「本日7時居酒屋集合! -ナマコのからえばり-/椎名誠」を読みました。
『本日7時居酒屋集合! -ナマコのからえばり-/椎名誠著(集英社文庫)』を読みました。
サンデー毎日に2008年6月~2009年3月に連載されたものを2009年6月に毎日新聞社から単行本で刊行され、さらに2012年10月に文庫化され出版されたものです。
ま、いつもどおりジャンルを問わず、椎名さんが発作的に感じた事象について怒ったり、笑ったり、泣いたり、ああだこうだと注文をつけたり ^_^; という内容になっておりました。
電車や、映画の試写会で隣の席に座った人からの迷惑話も面白かったのですが、そういう話って、誰もが経験していると思われるのに覚えている人が少ないな、といつも思います。
私も椎名さん同様に“困った人”が隣に座り、とんでもない迷惑を被ることがあるのですが、そういう話を誰かにすると、「また、話を盛ってぇ~」っていつも言われるのです。
はっきり言って「盛っとらんっ!て、何度言うたらわかるんじゃっ!!」という気持ち(^_^.)
田舎道などに行くと、大きな道路で歩道も3メートルくらいの幅の立派なものがあるのに車道の真ん中を堂々と歩くじいちゃんや、おばちゃんが必ずいるのですが、同じようなことをこの本で椎名さんも書かれていました。
「信号など見ない」で道路を渡る人なんて、けっこういるのです。
そういうことを言うと、「そんな人はいないっ!」って怒る人がいる。いるんだってばさ!
ケータイばっかり見ているヤツを見て、ケータイが無い時代にこの様子が想像出来ただろうかと思う椎名さん。
今や、電車の中などでは8割方の人が携帯に夢中です。いったいぜんたい何を見ているのだろうと思います。
クルマのナビに案内され、とんでもない山の中に連れていかれる話もありましたが、私も心臓の病になり、紹介状を書かれた専門病院に初めて行った時に「近道案内」を選択したら、ものすごい山道で車一台がやっと通れる道を案内され、「もうダメか」と思ったことがありました。心臓病で倒れる前に、遭難しそうになりました。
そして、突然藪の中から病院前の大通りに飛び出したときには、命のありがたさを痛感したのでありました(^-^;
・・などという実に私にも経験があるような身近な話に終始する“椎名節”エッセイ、楽しく読みました。
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