怜美うららさんが退団すると・・
宝塚歌劇・宙組の娘役「怜美うらら(れいみ・うらら)」さんが退団の決意をされたと、私の生涯の“ヅカ友”女神から一報が入りました。
悲しかったです。
私が最初に「この美人は誰?」とショックを受けるくらいに意識したのは写真の「ロバート・キャパ(日本青年館)」の公演でした。
当時宙組二番手男役だった凰稀かなめ(おうき・かなめ)さんの相手役としての抜擢でした。
目も覚めるような美人でありながら、腰の据わった演技、ぐんぐんと前に進むような現代の女性らしい颯爽感!!
もう虜になりましたね。
その後の様子を見ていてもたぶん凰稀さんのお気に入りの娘役だったのではないかと推察いたします。凰稀さんトップ最後の公演でも、それが具現化されたような配役でした。
「私が愛したただひとりの女性はこの人です」と凰稀さんが相手娘役の実咲凜音(みさき・りおん)さんに紹介する場面がありました。「まあ、素敵な方」と実咲さん(T_T)
なんだか実話的リアル感のあるシーンでした。実咲さんはこの公演中、どんどんとやせ細っていき、最後の頃は絞り出すような演技をしていました。
ひとりの“ヅカ野次馬”としての意見ですので、聞き流してください。
凰稀さんとトップコンビを組ませてあげたらよかったんじゃないでしょうか。
それができる実力の持ち主でした。
それからでも実咲さんを花組から呼んで、朝夏まなと(あさか・まなと)さんとトップコンビを実現しても充分実咲さんにも間に合って、怜美さん、実咲さんの同期娘役同士もいい感じになったんじゃないかしら・・。
たぶん次期トップ娘役はこうなると星風まどか(ほしかぜ・まどか)さんになるのでしょう。
実力十分の星風さんですから。真風涼帆(まかぜ・すずほ)さんとのコンビに問題はないのでしょうが、今までの公演での真風・怜美の並びは素晴らしく美しいコンビに見えました。
こんなことなら一年でもいいからお二人を組ませてあげてもよかったんじゃ・・、いやいやもうやめましょう。決定してしまったんですものね。
怜美さん、前回の全国ツアーでの素晴らしい熱演、忘れません。
今まででも最高の出来でした。美しく力強く、こんな素晴らしい娘役、ちょっといない、と思いましたよ。
最後の舞台、がんばってください。
最後の最後まで応援しています。
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