連休中日になって。
きょう、5月4日(月)の千葉は朝から小雨が降っていました。
庭の草花も雨に煙っています。
天気がよければ草刈りをしようと思っていたのですが、明日に回すことにして、いまだアナログなおつき合いをしている中学時代の担任の先生に手紙を書いたり、本を読んだりしておりました。
新型コロナウイルスの感染についても、東京の様子をみていると、“一進一退”みたいな状況ですね。
緊急事態宣言もそのまま続くことが決まったようですし。
このブログで何回か前にも書いたのですが、過去のウイルス感染拡大が起こったときに社会の変革がなされているということが歴史的事実としてあり、今回も仕事の進め方が「テレワーク」などという割と近未来だろうな、と思われていたことが実際に行われることになりました。
物を売ったり、買ったりすることについても対面的なことが今後益々少なくなってくることも、たぶん間違いないのだろうと思います。
自宅で仕事をしたり、子供達が学校に行けない状況下で、家族それぞれのあり方もきっと各々の家庭で見直されていることが多いのではないでしょうか。
気になるのは、観光など、「行ってみなければわからない」というようなこと。
そして「現地で食べてみなければわからない」ことなど、実体験が人に大きな影響を与えるような事物がどうなっていくのかです。
画像や、動画で見ればいいんじゃね?!とか、お取り寄せがあるからいいじゃん!!
というようなことが一般的な意見になってくると、・・つまらない社会になってしまうのでは・・と、危惧するのです。
それは、コンサートや、演劇などの会場で見聞きするものについても言えると思います。
そういうものは、実際にその場で聞かなければ、見なければわからないものですが、安易にビデオなどで見れば同じ体験なのだ、なんてことになってしまうと、人としての喜びや感動という大切なものが稀薄になっていって、ますますつまらない世界が出来上がってしまうような気がします。
いつ頃さまざまな制限が解除されるのか、依然不透明ですが、上記のようなことも頭の中に残しておこうと思います。
人として大切なこと、ものを忘れないように。
【Now Playing】 I Want Yout(She's so Heavy) / The Beatles ( Rock )
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