粋のジョージファンもいたことかと思いますが、「クロ」には手を挙げなかったでしょうね(^^;)


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というわけでとても楽しい鑑賞会でした。
あっ、あとライブ・イン・ジャパンでの Isn't It A Pity でのクラプトンの弾きまくりの様子があんなに凄かったのにも今日あらためて気づきました。
これも凄かった!!!ヽ(=´▽`=)ノ

2017/02/18

【はっPのアナログ探訪_0135: QUADROPHENIA(さらば青春の光) / The Who ( LP )】

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今回のアナログ探訪はザ・フーの映画「さらば青春の光」のサウンドトラック盤です。
1973年に発表された「QUADROPHENIA(四重人格)」というアルバムを元に、映画化されたものがこの映画です。

60年代のモッズ、スクーター、ファッション、若者の衝動がフィルムの中で美しい輝きを放っていました。かっこいい映画でした。


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そしてこのレコードの方は二枚組。サウンドトラックらしくスケール感あふれるサウンドがすみずみまで潮が満ちてくるように広がります。

フーの演奏は今聞いてもとても“みずみずしい”!!'(*゚▽゚*)'
他のロックバンドにはない、怒濤の勢いと、静かな部分ではきらびやかな静謐感さえも感じさせてくれます。

もう一度あの映画を見たくなってきました(゚ー゚*)。oO


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おおっ、どの曲もキース・ムーンのドラムが転がり落ちるように、駆け上るようにドコドコドコドコとフィルをキメまくります(#^.^#)ドラムを叩く私もこれには胸のすく思いがします。独自のスタイルがたまらなく魅力的です。
超久しぶりに聞きましたが、やはりいいアルバムですd(^_^o)

きょう、ブックオフに行ったら同じザ・フーのCD「ライブ・アット・リーズ」のリマスターで、しかも、未収録のトラックも追加されたものが安く売られていたのでこいつも買って聞いてみたくなりました。


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最後の4面では、フーの曲ではなく、He's So Fine(シフォンズ)、Be My Baby(ロネッツ)、Da Doo Ron Ron(クリスタルズ)など当時のヒット曲が収録されていて、これもまたこのアルバムの雰囲気をノスタルジーなものにさせています。

わくわくドキドキするアルバムでした。

2017/02/16

『宝塚夜話・第五十一夜 < タカラヅカを見せなあかん >について』

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先日、スマートフォンのニュースを見ていたら、プロ野球団オリックスの宮崎キャンプに元阪急ブレーブスで世界の盗塁王と言われた福本豊氏が臨時コーチにやってきたことが載っていました。

で、専門の走塁や、さらに打撃などでも選手にアドバイスを送る中、表題の発言が出た模様っ!!d(^_^o)

福本さんは大の宝塚ファンなんですね(#^.^#)、一公演を8度は観るという素晴らしいファンなのだと知り、ますます大好きになりました。

阪急ブレーブスと言えば、それこそ阪急電車です。宝塚とはとっても縁の深い球団でした。
球団があった当時は、タカラジェンヌが始球式をするのは恒例になっていました。
福本さんもそんなことから宝塚を観ることになったのでしょうか。

で、「美しさと華やかさの一方で、激しい競争の世界でもある宝塚を見て、その“激しい競争”に触れるべき」との素晴らしいアドバイスが飛び出したようです(゚ー゚*)。oO

・・まぁ、実際に見せて効果があるかどうかは、何と言っても野球ばかりやってきた若手には難しいかもしれませんが、福本さんのおっしゃっていることには“一理ある”と思います(^-^)

ぜひ、オリックス選手の宝塚大劇場観劇研修を実現させてもらいたいものです、球団関係者の皆様!'(*゚▽゚*)'


【Now Playing】 天気予報 / NHK ( AMラジオ )

2017/02/15

椎名誠さんの“まぼろし”のエッセイ?を読みました

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『ナマコもいつか月を見る/椎名誠著(PHP文芸文庫)』を読みました。
“腰巻き”に「まぼろしのエッセイ集」と書かれていましたが、文庫化されていなかったエッセイ集のようです。
収録されているものは椎名さんが四十代の頃のものが多く、だから“椎名節”全開!d(^_^o)

