「ジャンボ旅客機99の謎」という古い本を読みました。
『ジャンボ旅客機99の謎 ~ベテラン整備士が明かす意外な事実~/エラワン・ウイパー著 ウイチャイ・ワンナワック訳(二見文庫)』という2005年発行の本を古本で見つけ、読んでみました。
かつてジャンボ・ジェット機って誰もが知っている旅客機であったし、日本人にとっても馴染み深い飛行機だったと思います。
そんな機体について、ベテラン整備士が私たちが知らないことをたくさん書いた本になっていました。
そもそもの“大きさ”から入り、主翼が8mも“しなる”なんてことも書かれています。
エアコンは付いていなくて、別の機能が使われていること、あんな重い物がなぜ空中に浮かび上がるのか、飛行ルートの決め方、なぜ上空で機体が凍り付かないのか、翼にある燃料タンク内の点検孔と実際に人が入っていくとその内部の状況がどうなっているか、日航ジャンボ機の事故後に油圧系統が3~4系統になり、万一の不具合に備えている・・などなどたくさんの項目がありました。
飛行機に興味のある人って、やはり鉄道マニアみたいに、乗ることが好きな人、見たり写真を撮ったりすることが好きな人、メカニズムに興味を持つ人、航空上の歴史が好きな人、などなど様々だと思いますが、この本はそのような人にとっては“初歩”的なことが書かれてはいるものの、入門編としてはとても役立つし、楽しい本だと思いました。
私も楽しめました(*^^*)
« 「宮本貴奈トリオ with エリック・ミヤシロ ~Special JAZZ Concert~」に行ってきました。 | トップページ | 「昭和・東京・ジャズ喫茶 昭和JAZZ文化考現学」という本を読みました。 »
「趣味」カテゴリの記事
- 「まわれ映写機/椎名誠」を読みました。(2025.06.18)
- 「前略、高座から-。/柳家三三」を読みました。(2025.03.04)
- 俳句を詠んでみる_0370【 春隣 先生の名を 発見す 】(2025.02.24)
- 俳句を詠んでみる_0365【 春近し あの日の よろこび 忘れず 】(2025.02.18)
- 俳句を詠んでみる_0359【 底冷えて ギターアンプに 灯をともす 】(2025.02.12)
「書籍・雑誌その2」カテゴリの記事
- 「まわれ映写機/椎名誠」を読みました。(2025.06.18)
- 「そのへんをどのように受け止めてらっしゃるか/能町みね子」を読みました。(2025.06.13)
- 『児玉清の「あの作家に会いたい」人と作品をめぐる25の対話』を読みました。(2025.06.12)
- 「冥界からの電話/佐藤愛子」を読みました。(2025.06.10)
- 「役員室午後三時/城山三郎」を読みました。(2025.06.08)
« 「宮本貴奈トリオ with エリック・ミヤシロ ~Special JAZZ Concert~」に行ってきました。 | トップページ | 「昭和・東京・ジャズ喫茶 昭和JAZZ文化考現学」という本を読みました。 »
コメント