映画「東京カウボーイ」を見て来ました。
映画『東京カウボーイ(TOKYO COWBOY)/ 2023年 アメリカ 監督:マーク・マリオット 脚本:デイブ・ボイル、藤谷文子 出演:井浦新、ゴヤ・ロブレス、藤谷文子、ロビン・ワイガート、國村隼』を見て来ました。
2023年のアメリカ映画なんですね、驚きました。
監督のマーク・マリオットは、日本の山田洋次監督に弟子入りし、山田組の海外現場(男はつらいよ第41作・寅次郎心の旅)に参加した経歴があるそうです。
主人公(井浦新)が演じる颯爽と東京で働く商社マンが、アメリカ・モンタナ州にある牧場の立て直しを図り、収益化することを目的に短期間の予定で現地入りするのですが、そのいわゆる“アメリカの田舎”では、机上の空論、理想論はまったく相手にされず、ましてや牧場でカウボーイ達を相手にスーツでプレゼンするヤツなんて論外となってしまいます。
いくら頑張っても埒が明かず、やがて現地の人達と馴染んでいくことで少しずつ活路が見出されていきます。
もちろんスーツも脱ぎ、カウボーイ・スタイルとなり、一緒に働き、下戸なのに飲み明かし、一筋の光明が見えてくるのですが・・。
東京に残してきた婚約者で、しかも上司である彼女が、音信不通となった部下であり、婚約者である主人公に“クビ”を言い渡しにアメリカ現地を訪れることに・・。
という展開ですが、主人公役の井浦新さんのエリート商社マンからまるで人が変わってしまったかのような見た目と生き方の変貌ぶりが最大の見どころです。
そして、井浦さんを取り巻く婚約者、カウボーイ達、その他、宿でお世話してくれる人なども主人公が何かを見出していくシーンに心動かされ、それも見どころです。
國村隼さんの和牛の専門家役もコミカルで、しかも十分な存在感を示し、これもよく効いたスパイスになっていました。
モンタナの素晴らしい自然というロケーションも最高だし、久しぶりにヒューマン・ドラマ的展開が私の心も大きく動かしてくれました。
とてもいい映画でした。
もう一度見てもいいな、と思っています。
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