携帯・スマートフォンの無い時代で、文中にもそんなものは出て来ませんが、それでも世間に椎名さんが噛みつくネタはいっぱいあります(^_^;)
ふと気づいた“相手の語尾に自分の喋りを繰り出して被せていく「おばさん話法」”の話なども面白く、私も正月の時に妻の実家での女性だけの親類関係者会談を聞いていて同様のことを感じた覚えがあります…σ(^_^;)
男はみんなそんなふうにある日気づくのです。

もともとはカヌーイスト?!の野田知佑さんがカヌーでの冒険にお供するために飼われていた冒険犬「ガク」も登場して懐かしく読みました。
ガクは、椎名さんがふだんは預かって飼っていて、野田さんが厳しいカヌーでの冒険に出掛けるときに呼ばれ、熊に追われたり、三日三晩食料が無く過したり、大変な大冒険をして椎名家にまた帰って来るのでした。
そのときには椎名さんの腕にしばらく噛みついて(やわらかくね)、たいへんだった冒険について椎名さんに語りかけているようで、犬や猫を飼ったことのある私もぐっとくるものがありました。

椎名さん自身も長い砂漠の旅に出ていたかと思うと、北海道や八丈島、沖縄など、さらに四輪駆動車でも“巡りまくり”、次から次へと面白い旅が繰り広げられ、この感じいつ読んでもいい感じです(゚ー゚*)。oO

まだまだストックしてある椎名さんの本がありますので、また読みましたらご紹介しようと想っています。

さて、次は何の本にしようか、活字中毒者はうれしい悩みを抱えつつ物色開始!!


【Now Playing】 Kinda Vague / Blue Mitchell ( Jazz )

2017/02/13

DVDで見たヒッチコックの「白い恐怖」

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『白い恐怖(SPELLBOUND)/1945年・アメリカ 監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:イングリッド・バーグマン、グレゴリー・ペック』を DVD で見ました。

以前このブログで同じヒッチコック監督の「汚名」について感想を書きましたが、今回も素晴らしい作品でした。

イングリッド・バーグマンが女医を務める病院にやって来た院長(グレゴリー・ペック)の挙動がどうもおかしい。
過去に何かあるような様子が“有り有り”です。でもその挙動不審な院長を好きになってしまうイングリッド・バーグマン扮する女医。

どうやら殺人事件も絡んでいるのではないか、という展開になるのですが、イングリッド・バーグマンは好きになってしまった弱みも手伝ってか、グレゴリー・ペックに寄り添い、無くしている記憶を取り戻そうと躍起になります。
この辺の、恋愛感情を含んだイングリッド・バーグマンの演技は素晴らしい。今どきの映画ではこの胸の高鳴りのようなものを感じさせる女性の危うい美しさを見ることはできません。

途中、息詰まる命の危険を感じるようなスリルあるシーンもヒッチコックらしい恐怖感の表現がまた素晴らしく、さらになんとサルバドール・ダリがセット美術を担当した夢のシーンは今でも考えられない、あり得ないような光景が広がっていて、唸りました。

さらにラスト、命を賭けたイングリッド・バーグマンの追求シーンは手に汗握りました。

もう、文句なしの名作映画でした。
廉価版の DVD で、ヒッチコック作品を二作楽しみましたが、まだまだ見たくなりました。
また見ることがありましたら、ここで感想を書きますねd(^_^o)


【Now Playing】 橋幸夫の地球楽団 / 岩田誠(神経内科医) ( TBSラジオ )

2017/02/12

太田和彦さんの「居酒屋歳時記・上」を読んだ

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『居酒屋歳時記・上/太田和彦著(小学館文庫)』を読みました。
今までにも太田さんの“居酒屋本”は何冊も読んでご紹介していますが、今回の居酒屋歳時記は上・下巻になっていて、読み応えがあります。

そして、それぞれの項目が割と長文なので、文中にも太田さんがふれていますが、けっこうヘビーな書き物だったようです。
太田さんもそんなことで気合いが入っているのか、いつもより文体はやや重めで、骨格がしっかりしていて、とても読み甲斐がありました。

でも、前半戦では、割と途中から“エッチ”な方向に文章が流れて行って、文中で同席の女性にたしなめられるシーン多数!(^^;)

今回は、金沢や、京都、松本、大阪、盛岡、八戸、静岡、横浜などの名店の紹介もじっくりとあったり、春の新酒、春は煮魚、春は筍、など季節の気分でウキウキと書かれたものもあり、居酒屋建築にまでふれて、ただの呑兵衛ではいられない、本格派の知的呑兵衛になれそうな内容でした。

