フォト

わたしのいきつけ

無料ブログはココログ

« 俳句を詠んでみる_0296【 小春の館 ムササビの埴輪飛ぶ 】 | トップページ | 俳句を詠んでみる_0297【 小春日 古寺跡に 長女と佇む 】 »

2024/12/08

「田中角栄 100の言葉 -日本人に贈る人生と仕事の心得-」を読みました。

20241208_tanaka_kakuei_001

『田中角栄 100の言葉 -日本人に贈る人生と仕事の心得-/別冊宝島編集部・編(宝島社)』を古本で見つけ、読んでみました。

2015年2月に初版発行していて、私が入手した本では、同年7月で既に第9刷発行となっています。とても人気があったことがうかがえます。

私も今になると、角栄氏の発言や行動はとても気になります。
特に今の政治家の様子を見ていると、それと比べてみたいと思うのです。

100ある言葉から私も気になったものをいくつか挙げてみたいと思います。

〇人の悪口は言わないほうがいい。言いたければ便所で一人で言え。自分が悪口を言われたときは気にするな。
・・今の人、政治家は特に、こんな人はほとんどいないと思います。

〇人間誰しも、若いときはみんな偉くなりたいと思うものだ。しかし、そう簡単じゃない。経験も、知識も、素養もなくてしゃべってばかりいるのは誰も相手にしなくなる。
・・政治家にも多いSNSを駆使して“ネット大道芸”よろしくペラペラとしゃべっている薄っぺらい輩を思い出しました。

〇どんな発言をすればマスコミに気に入られるか。大きく書かれるかと考える人間がいる。こういうのが一番悪い。政治家としても大成しない。
・・今、こんなのばっかり。

〇いい政治というのは国民生活の片隅にあるものだ。目立たずつつましく国民の後ろに控えている。吹きすぎて行く風---政治はそれで良い。
・・国民はささやかな幸せを求めているだけなのに、大きなことを言って前面に立つ目立ちたがり屋の政治家のあの顔、この顔が浮かびます。

〇人の悪口を言ったり、自分が過去に犯した過ちを反省せず自分がすべて正しいとする考え方は国のなかでも外でも通用しない。
・・私もそう思っていたが、なんの反省もせず、自分が正しいと言い張り、再び表舞台に上ってきたあの男のことを言っているみたいだと思いました。

〇戦争を知っている世代が社会の中核にある間はいいが、戦争を知らない世代ばかりになると日本は怖いことになる。
・・今、まさになろうとしています。

以上、まだまだ気になる言葉ばかりでした。
この本の続編のような本も同時に手に入れているので、また読みましたら感想を書きたいと思います。

 

« 俳句を詠んでみる_0296【 小春の館 ムササビの埴輪飛ぶ 】 | トップページ | 俳句を詠んでみる_0297【 小春日 古寺跡に 長女と佇む 】 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

言葉」カテゴリの記事

書籍・雑誌その2」カテゴリの記事

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック