「-季節の言葉と暮らす幸せ- 俳句、やめられません/岸本葉子」を読みました。
『-季節の言葉と暮らす幸せ- 俳句やめられません/岸本葉子著(小学館)』という本を読みました。
ブックオフで見つけた2018年刊行の本です。
岸本さんはもともとエッセイストですが、この本を書いた時点で、俳句を詠み始めてから十年というところです。
で、読んでみて一番の感想は、俳句を始めてから自分が感じている(今年の2月末からですので、まだまだなんですけど)ことが「そうそう、それもあれもみんなおっしゃっているとおり!」という感じで書かれていました。
言いたいこと、うったえたいことがあるから俳句を作っているんじゃないか、と思い、最初は自分の感情を直接書こうとしたり、特に関連性のないことを「こういうことで神様がこんな現象を見せてくれた」みたいな“物語”をつくってしまったり・・。
季語を無理やりくっつけてみたり、季語がすでに語っていることを繰り返すように書いてしまったり、なんだかそれらしい神社や寺院などを句に詠み込めばそれらしくなるんじゃないかとか・・全部自分にあてはまる ^_^; ・・。
著者は句会や吟行を大事にして、そこでいろいろなことに気づいていて、詠み始めたばかりのご自身の句を恥ずかしいと言いながら例として示してくれて、悪い例として自分の句を載せるなんて果たして私に出来るかな?と思ったりもしました。
そして、私にとって印象に残ったのが、いい句を作ろうとしてだんだん慣れてきた時点で“それなりの”「まあいい句」を作るよりは、ストライクばかり狙わずにギリギリのところをついてチャレンジしていくのが俳句の発展につながるという部分でした。
これでいいのか、わるいのか、そんなところに投げ込んで、暴投になるかもしれないし、皆が唖然とするど真ん中に入ることもある・・そんな比喩で語られていました。
私も、いい句をつくってちょっと褒められたい(^^;)という心が芽生えておりますが、これからはコーナーギリギリをついたり、ワンバウンドするような変化球にも挑戦してみたいと思いました。この本のおかげです。
岸本葉子さんの本、とても参考になったし、俳句に対する気持ちも強くなりました。
また岸本さんの俳句に関する本、探して読みたいと思います。
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