「人生にムダなことはひとつもない/佐藤優・ナイツ(塙宣之、土屋伸之)」を読みました。
『人生にムダなことはひとつもない/佐藤優・ナイツ(塙宣之、土屋伸之)(潮出版社)』という本をブックオフで見つけ、読んでみました。
タレント本の棚にあったのですが、今までこの本を見たこともなく、存在も知りませんでした。
ナイツの塙さんが出した本などはCM、PRもよくされているので知っているはずだし、佐藤優さんの著書についてもその多くは見かけたことがあったのに、今で気づかなかったのか、と思っていましたが、読んでみてなんとなくわかりました。
ナイツのお二人は創価大学出身で、たぶん学会の人だとは思っていましたが、学会関係の人に対して主に向けた本なのではないかというものでした。
創価学会の専門用語が幾度も飛び出し、佐藤さんは学会への理解もかなり深く、外務省にいた時にも丁寧な扱いを受けていたらしく、関係は良さそうに読んでいて感じました。
内容としては、ナイツの主にお笑いという仕事に対する向き合い方と、佐藤優さんのあの逮捕劇を含む今までの人生について対談形式で書かれていて、読みごたえはたしかにありました。
学会の話に割と強引に持っていくようなところを除けば、読み物として、そして生き方の指標というか、参考になることが多く語られていたのです。
佐藤さんは作家として「国家の罠」などで様々な賞を受け、ナイツはラジオ番組のレギュラーがほとんど毎日に近いくらいある売れっ子であり、佐藤さんの著書も何冊も読みましたし、ナイツのラジオはよく聞きます。
そんな二組の対談なので、面白くないはずがありません。楽しむことが出来ました。
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