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『怖い日本語/下重暁子著(ワニブックスPLUS新書)』を読みました。
新刊です。私にしては珍しい(^_^;)
度々下重さんの著作については感想をアップしていますが、厳しいご意見が多いけど、でも同調、同感することばかりです。
最近は、けっこう“腰が引けている”人が多くて、結局人のせいにするような書きぶりで何かを言わんとしているような本がけっこうありますが、下重さんの本はそんなことなく、ビシッと書かれています。
それが気持ち良いのです。
私自身もこのブログに何度か書いていましたが、
「みなさんに勇気を与えたい」だとか、「結婚させていただきました」とか「連休は家族で楽しめたの“かな”と」・・これらは下重さんならずとも私も気持ち悪い・・。
「誤解を恐れずに言えば」ってのも書かれていましたが、最初っから付け加えなくとも良い言葉だと私も思います。
「もしこれによってご不快な思いをされた方がいたとしたらお詫びしたい」ってのも、お詫びしていない典型的な許せない言い回しです。
・・「不快な思いをする人がいるとは思っていないよ、でも意図していなかったけど不快だと言うなら、私はあなたよりも地位が高くて権威もある立場だけど、謝罪してやるからありがたく思いなさい」ということですよね。ほんとに不快っ!
「他人ごととしてではなく、自分ごととして考えたい」ってのも薄気味悪いです。
当事者意識を一応持っているかもね、ってところでしょうか。
言っている人自体何にも違和感を感じていないのでしょう。
というわけで、上記のような例はほんの一例です。
私には溜飲が下がる思いでしたが、ふだんから何も感じずにこれらの言葉を使っている人には何が何やらわからないでしょう。ご愁傷様です。
『ビートルズは終わらない/行方均著(シンコーミュージック・エンタテイメント)』という本を読みました。
著者はEMIミュージック・ジャパン最後の代表取締役で、2020年3月に亡くなられていて、この本はその6月に初版発行されていたものでした。
この本の中心となっているのは、世界最長の公認ファンクラブ「ザ・ビートルズ・クラブ」会員限定月刊誌「ザ・ビートルズ」に掲載された著者の原稿でした。
ファンも唸るというような東芝音楽工業時代から東芝EMI時代の話がいくつも語られ、しかも初代のビートルズ担当の高嶋氏や、私がビートルズを聞き始めた時代の担当石坂氏などのエピソードも続々と出てきて、ファンには興味深いことばかりでした。
著者は私よりも年上で、リアルタイムでビートルズを経験していて、その時の日本でのビートルズが特に著者が中学・高校生の頃なので実際に学生達の間ではどのくらいの人が聞いていたのかなどがわかりました。
最後に発売されたビートルズのアルバム「レット・イット・ビー」から聞き始めた私のようなビートルズ解散後世代とはかなり異なる著者のそれぞれの作品への評価・・けっこう驚きでした。
日本で人気のある「レット・イット・ビー」など歯牙にもかけない感じだし・・(^_^;)「サージェント・ペパーズ・・」への評価が著者にとってかなり高く(世界的にも高いのは事実)、さらにアルバム「ヘルプ」のB面に対する異常なくらいの嫌いぶり(^^;)
さらには、アルバム「ラバー・ソウル」に入っているジョンの曲「イン・マイ・ライフ」が日本では人気第二位だと知ると、著者はたいそう不満そうでした ^_^;
他のアルバム収録曲に比べると見劣りするようなことをおっしゃっていますが、・・私には「イン・マイ・ライフ」はビートルズ前半のジョンの曲の中でもかなりいい線いっているものだと思うんだけど・・。
アルバムの解説も米キャピトル盤も含まれ、私が夢中になって聞いていた頃に次々と出た「ロックン・ロール」「ラブ・ソングス」「レアリティーズ」などの今となっては「ありゃ何だったんだ」みたいなコンピレーション・アルバムについても解説がされていて、とても面白く読みました。
あの初代ビートルズ担当の高嶋弘之氏に対してガンガン「高嶋先輩っ、思い出してください」と興味深い質問をして、三代目担当の石坂敬一氏にも「一番好きな曲は何ですか?」などと信じられない“ベタ”な質問をしていました。
因みに石坂氏の答えは「今日の誓い」・・( ゚Д゚)・・「なぜですか」と聞くと「最初の“デケデン”がいいんだ」という・・ ^^; ふざけているのか本気なのかわからない答えが実にいいっ!
