俳句を詠んでみる_0109【 龍淵に潜む 人は行き交いて 】
岸本葉子さんの“俳句と暮らす”本を読んで知った「龍淵に潜む」という不思議な季語、使ってみたくて詠んでみましたが、これでいいのか正体わからず・・。
【 龍淵に潜む 人は行き交いて 】
《背景》季語:龍淵に潜む[秋]
不思議な季語ですが、俳句関連の著書多いエッセイスト、岸本葉子さんの本を読んで知りました。
中国の古代の字典「説文解字」に、竜は「秋分にして淵に潜む」とあるのにもとづいて世の誰も見たことのないものが時候の季語となっています。
水も神秘的なまでに澄み、静謐さをたたえる頃を言うようなのです。
ひと目見て気に入りましたが、それこそ使い方がわからず、人が行き交う街や、野や山、川にも龍は居て、淵に潜んでいるのだ・・というような気持ちで詠みました。
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