「折れそうな心の鍛え方/日垣隆」を読みました。
『折れそうな心の鍛え方/日垣隆著(幻冬舎新書)』を古本で見つけ、読んでみました。
2009年第一刷発行となっています。
内容としては、主に仕事上のことで精神的に追い込まれ、医療的な視点で見れば「うつ病」の状態である人でも、そこには段階的な症状の見方もあるし、原因からくる症状の出方、などなど、個々の状態によっては、この著者が経験したように医師からの投薬に依らず、ある程度の状態にまで回復できるのではないか、という趣旨のものでした。
冒頭から著者がどのような過酷な状況に置かれたことがあったか、特に信頼している人や姻戚関係で身近な人の次々の死、さらに仕事環境の苛烈さなどが加わってどうにも大変な状態になった経験が書かれていました。
そんな状態からの復帰は困難極まるだろうと読んでいて思いましたが、家族に三か月自分をフォローしてくれと期限を告げ、段階的に著者が実際に行ったことが細かく書かれていました。
完全復活とまではいかないまでも、ある程度の状態にはなれるのだということがわかりました。
しかし、ここに書かれていることを理解して、実行するのは並大抵のことではないと思いました。
自分のその時の状態をある程度客観的に把握できなければならないし、効果が出るのはその人の症状の深さにも依るので、常に自分の状態を観察しながら、周囲の理解も得ながら、徐々にそしてある程度の大胆さをもって実行することが必要なのだと思いました。
実際の実行内容については、商売の邪魔になるので書きませんが、メタメタにひどい状態ではなく、復活、回復に一縷の望み、光を少しでも感じているような状態の人であれば、効果はかなりあるのではないかと思いました。
最後の方では、「泣ける映画ベスト30選」という項目がありました。
悲しくて泣くのでなく、感動のために泣いてしまい、ストレスが飛んでいきそうなもののリストアップでした。
私もまだ見たことのない映画が多かったので、一度試してみようかと思っています。
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