読みごたえがありました。360頁を超えるもので、倒れそうになりましたが、なんとか読み終えました。
私と異なる意見満載の本で、身体に堪えましたが、大好きなビートルズのことなので、なんとかなりました。
久しぶりに数日間ビートルズ漬けになり、今、頭の中を色々なアルバム・ジャケットがぐるぐる回っています(*^-^*)
出雲市にある「出西窯」で焼かれる器などをご存知でしょうか。独特のブルーが特徴で、それを句に詠み込んでみました。
【 お節(せち)の 玉子 出西(しゅっさい)ブルーに乗り 】
《背景》季語:お節(せち)[新年]
正月のテーブルに乗ったお節(せち)の中の玉子焼き。
「おっ」と思ったのは、玉子が乗っているお皿。
15年以上も前に出雲斐川にある工場に仕事で出掛けた時にいただいた皿だと思い出した。
斐川の地に工場があるのは、工場の立つ山が堅固な岩盤上にあるからとのこと。
その岩盤の岩を粉にして焼物にしたものだと教わりました。
出西窯という所で焼かれた皿の色は独特の「出西ブルー」と呼ばれているようです。
玉子の黄色がブルーに映えます。
映画『アーサーズ・ウイスキー(Arthur's Whisky)/2024年 イギリス 監督・製作:スティーヴン・クックソン 脚本:ジュリア・スチュアート、アレクシス・セガーマン、スティーヴン・クックソン 出演:ダイアン・キートン、パトリシア・ホッジ、ルル、ボーイ・ジョージ』という映画を昨日、見ました。
発明家の夫を亡くした女性とその友人二人が物語の主人公でした。
夫は物置小屋で発明家として何やらやっていて、突然の死となってしまい、パトリシア・ホッジ演ずるその妻と友人二人で小屋の後片付けをしていて発見したウイスキー。
それが若返りの薬として発明され、完成したところで発明家の夫は雷に打たれて亡くなってしまったのでした。
故人の供養だとばかりそのウイスキーを三人の七十代の女性達が飲むと・・身体が突然20代に若返ってしまう・・そして有頂天になった三人が繰り広げる“ハチャメチャ”が前半でした。
思った通りの“ドタバタ・コメディー”だと思ってみていたら、後半は実に深い内容になって行きました。
三人の女性はそれぞれに、過去に残してきた心残りなことや、解決せずにそのままになっていること、不運な恋など、ずっと心の重荷になっていたことがあり、この若返りの薬を飲んだことで様々な思いが湧いてきて、三人それぞれのやり方で“ケリをつけ”ようとします。
ハイライトは三人が人生最後のラスベガスへ思い切って旅行に出た先で、あのボーイ・ジョージ(本物!!)のステージに呼ばれて上がってしまうところでした。
この辺りから涙が出始め、それぞれの過去への精算のようなものが描かれるシーンが続き、これは老いを迎えた人、老いて過去の様々な気がかりなことを気に病む人、これからどうしようという人などには「自分のことだ」と胸にジーンと沁みてくるような内容で、私も涙が止まらなくなりました。
そして命のこと、ジェンダーのこと、人生そのものの歩み方、恋、など、人が生きて行くとき、老いるときの何かヒントのようなものがじわじわと浮かび上がってきました。
最初は単なるドタバタ・コメディー映画だろうと思い、気楽に見始めたのですが、いやいや、深い、いい映画でした。
ほんとうに見てよかった。
この古本は、パラフィン紙に丁寧に包装され、しかも出久根さん本人が筆で、自らの商いである古本屋について一句読み、サインされ、印まで押されていたのです。
これを売った人って・・どういう事情だったのか・・。
普通の人ならそんなことまで追及しないだろうというところまで、色々な古本を辿り、様々なエピソードが紹介されていました。
ここまで本を読み込み、枝分かれする枝の先まで追いかけて行く人はなかなかいないでしょう。
