「一杯飲んで帰ります -女と男の居酒屋十二章-/太田和彦」を読みました。
『一杯飲んで帰ります -女と男の居酒屋十二章-/太田和彦著(だいわ文庫)』を読みました。
2012年に KADOKAWA から刊行された「男と女の居酒屋作法」を改題し再編集の上、文庫化されたもので、2022年に文庫として刊行されています。
太田さんと言えば居酒屋ですが、この本では女として、そして男としてそれぞれに居酒屋に行くときに知っておくと良いこと、また、異性を誘って居酒屋に行くときの心得のようなことが書かれていて、紹介される居酒屋はなかなかの処ですが、アドバイスは居酒屋初心者向けとなっておりました。
居酒屋でもおしゃれな町がいい、なんていう女性向けには麻布十番の「たき下」というお店が紹介されていました。
まこかれいのお造りを頼み、ガラス皿に盛った白い半透明の美しいことによろこび、厚切りなのに半透明で、薬味のはじかみ・山葵も二人用に二盛りしているのがニクイ、などと居酒屋に実際に行ったかのような紹介の仕方も楽しい本でした。
この麻布十番の居酒屋の章では、「夏の麻布十番納涼まつり」の“にぎやかさ”も紹介されていました。
私が東京勤務の時にはこのお祭りに参加し、実際にテントを出して飲み物を売ったりしたこともあったので、とても懐かしかった。
見栄を張らなくてもよい、ちょうどいいお店が次から次へと紹介されていましたが、でも実際は一度は行ってみたいと思わせる老舗も入っていて、心憎いチョイスに、さすが太田さんだと思ったのでした。
私の住んでいるところは田舎で、ちょっと歩けばそこいらへんに居酒屋があるというわけではなく、“行きつけ”の居酒屋なんて見つけずらいのですが、それでも電車で一駅・二駅くらいのところに一人呑む居酒屋なんてものを見つけたいものだと思ったのでした。
« 俳句を詠んでみる_0187【 夏に琥珀菓子 口に甘い風吹く 】 | トップページ | 俳句を詠んでみる_0188【 夕涼に 芋の前割り 温燗(ぬるかん)で 】 »
「お酒」カテゴリの記事
- 俳句を詠んでみる_0595【 秋寒に あの駅で降り あの店へ 】(2025.10.26)
- 「80歳、不良老人です。/太田和彦」を読みました。(2025.09.14)
- 俳句を詠んでみる_0544【 泡盛に浮かべた記憶 流し込む 】(2025.09.02)
- 「関西で飲もう -京都、大阪、そして神戸-/太田和彦」を読みました。(2025.08.24)
- 俳句を詠んでみる_0494【 夏の夕 冷えた麦酒に キーマカレー 】(2025.07.12)
「書籍・雑誌その2」カテゴリの記事
- 「運がいいと言われる人の脳科学/黒川伊保子」を読みました。(2025.12.08)
- 「俳句なんでもQ&A/大屋達治」を読みました。(2025.12.05)
- 「五七五で毎日が変わる!俳句入門/堀本祐樹」を読みました。(2025.12.02)
- 「永井荷風 ひとり暮らしの贅沢/永井永光・水野恵美子・坂本真典」を読みました。(2025.11.30)
- 映画「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」を見て来ました。(2025.11.27)
« 俳句を詠んでみる_0187【 夏に琥珀菓子 口に甘い風吹く 】 | トップページ | 俳句を詠んでみる_0188【 夕涼に 芋の前割り 温燗(ぬるかん)で 】 »



コメント