読んでいて、一度は行ってみたいと思ったのは、千葉からもその気になれば行ける、横浜の「野毛」でした。

三浦半島浦賀水道は絶好の漁場として知られ、横浜はその新鮮な魚をいち早く食べられる町でもある、ということでそういったものも食べられるし、一番興味深かったのは「麺房亭」というお店です。

「酒と食の<美味しんぼ>はこの店だ」と太田さんが太鼓判を押しているこの店、全国の産地直送にこだわり、和、イタリアン、炭火焼き、さらに全て手打ちのパスタ、うどん、ラーメンで後を〆るという・・気になるお店です。

野毛は、テレビなどの映像を見ても、とても居酒屋が並んでいる街並みが風情そのものになっているように感じて、今、私が気になりっぱなしなところですd(^_^o)

太田さんらしい、ただ店や酒、肴の紹介だけでなく、店主との心の通う情景も素敵な本でした。
また下巻を読んだらご報告いたしますね。


【Now Playing】 The Breeze And I / Ray Bryant Trio ( Jazz )

2017/02/11

町内の懇親会での話

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きょう、町内会の私の組の皆が集まっての懇親会がありました。
以前、私が組長をやった頃からはメンバーは大きく変わりました。

私の父を含め、当時の中心になっていた世代は亡くなった方も多く、しかも当時はほとんど参加しなかった女性が今回は半分以上の参加となっていました。時代は変わりました。
そして楽しくなりました(#^.^#)

当時の中心になっていた世代で、亡くなった私の父と同い年の方が隣になり、お話をしたのですが、不思議なことや、いい話を聞きました。

その方は奥さまに先立たれて、一時かなり気を落とし、通りでお見かけしたときもかなりの憔悴状態、声をかけるのもはばかられる様子だったのですが、妻と私で声を掛けたこともありました。

きょうは、かなり声にも力があって、よくお話できたのですが、そのときのお話です。

奥さまが亡くなられて、しばらくは奥さまが可愛がっていた猫が、あきらかに家の中でその奥さまが生きていたときのように奥さまを目で追っている様子があったというのです。
それは間違いないと思った、とおっしゃっていましたが、ほんとうのことだと思います。
そういうことはあるのです。

また、奥さまが大切にしていたカメラを使ってみようと外に出ていろいろなものを撮影していたときのことだそうです。
歩いている女性にカメラを向け、撮ろうとしたら・・シャッターがいくら押しても切れなかったそうです。
奥さま、やきもちを焼きましたかね(^_^;)
そのあと、別の被写体にカメラを向けるとシャッターは切れたとのこと。・・間違いないね。

最後に、「私は長く生きてきて、多くの人を見送ってきたけど、人をたすけ、意地悪をせず、損をしても正直に生きる人、真面目に生きてきた人は必ず静かで安らかな最後を迎えた・・でも、その反対の人達はほとんどろくな死に方をしなかった。これは事実だよ。だからあなたも誠実に、そして助けようかと迷ったら人を助けてあげてね、それが人にとって一番大事なことだよ。」と私に向き合って話してくれました。
ありがたい言葉です。
これが人生経験豊かな人の言う素敵な言葉なのだと思いました。
ちょっと酔っていましたが、帰路は温かな気持ちで歩くことができました。


【Now Playing】 I Gotta Go / The Rolling Stones ( Rock )

2017/02/10

“前世”につづいて“デジャヴュ”をどう思う?!

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先日、このブログで“前世”について書いたところ、ブログのアクセス数がかなり高くなり、facebook でもコメントをいただいたりして、けっこう“前世”について意識している人っているのだな、と、ちょっと驚きましたし、うれしくもなりました。

で、こんどは“デジャヴュ”です。いわゆる「既視感」と言われるものです。

初めて訪れた地なのに「あれ?この景色、来たことがある」とか・・

「今、目の前で起こっていること、一回どこかで見ているぞ」なんてことも・・

誰しも経験があるのではないでしょうか。

私も旅行で初めての地を訪れたときに、来たことがあるような気持ちになることがありますし、いわゆる“予知夢”というのでしょうか、夢で見たことがその日のうちに現実で再現されるなどということがあります。

これについては、“そんな気がしてしまう”のだ、とか、記憶の順序を瞬間的に無意識に入れ替えているのだ、などという考え方もあるのですが、でもそれだけでは説明できないことがあると思いませんか。

私は小学校の時に夢で見たことがそのままその日のうちに起こった、ということが何度もありました。

やはりこれについても、“何かがある”んじゃないでしょうかね。

自分の前世が見た景色だったとか、自分の前世が経験したことと同じ事が眼前で起こっていて、そう感じているのかもしれません。

そういう経験ってありませんか?!

