「ラジオは脳にきく -頭脳を鍛える生活習慣術-/板倉徹」を読みました。
『ラジオは脳にきく -頭脳を鍛える生活習慣術-/板倉徹著(プレミア健康選書・東洋経済新報社)』を古本で見つけ、読んでみました。
2006年刊の「ラジオは脳にきく」に加筆・改筆・削除などを行ったうえで再編集し、2011年に発行したものと記されていました。
著者は、脳神経外科教授で医学博士、脳に関する様々な著書があるようです。
この本の内容については、タイトルにあるとおり、ラジオは脳に“効く”ということの様々な例が示されていました。
ひとつには、ラジオは、テレビなどとは異なり、映像・画像が無いため、頭の中で想像しなければならない、また、話されている内容は聞いている側でその状況を頭の中に構築しなくてはならない。そして、それが脳の活動を活発にする、だから脳に“効く”っていうことで、けっこう昔から言われていることです。
でも、あらためて「やはりそうなんだ」と思いましたよ、これはネットから得る情報についてもテレビ同様に言えることで、自ら社会で起こっている事象を考え、構築することが無くなっている世の中なのだと再認識しました。
もう、約20年前にこんなことが言われていたのだなと思いました。
そしてラジオについては、聞きながら作業をしたり、別のことをしたりするというのがリスナーの日常なので、それもまた同時に二つのことをするという、脳の活動をするということになるわけです。
これについては、今、新聞についても言われていることです。
ネットで自分の知りたいこと、気になることだけをニュースとして見ていても、脳は活性化しないと言われています。
関係ない記事も含め、情報として目に入れ、さらに写真もあるので、それと文章を読んだ内容を頭の中で再構築することがとても良いのだそうです。
ラジオも新聞も古臭いなあ、などと思っている人はたくさんいるかと思いますが、でも、“成すがまま、あるがまま”な人間となり、社会に流されていくように多くの人がなってやしないか、と強く思いました。
このあいだ、ラジオを聞いていたら、文化放送の「浜美枝のいつかあなたと」という番組で、脳神経外科の石川久氏が出演していて、「70歳からの脳が老けない新聞の読み方」という著書についてインタビューを受けていました。
やはり新聞を読むというのは、脳にいいようです。
でも、今はほとんど新聞を読まないというか、取っていない人が多いという状況です。
AIも登場してきて、人間が自分で考えることなんて、どんどん無くなってしまうのではないかと思います。
自分で考えるって、人間の一番の“醍醐味”であり、やりがいのある楽しみだと思うんですけどね。
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