映画「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」を見て来ました。
映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式/2025年 日本 監督:中西健二 脚本:まなべゆきこ 出演:豆原一成、市毛良枝、長塚京三、酒井美紀、八木莉可子』を見て来ました。
タイトル上の“コーヒー”と“しあわせの数式”という言葉が気になり、出かけてみたのです。
主人公の若者(豆原一成)はコーヒーが好きで、その魅力に惹かれている大学生。
その祖父(長塚京三)が亡くなり、書斎には謎の数式が書き残されている。
残された祖母(市毛良枝)は夫が内緒で申し込んであった大学の聴講講座に行ってみる決心をした、そんな状況から始まりました。
主人公の彼女(八木莉可子)もやさしい心をもって主人公にも、その祖母にも接していく。
コーヒーが取り持つ人と人の“あたたか”な繋がり、主人公の実母(酒井美紀)と祖母の過去の行き違いからの齟齬など人間模様を絡めた、しみじみとするやさしく、温かみを感じる映画でした。
祖父の残した数式の謎が解けて、皆で富士山五合目まで行ってみると、そこには素敵な回答が残されていて、いい話だなあと涙してしまいました。
こんな日々の営み、毎日の生活の中に少しキラッと光るうれしいこと、小さな発見が描かれた映画でした。
何度もこのブログに書いてきましたが、私は映画に暴力、破壊、恨みつらみ、復讐
、過剰なエンターテインメントなどを求めておりませんので、この映画は私の心に強く訴えかけてくるものがあり、素晴らしい映画でした。
昨今の殺伐としたSNSを含めた状況を思い、こういう映画が無くならないことを祈る気持ちでいっぱいです。
« 俳句を詠んでみる_0627【 紅葉(もみじ)の大山阿夫利 心放つ 】 | トップページ | 俳句を詠んでみる_0628【 お参り後 酒饅頭が お出迎え 】 »
「心と体」カテゴリの記事
- 「より道 わき道 散歩道/河合隼雄」を読みました。(2026.04.11)
- 俳句を詠んでみる_0749【 春の雨 ひと月ぶりの診察後 】(2026.04.10)
- 俳句を詠んでみる_0741【 春嵐 昨日の鬱憤 吹き飛ばす 】(2026.03.31)
- 「二度目の大往生/永六輔」を読みました。(2026.03.27)
- 「うらやましいボケかた/五木寛之」を読みました。(2026.03.08)
「仕事で生き生き」カテゴリの記事
- 「その癖、嫌われます/竹内一郎」を読みました。(2026.03.07)
- 「嵐の中の生きがい/城山三郎」を読みました。(2026.01.11)
- 映画「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」を見て来ました。(2025.11.27)
- 俳句を詠んでみる_0621【 始末するスーツを選ぶ 暮の秋 】(2025.11.20)
- 俳句を詠んでみる_0613【 帰宅し 芋掘り 洗い 皮剥く妻 】(2025.11.12)
「家族・親子」カテゴリの記事
- 俳句を詠んでみる_0721【 春の昼 畑仕事の背は ぽかぽか 】(2026.03.11)
- 俳句を詠んでみる_0699【 春来る 幸せの予感持つ人 】(2026.02.15)
- 俳句を詠んでみる_0688【 冬の昼 庭の鉄棒 錆びている 】(2026.02.04)
- 映画「米寿の伝言」を見て来ました。(2026.01.31)
- 俳句を詠んでみる_0679【 冬凪(ふゆなぎ)の天津 妻を呼び見渡す 】(2026.01.25)
「書籍・雑誌その2」カテゴリの記事
- 「より道 わき道 散歩道/河合隼雄」を読みました。(2026.04.11)
- 「今日の俳句 -古池の「わび」より海の「感動」へ-/金子兜太」を読みました。(2026.04.07)
- 「角川春樹句会手帳/佐藤和歌子」を読みました。(2026.04.05)
- 「藤沢周平句集/文藝春秋編」を読みました。(2026.03.31)
- 「句集 鼓動/加藤峰子」を読みました。(2026.03.29)
« 俳句を詠んでみる_0627【 紅葉(もみじ)の大山阿夫利 心放つ 】 | トップページ | 俳句を詠んでみる_0628【 お参り後 酒饅頭が お出迎え 】 »




コメント