「玉子 ふわふわ/早川茉莉・編」を読みました。
『玉子 ふわふわ/早川茉莉・編(ちくま文庫)』を古本で見つけ、読んでみました。
2011年に早川茉莉さんにより編まれた“玉子に関する”エッセイ集というものでした。
森茉莉、石井好子、武田百合子、林芙美子、池波正太郎、伊丹十三、吉田健一、向田邦子、色川武大、北大路魯山人、田辺聖子らの玉子に関するエッセイは、今では考えられないような極上の文章でもって綴られています。
もうね、読んでいるだけで気絶しそうになるくらい“もったいぶった”表現がこれでもか、これでもかと書かれていて、その文章自体が“極上の料理”のように感じられ、読み進んでしまうのが“勿体ない”感じでした。
特にフランスなどの外国で味わったオムレツなどの話になると、その国の雰囲気、お店の様子、シェフや店の従業員の表情、調理の風景、実際の料理がどのようであったか、自分はどう感じ、その後帰国して、あるいは帰宅してその料理をどう再現したのか、などなど、この本一冊あれば、料理が物語の中心になっている本が書けそうなくらい^_^;
また、章ごとに「ご馳走帖」という一文が編者によって書かれているのですが、各章に登場した方々が披露した料理についてのコメントがこれまた珠玉の仕上がりとなっておりました。
実に貴重な方々の貴重な料理に関する一文の集まった“内容豪華”な本でした。
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