映画「ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻」を見て来ました。
映画『ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻(FIREBRAND)/2023年 イギリス 監督:カリン・アイヌーズ 出演:アリシア・ヴィキャンデル、ジュード・ロウ』を見て来ました。
16世紀の英国、ヘンリー8世の5人の前妻は追放、処刑、出産死亡・・そこに最後の妻として望まぬ結婚をしたキャサリン・パー。
そもそもヘンリーはイングランド国教会を設立していて、それに反するプロテスタントの信念に基づき血塗られた国を光ある未来に導きたいとする妻キャサリン。
そしてキャサリンは、国王と対立する立場であることを告発されてしまい・・政治的陰謀が絡み合う宮廷で異端者としての証拠探しに巻き込まれます。
映画は、そんな状況下でキャサリンが前妻たちのように国王に首をはねられるのか、あるいは病に蝕まれた国王が先に死ぬのか、王と妻の“戦い”と“駆け引き”が繰り広げられていました。
王の怖ろしさと、醜さ、妻のどこまでもしらを切り、戦い抜く姿、息もつかせない展開でしたが、見ているこちらが具合が悪くなるような展開と、映像の“エグさ”・・。
英国史上最もスキャンダラスで悪名高い暴君、ヘンリー8世も、生き残りを賭けて戦う妻キャサリンも名演というか、二人の“怪演”に驚きました。
最後の最後までハラハラし、厭ぁな気分のこの映画、さすがイギリス映画だと思わせました。
一緒に見た妻と共に、ぐったりして映画館を出ました。
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