「人間の関係/五木寛之」を読みました。
『人間の関係/五木寛之著(ポプラ社)』という本を古本で手に入れ、読んでみました。
2007年第一刷発行のものです。
この本は、五木さんが長く生きてきた中で得た人としての“生き方の知恵”のようなものが書かれていました。
私自身も最近長いこと生きてきて色々なことを考えだし、自分なりの生き方、人付き合いのやり繰りなどを少しずつ見出してきたところですが、この本も納得しながら参考にさせてもらえるようなことがいくつも書かれていました。
人脈というものについて、親子関係について、格差社会にどう生きるか、夫婦関係について、などが五木さんの人生経験から滋味豊かに書かれていました。
特に私が気になったのが、「鬱からぬけだすためのノート」という項目でした。
五木さんが、四十代の後半から五十代にかけて、何をしても興味がわかず、鬱状態が続いたときに書いたノートが「歓びノート」というもので、「・・・でうれしかった。」という話。
なにかうれしかったことを一つだけ思い返して日々ノートにつけることによって次第に鬱状態から抜け出したというのです。
やがて、五十代になり、男の更年期というか今度はそんな鬱な気分が続くことになった時には、歓びノートは役に立たず、今度は「悲しみノート」をつけたそうです。
鬱な気分のなかに沈みこんでいると、つよい悲哀を具体的にたしかめるように「今日の悲しかったこと」を書くとかえって気持ちが解放されるような気がして風がふっと吹きすぎるような気配があったというのです。
そして今度は、七十歳を過ぎた頃から三たび鬱な気分が訪れて・・。
ありがたいと思ったことをノートにつけたそうです。
「あんがとノート」と言うんだそうで(^_^;)びっくりするほど効果があらわれたとのこと。
私も未知の年齢ですので、これは是非参考にしたいと思いました。
新年に入り、早くもいろいろ刺激を受ける本を読みました。
次はちょっと軽い感じの本を読みたいと思います。
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