このエッセイ自体が貴重な資料となって後世に残るようなものだと思いました。
この本の中で出久根さんは、「私は普通の人が嬉しい。少しばかり変っていて、決して悪い事をせず、人のために何かを起こす人間が良い。」と書かれています。
・・この気持ち、私のいつもの気持ちとまったく同じです。
同じ気持ちの人がいて良かったと思いました。
要するに上記のような当たり前の人のことを知りたいのです。
読みたいし、見たいのです。
そして、学ぶべきところは学びたいし、倣うべき点は倣いたいとおっしゃっています。
私もそうなのです。
そういうことはなかなか残らないし、それを求めて本を読む人も少ないのではないかと思います。
出久根さんのこの本を読んで、とても心強くなりました。
これからも普通の人のちょっと変わった視線で何事かを成した人のことを読みたいと、あらためて思いました。
『人生にムダなことはひとつもない/佐藤優・ナイツ(塙宣之、土屋伸之)(潮出版社)』という本をブックオフで見つけ、読んでみました。
タレント本の棚にあったのですが、今までこの本を見たこともなく、存在も知りませんでした。
ナイツの塙さんが出した本などはCM、PRもよくされているので知っているはずだし、佐藤優さんの著書についてもその多くは見かけたことがあったのに、今で気づかなかったのか、と思っていましたが、読んでみてなんとなくわかりました。
ナイツのお二人は創価大学出身で、たぶん学会の人だとは思っていましたが、学会関係の人に対して主に向けた本なのではないかというものでした。
創価学会の専門用語が幾度も飛び出し、佐藤さんは学会への理解もかなり深く、外務省にいた時にも丁寧な扱いを受けていたらしく、関係は良さそうに読んでいて感じました。
内容としては、ナイツの主にお笑いという仕事に対する向き合い方と、佐藤優さんのあの逮捕劇を含む今までの人生について対談形式で書かれていて、読みごたえはたしかにありました。
学会の話に割と強引に持っていくようなところを除けば、読み物として、そして生き方の指標というか、参考になることが多く語られていたのです。
佐藤さんは作家として「国家の罠」などで様々な賞を受け、ナイツはラジオ番組のレギュラーがほとんど毎日に近いくらいある売れっ子であり、佐藤さんの著書も何冊も読みましたし、ナイツのラジオはよく聞きます。
そんな二組の対談なので、面白くないはずがありません。楽しむことが出来ました。
『明日死んでもいいための44のレッスン/下重暁子著(幻冬舎新書)』を古本で見つけ、読みました。
2021年第一刷発行の本ですが、書かれている話題の中にはかなり前の1990年代半ばのものもあり、「ああ、あの時はこんなことが常識化、常態化していたのか」と思い返すようなことがいくつもありました。
世の中の“当たり前”が変化していく中でも、下重さんが変わらず主張していることは“ブレ”がありません。
やりたいことをやり、無理をしていくつも仕事を引き受けない、付き合いたくない人とは付き合わない。シンプルに暮らす。
上記のような中で、この本のタイトルにあるように「明日死んでもいい」と考えられるような生き方、暮らし方を模索する内容になっていました。
私も年々そういうことがドンドンと背後から迫ってくる感覚があり、今まで割と先のことだよと読んでいたこの本のような内容のものは、より身近に感じてくるようになりました。
下重さんのさっぱりとした考え方、きっぱりと言い切る内容とは反比例して歯切れがもう一つと感じたのは、下重さんが若い頃経験した恋愛の相手についての記述が今までの本でも幾度か出てきていましたが、今回も何度か書かれています。
たぶん下重さんの中では未だ解決されていないことなのだと思います。
読んでいる私には、すこし安心するような感覚がありました。
