映画「ブルースの魂(THE BLUES UNDER THE SKIN)」を見ました。
映画『ブルースの魂(THE BLUES UNDER THE SKIN:Le Blues entre les dents)/1973年(※2022デジタル修復版) フランス 監督:ロバート・マンスーリス 出演:BBキング、バディ・ガイ他』を見ました。
元々は1973年の映画で、今回上映されているのはそれをデジタル修復したものでした。
ドラマとドキュメンタリーが融合しているもので、ドラマはちょっと稚拙な感じの演技もありましたが、それでも実にブルースで歌われている社会的、人間的な世界はこういうものだというものがうまく表現されていました。
また、黒人の奴隷制度から始まり、その後の貧困、ドラッグ、ギャンブル、女、犯罪につながる様子もドキュメンタリー的にまとめられていて、そういうこととブルースという音楽がどういう関係性を持っているのか、というところもうまく描かれていました。
そして、何と言っても、BBキングをはじめとする演奏シーンが素晴らしかった。
実際のブルース全盛期には、私はまだ生まれておらず、その後にジャズやロックに影響を与え、Rストーンズやビートルズなど私の大好きなグループが影響を受けていることからずっと興味を持ってきた音楽がブルースです。
演奏シーンのギターの弾き方を見ていると、ガシガシと弦を押さえ、フレットにバチバチ当たる感じでの運指が実にワイルドでカッコいい!
ボーカルのフレーズを追いかけていくようなギターもたまらなく良くて、演奏に合わせて身体が動いてしまいました。
ブルースってどんな音楽だ。どんな境遇のどんな人が始めたのか。
独特の哀しさを湛えるメロディー、コード、スケール、色々なものを目の当たりにできる映画でした。
それに、1970年代のフィルム独特の映像の色も時代を感じさせてくれてとても良かった。
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