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2026/02/25

俳句を詠んでみる_0707【 梅が香 こぶしのまま 握手は出来ぬ 】

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梅の花を見ながら、日めくりのカレンダーに書かれていた言葉を思い出して一句

【 梅が香 こぶしのまま 握手は出来ぬ 】

《背景》季語:梅が香:[春]
梅が春のよろこびを表すように咲き誇っている。
それを見て、こぶしを握ったまま握手しようとしている人達を思った。
よろこびの気持ちを、咲き誇る花のように満開にするためには、握ったこぶしをひらくことだ。

 

2026/02/15

俳句を詠んでみる_0698【 春浅し 兵器売りたい 造りたい 】

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日本が兵器を売りたいと言いだして・・一句。

【 春浅し 兵器売りたい 造りたい 】

《背景》季語:春浅し[春]
TVニュースや新聞で見た。
兵器を“装備品”と呼び、殺傷能力に応じて分類していた基準も、見直しを検討するのだと。
売りたいし、国営の製造もしたいと言っていた。
戦争が終わったときの焼野原と瓦礫の山、一瞬のうちに数十万人が命を失った世界唯一の核爆弾投下の悲劇。
忘れたのでしょうか。
教わったことが無かったのでしょうか。
こんなことで経済が上向きになると喜ぶのでしょうか。

 

 

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2026/02/10

俳句を詠んでみる_0694【 戦争が 玄関の呼び鈴押した 】

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久しぶりに「無季」の句を詠みました。

【 戦争が 玄関の呼び鈴押した 】

《背景》季語:戦争[無季]
渡邊白泉の季語のない昭和14年の句『戦争が廊下の奥に立ってゐた』は、私が写真の本を購入するきっかけとなりました。
ささやかな日常への凶悪な現実の侵入、その不安を言い留めています。
今回の大きな選択が有り、それは私達の玄関の呼び鈴を凶悪な現実が既に押すことになっているという句を私も“無季”で詠みました。

 

2026/02/09

俳句を詠んでみる_0693【 残る雪 すべてが無きことになりぬ 】

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午後8時一分頃には、あのこともそのことも皆無かったことになった気がした・・という句です。

【 残る雪 すべてが無きことになりぬ 】

《背景》季語:残る雪[春]
大雪の降る中、様々な問題、課題、懸案、疑念などが渦巻く世の中の今後を左右する大きな事が終わった。
あれもこれも、うやむやのまま全てが無きことのように、雲散霧消するのであろう。
残されたのは、日陰の雪のみである。

 

 

2025/09/24

俳句を詠んでみる_0566【 冷やか 雲に映る 世の斑(はだれ) 】

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冷やかに感じる空に浮かんだ雲を見て、世の中の不穏を詠みました。

【 冷やか 雲に映る 世の斑(はだれ) 】

《背景》季語:冷やか[秋]
長く暑かった夏もようやく峠を越したようで、秋の冷やかさを感じます。
でも、空を見上げると、暗雲が世の動きのように斑模様を見せています。
同じ人間なのに、作る必要の無い仮想敵を作り、人種や民族、性別、その他人が元々そうであるものを否定して平気で差別する。
挙句に武器を持て、軍隊を作れ、よその国ではそうして拡大した武器を使い、軍隊が殺戮を繰り返し、地獄絵図です。
あなたが差別されている側、殺されている側の人として生まれていたのなら、何を思いますか、と聞いてみたい。
世の斑は止むことを知りません。

 

2025/09/15

俳句を詠んでみる_0557【 嗤われつつ 総裁選 秋の空 】

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特定政党の総裁選で浮かれている人を見て呆れつつ一句詠みました。

【 嗤われつつ 総裁選 秋の空 】

《背景》季語:秋の空[秋]
調査結果によれば、国民の多くも、ましてや当事者である党の党員はもっと望んでいない首相退陣という事態になり、総裁選をするのだそう。
メディアは物価その他様々な問題を後回しにして行われる選出の有様をうれしそうに報道して呆れる。
手を挙げ、出てきた人達の物欲しげな表情にもがっかりする。
嗤われているのだともわからず“いい気な”ものだと詠みました。

 

2025/08/18

俳句を詠んでみる_0529【 あれは私と思えるか 西日が問う 】

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苦難、困難に遭遇した人、過酷な運命に嘆く人、自分のことと思えるか・・と、いつも自分に問うている、という句です。

【 あれは私と思えるか 西日が問う 】

《背景》季語:西日[夏]
西日が家に入り、まぶしい思いをした時に、戦争で亡くなったり、悲しい思いをした人や、たまたま、そう生まれた自分の人種や所属する民族が差別を受けたり、誹謗を受けたり、老齢になったからと、役立たずは自決しろと言われたり、そういう対象になった人・・・あれは私だと思えるか問われたような気になった。
あそこにいるあの人は“私”なのだと思えなければ、それは人としての価値は最低なのではないか。

 

2025/08/15

俳句を詠んでみる_0526【 嘘を忘れ 居直る 蜥蜴(とかげ)の如き 】

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自分の言ったことにも責任を取らず、居直ったり泣き落としたりする人達について詠んでみた。

【 嘘を忘れ 居直る 蜥蜴(とかげ)の如き 】

《背景》季語:蜥蜴[夏]
この夏に大きな国民の選択の機会があった。
有象も無象も居たが、嘘は水道の蛇口の如く吐き出され、言った傍からそれを忘れ、指摘されても居丈高に居直る。
あるいは「私達をいじめないでください」と、加害者が被害者を気取る。
このような人物、又は集団特有のやり方だ。
尻尾を自ら落とし、蜥蜴のように逃げて行く輩が勢力を得た。

 

2025/08/14

俳句を詠んでみる_0525【 終戦日を前に 原爆疎開知る 】

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ラジオの番組で本の紹介をしていた時に初めて知ったことを句にしました。

【 終戦日を前に 原爆疎開知る 】

《背景》季語:終戦日[秋]
「1945 最後の秘密/三浦英之」という本が新刊で出ていることを知った。
そこには終戦の日、8月15日には「新潟市」が“ゴーストタウン”になっていたという事実が書いてあるとのこと。
広島、長崎に原爆が投下され、次は新潟だと考えた当時の新潟県知事が『知事布告』を出して、8月15日には、17万人の市民が新潟市を離れていたという。
私は、別に1970年代に公開された米軍の機密文書を読み解いた本を読んでいて、新潟が原爆投下の候補として挙がっていて、「パンプキン爆弾」という大型の模擬爆弾も投下されていたということを知っていたが、市民をあげて疎開があったという事実を初めて知った。

 

2025/07/26

俳句を詠んでみる_0508【 炎暑に 横たう 選挙後の残骸 】

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国政選挙が終わったばかりですが、そこで一句。

【 炎暑に 横たう 選挙後の残骸 】

《背景》季語:炎暑[夏]
都知事選に続き、参院選挙も終わった。
この暑い日が続く夏に“残骸”とも見える結果が残った。
同じ人間なのに、一定の人達を“敵”と見做し、人を煽り、平左にしている者が残骸の中で笑い、あなた達困窮している人達の味方だと言いつつ、妻・家族・国民も知らぬうちに若い“色香”にうつつを抜かしていた男が高笑いをしている。

 

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