「にょにょにょっ記/穂村弘」を読みました。
『にょにょにょっ記/穂村弘著・フジモトマサル挿絵(文春文庫)』を読みました。
別冊文藝春秋の連載に加筆修正し、2015年に単行本化され、2018年に文庫版となったものです。
穂村さんのこのシリーズ本については、すでにこのブログで「にょっ記」をご紹介したことがありますが、まあだいたい似たような感じの本です(^^;)
目のつけどころが面白いというのが、この“にょっ記”シリーズですが、でも読んでいるこちらとチャンネルが違ってしまったりすると、「ちぃとも面白くない」ような文が続くことになります。
それがつらい・・(^_^;)
でも、この本に書かれていることくらい日常に感じている些細なことに興味を示したり、面白がったりしないと「短歌」なんか詠めないんだと思います。
私は、俳句も短歌も好きですが、短歌は面白いものはとてもいいのに、一旦「そんなことどうでもいいでしょ」と思ってしまうと「ちょっとやりすぎ、自分の感覚を押しつけ過ぎ」なんて思ってしまいます。
まさにこの本についてもそんな感じでした。
面白いところはメッチャ面白いんだけど、自分の感覚とあまりにもかけ離れているとまったく面白くない ^^;
というわけで、面白いところと面白くないところの比率は4対6となりました。
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