考えれば考えるほど、私はわくわく、どきどきしてしまうのです(゚ー゚*)。oO
こういうの、嫌いな人は「そんなことただの思い込みだっ!」と、もう怒っているかもしれませんが、大人げないよ、少しはこういう話題を楽しんでみてはいかがですか。


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / 大高未貴、ケント・ギルバート ( YouTube )

2017/02/09

中村雅俊さんのラジオ番組でのお話を聞いていて

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ラジオ深夜便に中村雅俊さんが出演、お話をされていて、自らの出会いの中で大きな出来事として小野洋子さんとの出会いを挙げていました。

中村さんの知人が小野洋子さんと会える機会を持てそうだと話をもってきてくれたが、中村さんは「そんな機会があるのなら」と頼んでみると、実際に会うことが出来たのだそうです。

でも、洋子さんは中村さんのことを何も知らなかったとのこと。
「なぜ全く知りもしない自分と会ってくれたのですか」と聞くと、「Yes」という言葉・行動を大事にしているからとおっしゃったそうです。

これも何かの導き、会ってみると新しいことが開けていく・・。
だから「Yes」という行為がどれだけ大切なことか、と・・。
それを聞いて中村さんはその後の自分に、その「Yes」という行為を大切にするようになった。そして様々な“縁”がその後の自分にとってとても良かった、というようなお話をされていました。

たしかジョン・レノンも最初に小野洋子さんの個展を見に行って、会場に掛けられていた梯子を登ってみると、そこには小さな紙が貼ってあって「Yes」と書かれていたことにほっとした。そんな出会いが、それがその後の二人の運命の源となったわけです。

私も二の足を踏んで、どうしようか、やはり行くのはやめようか、とか、会わない方がいいかもなんて思っていたけれど、実際に行ってみたり、会ってみたりして「ほんとうによかった」と思ったことが何度もありました。
そして、その出会いが大切なものになり、今でも素敵な関係を保っている人が何人もいます。
大事だねぇ、「Yes」の思いで出会うこと。

ラジオを聞いていて、ふと思ったので、ちょっとあわてて書いてみました。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 中村雅俊 ( NHK-AM )

2017/02/08

スカーレット・ピンパーネル、衣装も楽しみ

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宝塚歌劇・星組新トップコンビ「紅ゆずる(くれない・ゆずる)/綺咲愛里(きさき・あいり)」お披露目公演が宝塚大劇場では3月から、東京宝塚劇場では5月から行われます。
製作発表も行われました。
元々初演が星組で、紅さんは当時新人公演主演をされているので、これは色々な意味で楽しみな公演です(゚ー゚*)。oO


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初演の安蘭けい(あらん・けい)さん、遠野あすか(とおの・あすか)さんのコンビでの公演は、当時宝塚観劇復帰したばかりの頃だった私、ポスターを見ただけでわくわくしたものですが、実際に公演を観て大感激いたしました。
歌えるトップコンビが歌いまくるこの演目、“血湧き肉躍る”ような興奮をおぼえたものです。
特に安蘭さん歌唱の「ひとかけらの勇気」は、その力強い歌唱に心ふるえました。


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当時、公演プログラムと共に Leslie Kee によるスペシャル・フォト・ブックが売られていたのをご存知でしたか?
私、プログラムの隣に置かれているのを見て思わず買ってしまいました…σ(^_^;)


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特にこのフォト・ブックでは娘役の遠野さん演じるマルグリットの衣装がたまらなく良く撮られています。
その一部をご紹介していますが、今回のマルグリット役、新トップ娘役の綺咲さんが身に着ける衣装も素晴らしいのでしょうね'(*゚▽゚*)'いやもう楽しみっ!!


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夫婦の誤解、すれ違い、疑惑が重い雰囲気を醸し出す前半、そして後半に入り、信頼と愛が取り戻され、一気に進展するストーリーに誰もが胸のすく思いをするこの演目、なんとかチケットを手に入れ、見たいと思っています。

とりあえず初演時の主演お二人の衣装を見て気持ちを盛り上げてください(^^;)
またフォト・ブックを出してくれるとうれしいなぁ・・。


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / ケント・ギルバート、大高未貴 ( YouTube )

2017/02/07

不思議だが前世という考え方はあるかも

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よくテレビなどで、それらしい人が出て来て「あなたの前世は〇〇でした。だから△△にこだわってしまうのです」なんてシーンを見ることがあります。

「ほんとかね?!」と思ってしまいますが、前から気になっていることが私にはありました。
つい先日当事者に話してしまったのですが・・。

私はその人(現世では女性)に初めて会ったとき(8年前くらい)に「あっ、この人とはどこかで会っている」と即座に感じたのです。
自分の現世では会ったことのない人だが、でもたしかにどこかで会っている・・それはひょっとしたら“前世”?と思ったのです。

女性は私よりも現世では年下ですが、その不思議な記憶の中では、年下なのか年上なのかも思い出せず、しかも彼女は前世では男性だったかもしれない。それもよくわからない。

しかも、どうやらかなり近い身内であったように感じるのです。兄妹、姉弟だった可能性が高い。
そして、煙のように漂う記憶の中に、二人の近くにはいつも馬がいるのです。その家には馬がいたらしい。しかも農作業用というよりも、移動用のよく手入れされたきれいな馬です。
自分でも驚くのですが、その映像は頭の中にふっと浮かび上がってくるのです。

なぜか他の人にはそういう感情を生まれてから持ったことがないのですが、彼女が笑うととても幸福感に充たされるのです。彼女が目を輝かせ、何かに夢中になっている姿を見ても私は幸福感に充たされる。
ずっと、これは何故なんだろう・・と思っていたのです。

彼女と私の間にはさらに同時に初めて知り合った、彼女よりも若い女性がいて、その女性が不思議なことを私に言ったのです。
ある日突然「あの人のことを好きになってはいけませんよ」と。

その間に入ってきた女性は「前世で兄妹、あるいは姉弟だった間柄だったのだから、今の気持ちを勘違いして恋愛感情を持ってはならない」と言いに、わざわざこのシチュエーションにキャストとして入り込んで来たのではないか、と私は勘ぐってしまったのです。

私を含むこの三人が出会う確率は信じられないほど低いもので、偶然が偶然を呼んだ形で知り合ったのですが、遠い過去の何らかの出来事が巡り巡ってこの現世で引合わせたのではないか・・というのが私の結論なのです。

だから、このあいだも、その前世でごく近い関係であったろう彼女に会ったのですが、相変わらず彼女の笑顔を見ているだけで幸福感に充たされたのでした。そして、思わず前世のことを話してみたのでした。

私の大いなる勘違い、錯覚である可能性もあるのかもしれませんが、前世での“いわれ因縁故事来歴”があるのかもしれない(いや、きっとある)彼女を私は大切なかけがえのない友としてこれからも付き合っていこうと思っているのです。


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / 松井一郎他 ( YouTube )

2017/02/06

宝塚歌劇100周年を超えてなお観客動員数が増加!チケット確保もたいへんです(^_^;)

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このあいだの新聞の日曜版に、表題にあるように、宝塚歌劇が今年で103周年を迎えているが、100周年から3年連続で全公演の観客動員数が270万人超だとのことです。すごい数字だね。

大劇場での上演作(いわゆる本公演)については、8ヶ月前には制作発表を行っていて、これも大きな効果があったのかもしれません。
ファンとしては、次回のあの組の演目はどんなものだろう、と雰囲気だけでも感じたいものです。その心理をうまくついているんですよねぇ。
しかも、どの組もたいていは制作発表時に想像していたものよりも、はるかに実際の公演は素晴らしいものになっています。
今回東京で終わったばかりの花組の「雪華抄/金色の砂漠」も制作発表や、チラシ・ポスターなどで想像していたものをはるかに凌駕し、素晴らしい公演になっていました。

千秋楽のライブビューイングも最近は行われていて、私は行ったことがないのですが、ファンとしては千秋楽は見たいものです。ねらいがいいと思いました。ただし料金はちと高いような気もするが・・(^^;)

というわけで、私が行く東京宝塚劇場は常に満員です。チケットについても四苦八苦で取っているのですが、いよいよ難しくなってきていて、次回東京公演の月組はなんとか一回分は手に入れましたが、その次の宙組はまだ予断が許されない状況です、ほんとたいへん。

