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わたしのいきつけ

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2025/04/06

俳句を詠んでみる_0408【 猫膝に乗り 長閑(のどか) ポテトオムレツ 】

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休日の昼、私の料理と猫で一句詠みました。

【 猫膝に乗り 長閑(のどか) ポテトオムレツ 】

《背景》季語:長閑[春]
じゃがいもがあったので、家族にポテト入りオムレツをお昼につくってみた。
そのあいだ、ほったらかしにしていた猫は出来上がっていざ食べようとしたら、今だとばかりに膝の上に乗ってきた。
うれしいやら、迷惑やらの長閑(のどか)な光景でした。

 

2025/02/08

俳句を詠んでみる_0355【 猫が招く 荼枳尼天(だきにてん) 冬の銚子 】

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目的の飯沼観音に入ろうとしたら猫が声をかけてきて、連れて行ってくれた社について詠みました。

【 猫が招く 荼枳尼天(だきにてん) 冬の銚子 】

《背景》季語:冬[冬]
有名な銚子の円福寺・飯沼観音に妻と出掛けた時、入口に入る前、猫がうれしそうな声をあげながら、撫でてくれとスリスリしてきた。
そして小さな鳥居のある社へと招き入れてきた。
荼枳尼天(だきにてん)、仏教の神で夜叉の一種とされるが、大日如来が大黒天に姿を変えて説法し、仏教の善神になったと伝えられています。
全身でパワースポットだと感じました。

 

 

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2025/01/22

俳句を詠んでみる_0339【 初春 神馬(しんめ)の あかりに 手を合わせ 】

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神社で出会ったお馬さん、神馬(しんめ)って言うのを思い出して一句。

【 初春 神馬(しんめ)の あかりに 手を合わせ 】

《背景》季語:初春[新年]
新年、神田明神にお参りすると、神官に連れられて、神馬の「あかり」ちゃんが現れた。
本名は「神幸号(みゆきごう)」。
馬は神様の乗り物とされ、昔は神社に奉納する習わしがあったとのこと。
絵馬はそのなごりで、本物の馬の代わりだそう。
思わず私も手を合わせました。

 

 

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2025/01/19

俳句を詠んでみる_0336【 油断も隙もあり 猫の日向ぼこ 】

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窓辺でまどろむウチの猫を見て詠みました。

【 油断も隙もあり 猫の日向ぼこ 】

《背景》季語:日向ぼこ[冬]
猫は家の中の暖かいところを見つけ、時間によって居心地の良いところに移動します。
そして家人しかいない安心感の中、全身脱力してお昼寝、日向ぼこ。
そんな我が家の猫を見て詠みました。

 

 

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2025/01/13

映画「ねこしま」を見て来ました。

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映画『ねこしま(Cats of Malta)/2023年 マルタ共和国 監督:サラ・ジェイン・ポルテッリ 撮影:イヴァン・マレキン 出演:ミシェル・デグアラ、サルヴュ・ジルソン、ポリー・マーチ』という、ちょっと珍しい感じの映画を見て来ました。

人口53万人、そして野良猫100万匹がいるマルタ島という“ねこしま”のドキュメンタリー的な映画でした。

地元のカリスマ的な給餌者へのインタビューや、ボランティア活動をする人、巨大な猫の像を製作するアーティストなど、この島に生息する野良猫たちと人間の共存ドラマとなっておりまして、ネコ好きな人には映画“まるごと”が猫の温泉につかるような、“猫ざんまい”な作品です。

 

 

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見どころは猫にかかわる人達の人間ドラマではありますが、実際は次から次へと現れてくる猫の表情や仕草、行動、生活の様子をずっと見ていられるというのが、いちばん見ごたえのあるところだと思います。

これが犬の話だと、感動の人間との愛情あふれる物語・・のような展開になると思うのですが、なにせ猫ですから ^_^; 勝手気ままなことこの上ないわけで、まあ人間と猫のそれなりの距離関係を保つ形の関わり合いを見るというのがある意味正しい見方かもしれません。

あるがままのマルタ島の人間と猫の映画、“ネコ好き”のための映画でした。

 

2024/12/04

俳句を詠んでみる_0292【 初冬のベランダ 猫も物干しへと 】

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まだ朝方の日差しが暖かく、そこで物干しすると猫がついて来る・・という様子を詠んだ句です。

【 初冬のベランダ 猫も物干しへと 】

《背景》季語:初冬[冬]
初冬のベランダ、朝の日差しは暖かく「洗濯物干すよ」と声を掛けると猫はよろこんで一緒にベランダに走ってついて来る。
ひとときの暖かなくつろぎの時間を過ごし、すっかり“物干し監修”をした気になって、満足気な猫がそこにいる。

 

 

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2024/10/28

俳句を詠んでみる_0265【 秋に雨蛙 日傘に飛び乗った 】

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公園に散歩に行ったときに出会った雨蛙を詠みました。

【 秋に雨蛙 日傘に飛び乗った 】

《背景》季語:秋[秋]
※雨蛙は夏の季語だが、近年の異常気象により登場の仕方にも変化が有り、この句では
「秋」を季語とし、季節はずれの雨蛙を詠んだ。

妻と大きな自然公園「昭和の森」に出掛けた。
駐車場を出てすぐの建物の中に、妻が雨蛙を発見。
外に出してあげようと日傘を差し出したら、飛び乗って来たところを詠みました。

 

 

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2024/10/17

俳句を詠んでみる_0254【 秋澄む 境内の東天紅鶏(とうてんこう) 鳴く 】

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妻と二人、タイミングが合えば今まで行ったことのない神社に出掛けることが増えました。
今回行った隣の市の神社境内には・・という句。

【 秋澄む 境内の東天紅鶏(とうてんこう) 鳴く 】

《背景》季語:秋澄む[秋]
朝から妻と市原市惣社にある「戸隠神社」に初めてお参りした。
鳥居をくぐり境内に向かうと、何と鶏の長鳴きの声がする。
何だろうと石段を足早に登ってみると、境内に鶏小屋。
大事に育てられ、紹介の写真と文も掲示されていた。
「東天紅鶏」と「碁石チャボ」とのこと。
可愛らしく、お参りも気持ちよくできた。

 

 

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2024/09/21

俳句を詠んでみる_0230【 夏掛や 猫を重しに 夢を見る 】

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夜、寝る時間になるとタオルケットの上にはもう猫が来て一緒に寝る準備万端!という状況から句を詠みました。

【 夏掛や 猫を重しに 夢を見る 】

《背景》季語:夏掛[夏]
この句も、妻がタオルケットに猫が乗ってきて、ちょっと重いが寝ていたことを句にしようとしていて、相談を受けた“持ち込み案件”。
「タオルケット」が歳時記に無いことを調べた後、「夏掛」と「猫」を使って詠んでみました。

 

2024/08/23

俳句を詠んでみる_0201【 処暑の風 二階に入りて 猫撫でる 】

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暑さが夕刻になると少し収まってきた、そんなときのことを詠みました。

【 処暑の風 二階に入りて 猫撫でる 】

《背景》季語:処暑[初秋]
処暑の「処」は、収まるという意で、ようやく暑さがひと段落するという時期。
日中は暑さが続くが、朝夕の風が心地よくなる。
そんな風が二階のベランダから入り、畳んだ布団の上で寝ていた猫を撫でるように吹いている。
猫は心地よさそうに目を細めている。

 

 

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