「星逢一夜」ライブ・ビューイングしてきた (3/4)
雪組ライブ・ビューイング、感想3回目です。
今回は雪組公演全体的なことについて。
「星逢一夜」は暑い夏に雪組が必死に取り組み、大好評を得た作品だったわけですが、名古屋で再演となり、たぶん、早霧さんはじめ、雪組の組子たちは戸惑ったんじゃないでしょうか。
「あれをもう一度」・・どうやってモチベーションをあげていくのかと。
でも、雪組はまたまたがっしりとした舞台を作り上げていました。
早霧さん、咲妃さん、望海さんの三人を中心に再構築できるような地力のある組になったんだと思います。これは他の組を圧倒しているんじゃないでしょうか。
しかも、若手がどんどん成長していて、月組から組替えでやってくる朝美絢(あさみ・じゅん)さんは大変だと思いますが、逆に言うと大きく成長するチャンスです。
早霧さんがトップになってからの雪組は、実際の舞台が想像をはるかに超えるものになっていて、観客の期待度はいつも大きく、だから観客動員の記録も作られたのでしょうね。
さて、私は今回が初めてのライブ・ビューイングでした。
経験してみての感想は、ゆったりと映画館の客席で観劇できるのはとてもうれしいっ!(*^_^*)しかも、皆さん、ふだん映画を見るときのようにドリンクもポップコーンも持ち込み放題!こんな余裕をかまして宝塚を観ていいんだろうか(^^;)とドギマギしてしまいました。
しかもテレビやDVDでみるように、カメラアングルは雪組の組子達の表情も様々な角度でとらえ、劇場での観劇とテレビでの観劇の中間的な印象を強く感じました。
ただ、始まってすぐに感じたのは、早霧さんはじめ中心人物の音声はマイクロフォンで捉えた音がラインで入って来て、いかにもミキサーが聞いているような音声で聞こえてきて、劇場の“生”な反響を感じるような音ではないことでした。・・たいしたことではなさそうですが、でも劇場の臨場感がやや失せているようにも感じたのです。
あとは、私が勝手に思い込んでいたのですが、観客は拍手をしたりしないんですね(^_^;)
てっきり、劇場にいるような状態で観劇するものだとばかり思っていたのです。拍手したりしちゃだめなのかなぁ~。
それと、やはり実際の舞台での興奮には及ばないな、と思いました。想像以上にそう思いました。
とてもよいと思ったのは、なかなか宝塚や東京の劇場まで行けない状況にある方にはうれしいものですよね。それに、なんというか、やはり宝塚ファン同士、なにか一体感みたいな空気があったようにも思いました。これもいいことだと思いました。
さらに、ライブ・ビューイングには、まだまだ何か可能性があるんじゃないか、と思いました。
具体的には言えないんだけど、「何らかの可能性がまだまだある」と直感的に感じたのです。
新人公演や、ライブ・ビューイング・オリジナルの作品などもいいなぁと思いましたよ。
というわけで、「星逢一夜」中心の感想はここまで。
次回はショーについてふれて、今回のライブ・ビューイングの感想を終わりにしたいと思います。
あと一回、お付き合いください(*^_^*)
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