どのような問題も「こう考えればいいし、何を言われても決めたように進めばいい」という感じの下重さんの心が揺れているのです。そういうことが人間ひとつやふたつや、みっつ・・(^_^;)あってもいいんじゃないでしょうか。
私なんか三十個くらいあります・・ ^^;
この本ほど、自分が死ぬときについて真正面から向き合っている本はないと思えるくらい身に沁みる本でした。
私自身も、自分がやがて死んでいくことについてかなり真剣に考えました。
多くの人にとって死というものに対する心の転換点になるのではないかと思える本でした。
映画『ねこしま(Cats of Malta)/2023年 マルタ共和国 監督:サラ・ジェイン・ポルテッリ 撮影:イヴァン・マレキン 出演:ミシェル・デグアラ、サルヴュ・ジルソン、ポリー・マーチ』という、ちょっと珍しい感じの映画を見て来ました。
人口53万人、そして野良猫100万匹がいるマルタ島という“ねこしま”のドキュメンタリー的な映画でした。
地元のカリスマ的な給餌者へのインタビューや、ボランティア活動をする人、巨大な猫の像を製作するアーティストなど、この島に生息する野良猫たちと人間の共存ドラマとなっておりまして、ネコ好きな人には映画“まるごと”が猫の温泉につかるような、“猫ざんまい”な作品です。
見どころは猫にかかわる人達の人間ドラマではありますが、実際は次から次へと現れてくる猫の表情や仕草、行動、生活の様子をずっと見ていられるというのが、いちばん見ごたえのあるところだと思います。
これが犬の話だと、感動の人間との愛情あふれる物語・・のような展開になると思うのですが、なにせ猫ですから ^_^; 勝手気ままなことこの上ないわけで、まあ人間と猫のそれなりの距離関係を保つ形の関わり合いを見るというのがある意味正しい見方かもしれません。
あるがままのマルタ島の人間と猫の映画、“ネコ好き”のための映画でした。
『魔法使い・山本夏彦の知恵/小池亮一著(東洋経済新報社)』を古本で見つけ、初めて見る本で、すかさず買い求めました。
私が山本夏彦を知ったのは大学時代。
たぶん「日常茶飯事」を文庫で読んだのが初めてだったと思います。
その後、この“変わった人”は何者だ?!と、読めば読むほどわかることと、わからないことが渦巻き、それが妙な気持ちを起こさせ、かなりの冊数を読むことになりました。
その山本夏彦の弟子と自称し、夏彦翁の著書、言動について夢中になって記し、研究し、解析し、心酔するのが、この本の著者・小池亮一氏です。
テレビに出ず(※私はラジオに出たのを二度ほど聞いたことがある)、講演せず、手形を切らず、金を貸さず、激辛で毒のあるコラムを書き続ける夏彦翁を徹底的に追い、追うだけならまだしも傍にピタリとくっついているかのような印象の本でした。
死んだ人と生きている人の区別なくコラムに登場させる夏彦翁の文、そして明治の文語体を駆使する翁の文章は格調高いのか、なかなか文語が理解できない私のような読者を嘲笑う如く、そしてけむに巻くかのように話は先へ先へと進み、半分くらいわかったところで終わってしまうのです。
だから、もう一度読み、こんなことかもしれないと思っていると、別の著書を本屋で見つけ、またまた同じように悶絶しながら読み、なんだか面白いと無限地獄の夏彦翁の世界に引きずり込まれていくのでした。
そして山本夏彦の魅力はそこにあるのではないかと思うのです。
著者、小池氏はまさにその沼にはまり、あまりの居心地の良さに“つかり続けて”いるというわけです。
巻末の方に書かれている米国からの原爆投下に対する夏彦翁の怒りの様子は、この本を読んで初めて知りました。
そこでまたそれについて書かれた本がないのかと探そうとしている自分がいます。
