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2024/05/11

「恋する俳句/黛まどか」を読みました。

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『恋する俳句/黛まどか著(小学館文庫)』という本を読みました。
1998年に刊行され、2002年に文庫化されたものです。
ということで、「Eメールのやり取りが心配だ」などという、今ではあまり考えられないような話題もありました。でもそれも微笑ましいです。そんな時代の方がよかったような気もしてきます、黛さんの文を読んでいると。

この本は、著者・黛さんが代表である「月刊ヘップバーン」でお題を毎回決めて応募してきた句から《松・竹・梅》と選び、さらに佳作も載せ、優秀三作には黛さんの評も加えられ、さらにここをこう直した方が・・という句には添削も入れられていました。
そして募集した句と同じお題で黛さんも毎回一句詠んでいます。
これがまた素敵な句になっておりまして、美しく、品があり、私のような素人男性に静かに、でも強く訴えかけてくるのです。

また、「恋する俳句」と銘打っているように、恋にまつわるテーマが多く、今年に入ってから俳句にかかわってきた私にとって、とても新鮮です。
真向から「恋心」を詠んでしまうなどということはあまりなく、しかも今まで読んできた句集などにもあまり「恋の句」はありませんでした。

テレビの俳句番組だったと思いますが、句を捻る本人が年齢を重ねると、もうあのドキドキした青春時代の恋の俳句なんて書けなくなるかも・・という話が出ていました。
私もそう思ってはいたものの、ここ数か月で俳句を詠んでいく中で何度かそんな恋の句にチャレンジしたものがあります。
・・けっこう書けますよ(^_^;)自分でもびっくり。

というわけで、もうすぐブログにアップしてきた句が100句に達しそうなのですが、恋や愛に関するものもアップしてみたいと思っています(#^.^#)やればできるっ!!

で、この「恋する俳句」という黛まどかさんという美人がまとめた本は、実に“心わくわく”する本でした。古いものですけど、今でも十分ドキドキものです(*^^*)

 

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