俳句を詠んでみる_0018【 議事堂に雷(かみなり)落つ 天・立腹 】
十数年前、国会議事堂を上方から見る機会があり・・
【 議事堂に雷(かみなり)落つ 天・立腹 】
《背景》季語:雷[夏]
十数年前に国会議事堂の外壁クリーニングが終わり、さらに裏向かいに立つ議員会館も新しくなった。
当時、仕事で出入りしていた議員会館から議事堂を見ていると、案内していただいた守衛のトップの方から「議事堂の“てっぺん”を見てごらんなさい。以前、落雷があり、頭頂部に落ちた。下に行ってみると大きなかけらが散っていた。」との話を聞いた。
確かに頭頂部が欠けていた。
「国会の“ふがいなさ”に、天が立腹して一発落としたんじゃないのかな。」というそれこそきついお言葉だった。
今の国会を見てもそれは全く変わっていない・・と感じ、一句詠んだ。
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