映画「映画を愛する君へ」を見て来ました。
映画『映画を愛する君へ(Spectateurs!)/2024年 フランス 監督・脚本:アルノー・デプレシャン(『あの頃エッフェル塔の下で』) 脚本:ファニー・ブルディーノ 出演:ルイ・バーマン、クレマン・エルヴュー=レジェ、ミロ・マシャド・グラネール(『落下の解剖学』)、サム・シェムール、ミシャ・レスコー、ショシャナ・フェルマン、ケント・ジョーンズ、サリフ・シセ、マチュー・アマルリック(『フレンチ・ディスパッチ』)』を見て来ました。
映画と映画館に憧れ、映画というものから様々な刺激、影響を受けてきたデプレシャン監督が自分の映画で語ったシネマ・エッセイのような作品でした。
近年は映画というものが、スマートフォンの中に入ってしまい、映画館に行くことの意味を感じない人もいるかもしれませんが、それでも映画館で見る映画と手の中にある、あるいは自室のモニターで見ている映画ではやはり異なるものがある・・と、この作品の監督も私も感じていることは事実です。
映画の途中で、過去の名作のカメラワークについて語るシーンなどもありましたが、携帯電話の小さな画面はまったくそれを感じることも出来ないし、自分以外に観客のいる映画館内の客席で感じるものはこれもまた全く違うものがあります。
その感覚は映画館で見ることを中心にしている人だけが感じることのできるものです。
芝居、ミュージカル、ショーなども似たようなことが言えるかもしれません。
テレビ中継があるから、ビデオがあるからと舞台に足を運ばないことで、現場で感じる大きなものを損失しているという感覚に似たものがあります。
全編が映画の歴史や、映画から受ける魔法のようなものについて語られ、あらためて映画を見ることの楽しさ、映画館に通うことで得られる大きな感動や作品からの息吹、そんな大切なことが映像化された作品でした。
映画好きな人には教科書みたいに、まだ映画館ではあまり見ていないひとには足を運ぶきっかけとなるような映画でした。
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