フルモデルチェンジのお手本を見た
【※このブログでの文は、8月中、ブログ休止中にデジタルでメモしておいたものをアップするものです。なので、現在とタイミング的にマッチしないものもアップされるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。】
スズキの本格四輪駆動車・ジムニーが20年ぶりにフルモデルチェンジしました。
私が生まれて初めて買ったのは、このジムニーの二代前のSJ30。
他社が出している多くの四輪駆動車が尻込みするような悪路、道無き道のようなところでもトコトコ走り抜き、楽しさ満開、喜び爆発!のようなクルマでした。
20年間走り続けた先代ジムニーもそのようなクルマでしたが、今回のフルモデルチェンジは、過去のジムニーの良さをあちこちに感じさせる心憎い演出があり(*^_^*)、新しい機能も搭載、伝統のラダーフレーム(はしご形のフレームの上にボディを乗せている)も守り抜き、100点満点のモデルチェンジだと思いました。
私のような者がそう感じるのですから、世間のジムニー・ファンも好印象で受け容れたようで、注文殺到、納車までは1年待ちだそうで、おめでとう!
スタイルリングを見ただけでも、この時代に初代、二代目の良いところだったスクエアなデザインを取り入れ、復活。
ルーフ周囲には雨滴を受けるレールのようなものも付けられ、かっこわるいバイザーも不要になります。
四角四面に作ったので中も広くなり、後席を折り畳んだ状態にするとプラスチック製の部分が荷台面になるという工夫も良い。
とにかく、見た目が軽自動車らしからぬ風格を感じさせます。
昨今の大人げない、子供じみたとも言える“こけおどし”的デザイン、向こうから走ってくると威嚇しているかのようなデザイン、機能をパッケージングしているのでなく、デザイナーの愚かなデザインを優先しているかのような空疎なデザインばかりが目に付く(特にト●タ)新車の数々とは一線を画す芯の通った素晴らしいデザインだと思いました。
まだ街では見かけていませんが、そのうち「おっ!あの四駆は何だ?!」と思ったのがジムニーってことになると思いますよ、お楽しみ・・。
【Now Playing】 闌の季節 / 小椋佳 ( TBSラジオ )
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