映画「マイ・ビューティフル・ガーデン(This Beautiful Fantastic)」を見てきました

映画『マイ・ビューティフル・ガーデン(This Beautiful Fantastic)/2016年英国 監督・脚本:サイモン・アバウド 出演:ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、トム・ウィルキンソン、アンドリュー・スコット、ジェレミー・アーヴァイン』を見てきました。
予告を見ただけで素敵なイングリッシュ・ガーデンに目が釘付けだったのですが、本編でも美しい自然を感じさせる庭を楽しめました。
そして、庭を造り出すことがテーマの映画だと思って足を運んだのですが、実際は主人公の女性(役・ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ)が、予測不能な自然の営みが苦手・・特に植物・・で、何にでも秩序と規則正しさを求める“超風変わり”な性格であり、それゆえ庭の手入れが出来ずに、大家から住居の価値が下がってしまうので一ヶ月以内に庭の手入れをせねば追い出されるというそんなストーリー展開のものでした。

そして隣家の“偏屈じじい”(役・トム・ウィルキンソン)からも荒れ放題の庭について苦情が出て、主人公の女性は意を決して庭を造り始めるのでした。
そこからが実に面白く、隣家の偏屈じじいだと思った男性は、厳しくもやさしく庭について、花について、自然について、そして生きることがどういうことか、について主人公に深く関わってくるのです。
さらに偏屈じじいに雇われていた料理人役のアンドリュー・スコットが二人の間に入り、絶妙な狂言回しを繰り広げます。
この辺はいかにも英国映画らしい演劇的な展開でした。
もう一人、主人公の女性が好きになってしまう男性(役・ジェレミー・アーヴァイン)。
主人公が勤める図書館に資料を求めて来たときから奇天烈な行動をするのですが、主人公に自分の作った機械仕掛けの鳥を見せてくれ、そのうちに二人は“恋に似たもの”をするようになり・・でも、波乱の出来事が起きて二人の恋の行方は・・という楽しみな展開(゚ー゚*)。oO
美しい庭や花々も堪能できますが、むしろこの映画は、人として生きて行く、住まうという行為、自然とのつきあい、人とのつきあい、うつろう季節と時、そんなことを意識させてくれるヒューマン・ストーリーだったと感じました。
やさしい心の持ち主のあなたには絶対のおすすめ映画ですd(^_^o)
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