「私がオバさんになったよ/ジェーン・スー」を読みました。
『私がオバさんになったよ/ジェーン・スー(幻冬舎文庫)』という本を古本で手に入れ、読んでみました。
2021年、初版発行のものです。
対談形式のもので、光浦靖子、山内マリコ、中野信子、田中俊之、海野つなみ、宇多丸、酒井順子、能町みね子というそうそうたる顔ぶれの方々との対談です。
実際にジェーン・スーさんが一度仕事で会って、お話しして、まだ話し足りないな、と感じた人と話し残したことを話してみて、それを本にするという企画で、最後の能町みね子さん以外は皆、再度の対談となっているのです。
ジェーン・スーさんについては、ラジオ番組の「ジェーン・スー 生活は踊る」を聞くことがあり、お話しが面白く、その展開方法も方向も従来のラジオ番組とはひと味違う感じがして一目置いておりました。
で、たのしみに読んだのですが、私の知識が足りないことも手伝って、使われている言葉に馴染みのないものが次々と出てくるし、ジェーン・スーさんについても対談の相手についても私と年代が異なるためか、モノの考え方が私とは違うレールを走っている感じがして、読んでいても頭に入ってこなかった、というのが正直な感想です。
また、この対談は、一度会った人と、今度は“気を許して”自由な感じで話しているので、女性特有の話はどんどん横に広がっていく展開で、何か突き詰めていくわけではなく、話題はスッ、スッと横に飛び、ついていけないのでした。
かなり難儀して読みましたが、あまり強烈に印象に残った部分がありませんでした。
また時間を置いて、ちょっと“ねかせて”からまた読んでみたら“入って”くるかもしれません。
ふるわない感想でごめんなさい。
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