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2026/09/29

「やわらかく、考える。/外山滋比古」を読みました。

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『やわらかく、考える。/外山滋比古著(PHP文庫)』を古本で見つけ、読みました。
著者外山滋比古氏の著作の中から「柔軟にものごとを見るヒント」となるような箇所を抜粋して一冊にまとめられたもので、2019年にPHP研究所から発刊され、2022年に文庫版となっています。

私にとっても考えるときのヒントのようなものがたくさん載っていました。
それをキュっと縮めていくつかご紹介すると・・。

○記憶は知識をふやすが、知識そのものは新しいものを生み出さない。
・・・携帯見て知識ばかりふりかざす人を思い起こしました。

○新聞は読むのに想像力、理解力、判断力などをより多く要請する。それだからこそ、音声、映像とは異なる知的興味を見たし得る。
・・・新聞が生き残る道は、この言葉をもう一度よく噛み締め、考えてみる必要があると思いました。

○なまじ知識があると、色眼鏡をかけたように、見るものすべてが色に染まって見える。
・・・テレビのコメンテーターを見ていると、最初から“濃い色の眼鏡”を掛けていて、一方的で凝り固まった意見ばかり言っているように見える。そんなことを言っているのではないかと感じました。

○思いもかけず、ホメる攻撃を受けると、反撃の手がない、対抗心も抑えられる。反撃の矛先も鈍る。
・・・どこかの国の総理大臣に聞かせてやりたいと思いました。

○相当に頑固な人もかすかに不幸なときは心が柔らかくなって他を受け入れやすい。病床がしばしば実り多き読書の場になるのは偶然ではない。
・・・私も近年入院したことがあったが、そのときこそが読書の大チャンスだった。でも、本を読まないヤツって、妙に元気だから本も読まずにSNSの意図的・恣意的な“操作誘導”にホイホイ、うかうか乗っかっている。

○芸術はムダの中から生まれるぜいたくな花である。ムダはいけないものという考えがあるから、とかく道徳とか政治とかが干渉して問題を混乱させる。ムダが文化であることを、もう一度見直すべきであろう。
・・・権力で、力で、横暴なことをする政治家などは殆どが芸術に無関心なことで、この事例がよく理解できます。

 

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