椎名誠さんの「モンパの木の下で」を読んだ。
『モンパの木の下で/椎名誠著(文藝春秋)』を読みました。
いつものことで、ブックオフにて200円で購入。内容は1992年から1993年にかけて週刊文春に連載されたものをまとめたものです。
三十年も前の文ですから、椎名さんもすこぶる元気で、あちこち飛びまわっているし、“飲みまわって”(^^;)いました。
そして、私の大好きな居酒屋の達人、「太田和彦」さんもキャンプの場面に何度も登場し、ひそかに日本酒の美味しいのを持参し、さらに美味しそうな“つまみ”をどんどんつくっている様子が書かれていました。この本の頃は「コンニャク料理」に凝っていたようです(^_^;)
椎名さんが仲間と飲んでいるときの“バカ話”がいつも面白いのですが、今回のなんだかわからんが面白かったのは、以下の『信用してはいかん!』の話。
「作務衣を着ている男を信用してはいかん」と誰かが言うと、みんな「そうだ、そうだ」と納得している(*^_^*)
ちなみに、私も作務衣を着ている男はあまり信用しておりません…σ(^_^;)なんかインチキくさくありません?!d(^_^o)
ついでに「ルイ・ヴィトンのバッグをぶらさげている男が新幹線や空港でかなり目につく。あれはどう見ても恥ずかしい。ルイ・ヴィトンのバッグを持っている男を信用してはいかん!」と、みんなでしっかりと頷きあっている(^_^)
んでもって、これまた私も深く同意d(^_^o)・・いましたっけねぇ、その昔、そんな男が。今はお見かけすることはないけど。
昔の話で思い出したけど、セカンドバッグを小脇に抱え、つま先歩きでチョンチョン歩いている男もいたっけ。
で、ポロシャツの襟を立てているんですよ、そういう男はかならず。・・時々、まだ襟を立てているオジサン(お爺さん)を見かけることがありますが。
こういうのも信用しないランキングに入れてほしいd( ̄  ̄)
あと、誰かが言っていたけど、“半ズボン”をはいている男を信用するなっ!っていうのも心に残る言葉でした。
日曜日にどこでも半ズボンでうろうろしているオヤジ、私もあんまり信用したくないです。
「勝俣州和」さんくらいですかね、信用できそうな半ズボンの男って(*^_^*)
信用しない話で終始してしまいましたが、「モンパの木の下で」、相変わらずドコドコどこでも出かけて行く椎名さんの楽しい本でした。
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