俳句を詠んでみる_0145【 夏の潮 葉山で見た ビキニのへそ 】
ずうっと昔、学生時代の記憶を呼び起こして詠んでみました。
【 夏の潮 葉山で見た ビキニのへそ 】
《背景》季語:夏の潮[夏]
大学時代の彼女は高校生だった。
彼女の美しい叔母さんの家は葉山の御用邸のすぐ隣にあって、そこで着替えて浜はすぐそこ。
さらに彼女の妹もついてきて、それがまた美少女。
こんな夢のような状況で、しかも葉山のビーチで遊んでいいんかい!とまさに夢心地。
高校生の彼女のビキニは眩しく、おへそが見えてドキドキした。
ビニールのボートに乗り、沖へ漕ぎだし、葉山の青い海と潮風を感じた。
今では信じられない幸せな光景だった。
帰りのクルマでは、自分のクルマを提供してくれた私の同級生が運転してくれ、ナビを引き受けた私の彼女は助手席に。
彼女の妹と私は後席に。
彼女の妹は私の腕の中ですやすやと眠りだし、私の彼女は妹に「テメエ、ふざけるな、殺す!」と助手席で叫んでいた。
あの夏の出来事でした。
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