「俳句一念/鷹羽狩行」を読みました。
『俳句一念/鷹羽狩行著(角川書店)』を古本で見つけて読んでみました。
俳人・鷹羽狩行(たかは・しゅぎょう)の俳句エッセイとなっていて、巻末の初出一覧を見ているだけでも時間が過ごせるくらいのボリュームで、俳句の魅力について余すところなく書き綴られたものでした。
お腹いっぱいだけど、まだ食べられる感じ (^^; 俳句に今どっぷり浸かっているいる身としてはそんな印象です。面白かった。
詠まれた句には、挨拶句も多く、それだけで句集が出来てしまうような方で、もう人との出会いが俳句と共に人生を豊かにしている、そんな感じがとてもして、羨ましい気持ちにもなりました。
また、年賀、正月の新年の句もたくさん詠まれていて、それらにもあまりふだんはお目にかかることが少ないので新鮮でしたし、やはりここでも様々な人との出会いを感じました。
それから新婚の頃に妻を詠むという・・また、子供が出来て吾子俳句を詠むという、ふつうなら「もういいよ」と言いたくなるような句ばかりかと思うと、そうでもなくて、斬新な句がいくつも登場し、当時それを評した大御所も感心しているのがわかりました。
国外にも出掛け、国際的な俳句も紹介されていましたが、なんの違和感もなく、素敵な句になっていて、ここでもまた舌を巻くことになるのでした。
著者の俳句を愛する心は常に人生が俳句とあることでよくわかり、俳句を詠むこと、そして様々な俳句と出会うこと、さらにそれら俳句を詠む人との出会い、なども著者の人生を豊かにしている要素なのだなと思いました。
私は俳句を始めてまだ二年とちょっとですが、今、ようやく俳句と共に日々生きていることの喜びを感じ始めたところです。
だから、著者の俳句と共に生きていることの人生の喜びが何となく実感できるくらいのところまで来ています。
これからも色々な俳句と出会い、生きていくことの楽しさを俳句と共に感じられるようになりたいと、この本を読んで強く感じました。
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