「新編 日本の面影/ラフカディオ・ハーン 池田雅之訳」
『新編 日本の面影/ラフカディオ・ハーン著 池田雅之訳(角川ソフィア文庫)』を古本で見つけ読みました。
私が読んだこの本は、2025年発行で52版を重ねています(2000年初版発行)。ベストセラーです。
池田雅之氏の訳文はとても読み易く、ラフカディオ・ハーンが日本に来て見るものすべてが珍しく、感動的であった様子がとてもよくわかりました。
朝ドラの「ばけばけ」は、このハーンの「日本の面影」をかなり読み込んで数々のシーンが作られていたのだということも実感しました。
特に松江に着いて宿泊し、翌日の朝旅館で聞いた“米をつく”音や、通りを行く物売りの声、時々刻々変る風景などの様子もテレビで見たままに書かれていました。
ドラマでは佐野四郎さんが扮した島根県知事との出会いの様子、ハーンが赴任した学校での西田千太郎(吉沢亮さんが錦織友一として演じた)がハーンを支える様子などもあのドラマのままでした。
今までラフカディオ・ハーンの本を何冊か読み、朝ドラでも感じていた日本人がほとんど感覚として忘れている日本人の生活、振る舞い、ある種宗教的な所作、海・山・川などの自然風景その他良いところをあらためてしみじみと感じることが出来ました。
今まで出雲、松江には三度旅をしていますが、もう一度行ってみようと妻と話をしているところです。
ドラマに出ていた寺社で、未だ訪ねていないところもありましたし、松江に漂う不思議な空気感をまた感じてみたいと、この本を読んでますます強く思いました。
ハーン同様に、今まで訪ねた時にも不思議なことがいくつも起こりました。
さらにハーンの本を何冊か読み返して、あの旧居、記念館にも訪れてみたいと思います。
その時はまたここにその様子についてご報告したいと思います。
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