亡くなってから二十年以上も経っていると思いますが、まだまだ私の心の中には翁の考えていたことにもっとふれてみたいという気持ちがあります。
『とにかくうちに帰ります/津村記久子著(新潮文庫)』を古本で見つけて読みました。
2012年に刊行され、2015年に文庫化されたものです。
著者・津村記久子さんは、太宰治賞、野間文芸新人賞、川端康成文学賞、芸術選奨新人賞、紫式部文学賞などを受賞されている方で、私は今までにこのブログで読後感を紹介した「この世にたやすい仕事はない」と何人かの作品がまとめられた「考えるマナー」の中に津村さんの文があり、それらを読んだことがありました。
今回の「とにかくうちに帰ります」は、なんというかまるで誰もが日常に生活し、職場に行って仕事をする中で毎日感じていること、毎日起きているようなことが実にリアルに“まんま”の状態で書かれていると思いました。
何か“事”が起こると、実際はよくある小説のような展開にはならず、あっちに行ったりこっちに来たりと“迷走”し、ドラマチック過ぎず、でもありきたりな事にもならず、“ぐたぐだ”と三歩進んで二歩下がるようなことになるわけですが、そんな感じで書かれているのです。
こういう感じの小説って、読んだことがないように思います。
登場人物も、“いい人”“悪い人”っていう区別もなく、そもそも人って“いいところ”もあれば“悪いところ”もあり、そのグラデーションで生きているんじゃないかと思うので、この小説でも人は人らしくそのグラデーションを見せています。
そして、「えっ、あの人が」と思うような人が意外や大胆なことをしているっていうのも、この小説で描かれていました。
つまり、この小説は誰もが感じている日常の我々を見事に著し、生きていくことの理不尽さと、不条理と、それでも生きていく普通の人が描かれていると感じました。
時々、自分が完全にストーリーの中に入り込んでしまい、じりじりとしたり、ヤキモキしたりしてしまったのでした。
精神的にはけっこう迫ってくるような印象の小説でした。
『《新装版》俳句入門 作句のチャンス/鍵和田秞子(本阿弥書店)』という本を古本で見つけ、作句の参考にと思い読んでみました。
こういう入門編のような本を古本で手に入れると、必ずと言っていいほど最初の5~10ページには赤鉛筆で熱心に線が引かれていて、だいたいその後は全く線は引かれていません。
最初の項目が終わらぬうちに“挫けて”しまうんでしょうね。
余計なことですが、赤線が引かれた部分は、たいてい“お門違い”なところばかりです。
今回は、巻末の著者略歴のところにも赤線が引かれていて、どこの大学を出たかとか、職業・役職などのところに“ぎゅっ”と線が引かれているのです。だいたいいつも同じ・・(^_^;)
などと前置きはさておいて、この本は風景、動物、天文、生活、行事、スポーツ、職業、愛、子、父母などについて句を詠むときに大切なことと、例として様々な俳人の句もそのテーマごとに挙げられていて、私のような俳句を独学で詠み始めて一年未満の者にはたいへん参考になるものでした。
ただし、昭和7年生まれの著者とは育った時代も経験値も異なり、例示されている句も私には調べないとよくわからない語句や表現が使われていて、何度も立ち止まりながら読むことになりました。
著者、鍵和田さんの“真っ直ぐ”で、“風雅”な感覚は、私にはあまり無いもので、句作に取り組む姿勢としても参考になりました。
私はちょっと自分で作るときに力が入り過ぎて、“ぎこちない”ものになっているな、と反省もいたしました。
これからの句作に際して、参考に時々めくってみるような本になると思います。
いい本と出会えました。
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