「あやしい探検隊 焚火発見伝/椎名誠・林政明」を読みました。
『あやしい探検隊 焚火発見伝/椎名誠・林政明(小学館文庫)』を古本で読みました。
1994年~1996年に「週刊ポスト」に連載されたものを1996年に単行本としてまとめ、さらに1999年に文庫化されたものです。
内容としては「焚火の達人」と言ってもけっして過言ではない椎名誠さんと、「野外料理の達人」と言っても過言ではない林正明さん(※椎名さんの「あやしい探検隊」の総料理長でもある)が、“焚火のもと”あやしい人たちと共にあやしい料理を作り、食べ、二人が二人の立場で文を書いた・・というものです。
ほんと、このまんまの内容でした。
最初っからスゴイことになっていて、「タヌキ」料理を作るのです。もちろん食べます。
タヌキの肉は匂い抜きが難しいのですが、あれこれその道のの人に聞きながらなんとか林さんが料理にしてしまいます。
「ぬた」や「燻製」、そして童話などにもでてくる「タヌキ汁」まで・・。
さらにその汁が残ると、うどんを投入!(^_^;)・・これがほんとの“たぬきうどん”となったのでした。
そしてこの事態の一部始終を椎名さんと林さんがそれぞれの立場で文にしていくわけです。
椎名さんはあやしい探検隊の隊長として、そして林さんは料理長として(^^;)実に面白い文章になっておりました。
たぬきのあとは、アンコウと格闘し、さらにモンゴルの大草原に出掛けては、羊をさばくところからの料理に挑戦!
さらに奥多摩で地元の特殊な種類のジャガイモを作るところから、今度はジャガイモ料理に。
たけのこ、油揚げ(揚げるところから豆腐屋さんに作り方を教えてもらい、やってみる)・・などなど、飽くなきチャレンジが敢行されるのでした。
まだ登場する皆さんは若い(太田和彦さんもいた)ので、実に豪快な焚火料理天国となっておりました。
全国のワイルドな皆さんはぜひ一度読んでみていただきたいと思いました。
もう、今現在、こんな人たちは“絶滅危惧種”ですから。
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