「某飲某食 デパ地下絵日記/東海林さだお」を読みました。
『某飲某食 デパ地下絵日記/東海林さだお[文・絵](文春文庫)』を古本で読みました、というか絵と写真とともに楽しませてもらいました。
1999年に単行本化され、この文庫は2003年に第一刷が発行されていました。
読んでみると、もともとは、毎日新聞の読者向けに小田急百貨店の新聞広告をシリーズ化したものだそうです。
著者・東海林さだおさんに毎月一点、食品売り場で選んだ商品をテーマに漫画と文章を書きおろしてもらうという・・すごいこと考えたなぁという企画ものなのでした。
文章は活字化せずに、東海林さんが手書きしたものを載せていて、それも対象が食品なだけに美味しそうに感じられてよいと思いました。
さらに東海林さんの漫画がくっついてくるわけで、そのページをさらにめくると、写真で商品が紹介されています。ぜったいに効果抜群だったのではないかと当時の様子を推察いたします。
朝採りアスパラガスや、黒ごまトースト、越冬雪人参、でんすけすいか、大根もちなどなど(#^.^#)東海林さんの名調子と思わず“ぷっ”と吹き出しそうな漫画がついての紹介です。
面白くないはずがない。
というわけで、あっという間に「キッチン飛騨 焼肉セット」の写真などをみながら「いいなぁ」と言いつつ読了いたしました。
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