太田和彦さんの「居酒屋歳時記(下)」を読んだ
『居酒屋歳時記(下)/太田和彦著(小学館文庫)』を読みました。
何度もご紹介している太田さんの“居酒屋本”。
すでにこのブログでこの歳時記の上巻もご紹介していますが、この居酒屋歳時記の太田さん、“いい感じ”ですねえ~(^_^)・・なんというか「枯淡の境地」とでもいうのでしょうか。
カツオ、ニシン山椒漬、トビウオ、シラス、イワシ、油揚などなどの肴をたずねて日本各地を歩き回る太田さん、その“居酒屋文”は“ノリにノって”いますd(^_^o)
読んでいるだけで、もう空想が妄想となり、食べたい・呑みたい状態に突入しそうです。
また、冬の燗酒、冬のおでん、など季節に合わせた居酒屋の楽しみにも太田さんらしいしみじみとした、そして喜びに充ちた表現で書かれています。
さらに「蕎麦屋で一杯」についても“大人の粋”を感じる飲み方を伝授してくれます。
私はまだまだそこまで行っておりませんが、もうちっと大人の雰囲気が出て来たらやってみたい(^_^;)
続いて、銀座、新橋、新潟古町、松本、根津、北陸、小倉、大阪と次から次へと名店、馴染の店を訪ね、お店の方とのいつもどおりの温かい交流や、その店の名物についてもどんどんふれていき、読んでいてわくわくしてきますよ(^-^)/☆
私の行ったことのない店ばかり(当たり前だけど)ですが、ほんとうに行ってみたいお店ばかり。
ぜひこのブログをご覧の“呑兵衛”のみなさんにも読んでいただきたい名著でした!
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