「関西で飲もう -京都、大阪、そして神戸-/太田和彦」を読みました。
『関西で飲もう -京都、大阪、そして神戸-/太田和彦著(小学館文庫)』を読みました。
雑誌「あまから手帳」に連載された『記憶に残るグッドバー』『西の酒場を読む』『ぼちぼち割烹』『切り絵の中のハイライト』『変わらない人生の居場所 -大阪・明治屋-』(※2014年~2017年)を元に加筆修正し、文庫化したもので、2018年に発行されたものです。
この本の太田さん、割とそれまで数多い著書の中では“弱目”に感じていた関西に、意識して強く進出しています。
関西の居酒屋状況について、本気で“いい店”を探し、発見し、堪能しています。
もうひとつ、今までほとんど行かれていないし、本にもなっていない「割烹」に進出しています。
“酒飲み”の太田さんにとって、色々な酒を愉しみながら・・という今までの居酒屋での居方と、割烹という料理が中心のところでのバランスに最初はけっこう戸惑っている様子がそのまま書かれていました。
でも、様々なお店を訪ねていくうち、次第に酒と料理と会話のうまくミックスされたバランスを見つけ出していきます。
お決まりのコースなどに最初は翻弄されていましたが、やがてその日、その場所での気分からこんな料理をつくってほしいというリクエストを出すまでに至り、さすが太田さんだと思いました。
居酒屋についても割烹についても、大阪、京都、神戸と、絶妙なお店と店主、料理人がこの本には登場し、楽しむことができました。
また、切り絵作家との出会いから、終盤では「切り絵」とコラボしての「バー」の紹介文が披露されています。
こちらも絶妙。
カクテルをつくってくれるようなバーには、私はまだ数回しか行ったことがありませんが、また行ってみたくなりました。
色々なカクテルも名前を聞いて思い出しました(^_^)
太田さんの本は数多く読み、ご紹介もしてきましたが、また太田さんが見つけた新しいお酒と料理の世界にふれることができました。
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