以前はほぼ手に入れることができた全国ツアーも最近は取れなくなってきました。見たかったのに行けなかった公演も昨年はいくつもありました。見られれば、このブログにも感想を書きたかったのですが・・。

グチっぽくなってきたので、話の方向を戻しますが、とりあえず人気があるのはいいことです。
私もチケット難民になりつつありますが、なんとか多くの公演を経験してこのブログで感想を書きたいと思っています。
次は月組ですd(^_^o)


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 千住真理子 ( NHK-AM )

2017/02/05

阿川佐和子さんの「娘の味 ~残るは食欲~」を読みました

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『娘の味 ~残るは食欲~/阿川佐和子著(新潮文庫)』を読みました。
前にもこのシリーズの文庫を読んで感想を書きましたが、今回もおもしろく読ませてもらいました。

台湾の茶卵という中国の紅茶らしきものに八角やクローブなどの香辛料を入れ、そのなかで殻ごと煮込んだ卵のことが書かれている部分がありましたが、単なるゆで卵にあらず、美味だという・・(#^.^#)

その茶卵のうわさばかりしていると、数年後に「茶卵用のティーバッグ」をお土産にもらうエピソードも書かれていて、別に私食べたわけでも、茶卵ティーバッグをもらったわけでもないのになんだかうれしいのです…σ(^_^;)完全にこの本の中に入り込んで読んでいることを自覚しました。

子どもの頃から食べていたすき焼きが甘くて、どうやらよそのお宅とは違うらしいと気づいた話、誕生にもらったキャビアを、友を呼び、ゴージャスな思いをしてみようと冷蔵庫にあった玉ネギをみじん切りにして水にさらし、ギュッとしぼって小皿に盛る。
レモンはくし形に切ってまたもや小皿。
用意したクリュッグというシャンパンをあけ、きつね色にトーストした八等分のパンにバターをぬり、スプーンでキャビアをひとすくい、玉ネギをたっぷり盛って、レモンをしぼり・・「はい、どうぞ」・・だって・・(^_^;)
食ってみたいねぇ、飲んでみたいねぇ・・(゚ー゚*)。oO

っていうような話がいっぱい!d(^_^o)
ごちそうさまでした。


【Now Playing】 嶌信彦 人生百景「志の人たち」 / 渡辺悦和 ( TBSラジオ )

2017/02/04

花組「雪華抄/金色の砂漠」見納め

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宝塚歌劇・花組東京公演「雪華抄(宝塚舞踊詩)/金色の砂漠(トラジェディ・アラベスク)」見納めしてまいりました。

今回の公演は、“和もの”のショー「雪華抄」の後、舞台がいきなり砂漠になるというミュージカル「金色の砂漠」の二本立てでしたが、私の長い宝塚観劇経験の中でも心に残る公演となりました。

まずショーの「雪華抄」。
驚いたことに初っ端の「ちょんぱ」が照明のアクシデントにより出来ず(薄明かりが点いて花組の面々が見えてしまっていた)、いったん組子たちは銀橋、舞台から退けて5分間の“中断”というか、最初っから止まってしまったので、まだ始まっていない状態の中、場内アナウンスがあり、客席はそのまま待機・・。
5分後に再度やり直して最初から、という非常に珍しいハプニングから始まりました。

でも、そのあとはこのショーの素晴らしさはもちろん変わらず、プロローグの彩り鮮やかな様子、素晴らしい衣装と、音楽ではリズムが洋風なのにとてもマッチしている、明日海りお(あすみ・りお)さんと柚香光(ゆずか・れい)さんの「鷹と鷲」のシーンもますます磨きがかかり、芹香斗亜(せりか・とあ)さんと仙名彩世(せんな・あやせ)さんの「七夕幻想」は美しく、明日海りお、花乃まりあ(かの・まりあ)トップコンビの「清姫綺譚」の幽玄で妖しげな場面も相変わらずの良さを感じました。

最後に専科の松本悠里(まつもと・ゆり)先生も銀橋に入ってくるフィナーレ含め、抜群のショーでした。観客席の様子も身を乗り出して見ている様子を感じました。


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そしてお芝居の方、「金色の砂漠」。
こちらも近年にない傑作だと思いますが、東京公演も日にちが経つに連れ、登場人物それぞれのキャラクターがより際だっていたと思いました。
例えば柚香さんのテオドロスは、単純に演じてしまうと“実利を取る計算高いイヤなやつ”程度の人物像になってしまいそうですが、彼の心の中には何があるのか・・というところまで考えて演じている、ということがわかるものでした。

明日海、花乃の主演コンビの心模様がこの物語の一番の中心で、複雑かつ直情的、そして人間の持つ影の部分までもが描き出されなければならない・・という、難役でしたが、こちらもより“深い”表現の領域まで到達していたと思いました。
だから見ているこちらも胸が苦しくなるような、そんな気持ちになるのでした。

私の周囲には初見の方も多かったようですが、あまりの急展開、心の葛藤、人の残忍さ、ずるさ、などが次々とストーリーとして展開されていく様に大きく心を動揺させているように見えました。それほどこの物語は深く、魅力あるものなのだと思いました。
何度見ても、その時々で、見る方の感情も異なってくるし、演じている方もおそらく毎舞台新たな感覚をもって舞台に立たれているのではないかと思いました。


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明日海さんはトップとして充実期に入り、花乃さんは退団されるのですが、ここでまた大きく成長されたと思います。今後どうされるのか存知上げないのですが、もしミュージカルの舞台などに立たれるのであれば、もともと歌唱力もある花乃さん、きっといいミュージカル女優になられるのではないでしょうか。

というわけで、見納めとなった今回の花組東京公演、いつまでも心に残るであろう“名公演”でした。


【Now Playing】 大人のジャズタイム / 島崎保彦他 ( ラジオ日本 )

2017/02/02

【はっPのアナログ探訪_0134: COME TOGETHER ・ SOMETHING / The Beatles ( Single )】

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ジョンの変則的?なカッコイイ曲「カム・トゥゲザー」と、ジョージ珠玉の名作「サムシング」の両A面扱いのシングル盤です。
このアナログシングル盤で聞くのは、たぶん30年ぶり以上です。

ジョンの曲の方はかなり盤面が傷んでいて(ということは当時こちらの方を良く聞いていたのか)今ひとつの音でした。

ジョージのサムシングの面はそれほど傷みがなく、かなりいい音で聞くことができました。
オーケストラの音もいいし、ポールのベースも“やり過ぎ”なくらいの撥ねる様子が聞き取れました。

両曲とも私が大好きなビートルズナンバーです。


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カム・トゥゲザーはジョンらしいですよねぇ(#^.^#)
ポールのベースとリンゴのドラムの生み出すグルーブも素晴らしい!
それに乗っかって、ジョンの煽るようなボーカルもたまらない。
バンド全体のプレイも最高っ!(゚ー゚*)。oO
さすがビートルズという感をあらためていだきました。

サムシングは、静かな始まりから、徐々に曲が高まっていきます。
サビの部分でのオーケストラ、リンゴのミラクルなドラム、ジョージのボーカル、全てが見事なまでの高まりを見せて、今聞いてもふるえちゃいましたd(^_^o)

この盤でたった二曲を聞いただけなのに、アルバム一枚分の満足感でした。
さすがです、ジョンとジョージ!!

2017/02/01

記録日々更新中・・

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去年の10月のこのブログで、9月中は一ヶ月丸々休むことなく更新できたと書いたことがありました。
実はその後もずっと毎日更新を続けておりまして、去年の8月末から続いている連続更新が今日のこのブログで159日連続更新、5ヶ月に渡って連続更新を続けております。

自分でも驚きですが、それがまたちぃとも苦にならずに続けてきました。
ネタが尽きるなんてこともなかった(#^.^#)

そのうち途切れると思いますけど、マイペースでやっていきます。
思い出したら時々お立ち寄りください、いつもの調子でやってますd(^_^o)

うれしいのは、アクセス解析を見てみると、一人の方が最新の更新ページだけでなく、4~5ページも過去のページを見てくれていることです。
それに、何年も前に書いたものも日々アクセスがあって、それについてもうれしい(゚ー゚*)。oO

また、1ページあたりの閲覧時間の平均が2分半くらいになっているのもうれしいことです。つまり、“チラ見”ではなく、きちんと読んでいただいているわけで、何よりです。

明日からも今までどおり、無理せずやっていきます。
引き続きどうぞご贔屓に!<(_ _)>


【Now Playing】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

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