フォト

わたしのいきつけ

無料ブログはココログ

2026/09/18

俳句を詠んでみる_0907【 自転車降り 彼女を送る 星月夜 】

20260918_star_001

とても若い頃、彼女を家に送った星の夜を詠んだ。

【 自転車降り 彼女を送る 星月夜 】

《背景》季語:星月夜[秋]
ずっと昔、結婚する前の若い頃。
彼女と遅くまで話し込み、自分は自転車を押しながら二人で歩いて彼女の家まで送って行った星月夜を思い出して一句詠みました。

 

2026/09/12

「世界に誇る日本のアート 春画ベスト100/永井義男」を読み・・見ました。

20260912_nagai_yoshuo_001

『世界に誇る日本のアート 春画ベスト100/永井義男(宝島社新書)』を古本で手に入れて見てみました。

2019年第一刷発行となっていて、著者は「算額奇人伝」で開高健賞を受賞し、その後作家活動に入り、「江戸春画考」「図説吉原事典」などを出されている方だとのこと。

春画はもちろん表向きには“違法”だったわけですが、でも江戸の庶民には欠かせないものだったと思われます。
そして、たぶんこれを見た外国の人は驚愕したと思います。
特に、葛飾北斎の蛸と女が交わっている有名な春画が有りますが(この本にも掲載されている)、あれなどは“こういう絵を描いてもいいのだ”というインパクトがただ事ではなかったのだと想像します。

そして裏の世界のものなのに、北斎はじめ、喜多川歌麿や歌川国芳ら大御所も描いていて、物によっては、彫り師、刷り師も一流どころが腕をふるい、素晴しい浮世絵となっています。
あんな絵、こんな絵が描かれているわけですが、その価値は風俗的にも芸術的にも高いものであるとよくわかりました。

さらに、著者も書かれていましたが、どんな時代でも“やることは一緒”なんだ(^^;)ということを強く感じました。
でも、この本を見て、当時の方がエロティックなことへの飽くなき探求心はとても強く、さらに夫婦仲がかなり良かったのだとわかりました。

でもって、男女の仲というか、“助平”なことへの貪欲なまでの入れ込みようは、男も女も今の人達の何十倍もエネルギッシュだったのだと思いました。

ある意味、そんな時代の方が日本人らしいのではないかと密かに思っていましたが、それが確信に近いものになりました。

みんな自分のことばかり考え、コスパだなんだと、自己のメリットばかりを考えているから“レス”な夫婦がどんどん増えていくのだとも思いました。

たまにはこんな本を見て、ものの“原点”に返ることも、よきことではないかと気付き、読了いたしました。

 

2026/09/04

俳句を詠んでみる_0893【 恋愛は 上書き保存 秋の空 】

20260904_akinosora_001

皆さんは恋愛の思い出をどう保存していますか。

【 恋愛は 上書き保存 秋の空 】

《背景》季語:秋の空[秋]
本を読んでいいたら、男はそれぞれの過去の恋愛に「名前を付けて保存」するけれど、女は「上書き保存」だものねえと、書かれていた。
私の過去の恋愛も、女性達は皆「上書き保存」して、消し去っているのだろうと思いました。
女心と秋の空・・・。

 

2026/08/28

俳句を詠んでみる_0886【 逢ひたいと いひつづけるよ 秋の雲 】

20260828_cloud_001

逢いたいけど逢えない人がいて、一句詠んでみました。

【 逢ひたいと いひつづけるよ 秋の雲 】

《背景》季語:秋の雲[秋]
逢いたいけどずっと逢っていないあの人。
今、どうしているかと連絡のひとつも取りたいが、こわくてそれもできない。
逢いたいなぁと言い続け、秋の雲を見上げることしかすることはない。

 

2026/08/26

俳句を詠んでみる_0884【 明白(あからさま)に 愛を問ふや 稲つるび 】

20260826_inatsurubi_001

突然の質問に衝撃を受けて一句。

【 明白(あからさま)に 愛を問ふや 稲つるび 】

《背景》季語:稲つるび[初秋]
「私たち、このままどうなってしまうのでしょう」と女に問われた男のシーンを想像して詠んでみました。
何故こんな句を、と思われるかと言われれば、昼に居眠りをした時に突然「あからさまに問います」という声が聞こえて目が覚め、その声が頭に残っていたので詠みました。
衝撃的だったので、“下五”に「稲つるび」の季語をもってきました。

 

2026/08/19

俳句を詠んでみる_0876【 夏の星 恋の渦中の胸騒ぎ 】

20260819_star_night_001

テレビで俳句番組を見ていたときに思いついて一句。

【 夏の星 恋の渦中の胸騒ぎ 】

《背景》季語:夏の星[夏]
テレビの俳句番組を見ていたら、“恋の始まる前”を詠んだ句があって、若い頃の初々しい感覚を思いだした。
では、“恋の真っ最中”はどうだろうと詠んでみた。
星空を見上げても、キラキラと美しく感じる時もあり、不穏に輝いていると思い、胸騒ぎがする時もある。
そんな不安定な心模様を詠んだ。

 

2026/08/12

俳句を詠んでみる_0872【 七夕や 我が織姫の消息は 】

20260812_amanogawa_001

テレビ俳句番組の兼題を見て「七夕」で 7月末頃に詠んでみた俳句です。
俳句ストックがまだあるため、本日二句目の投句です。

【 七夕や 我が織姫の消息は 】

《背景》季語:七夕[初秋]
NHKテレビの俳句番組の兼題が「七夕」だったので、私も詠んでみた。
かつての私の織姫は、今、この地上の何処かで暮らしているのだろう、逢うことはもうない。

 

2026/01/26

俳句を詠んでみる_0680【 バレンタインデー そぞろ心の 浮かれ人 】

20260117_04_ukarebito_001

この句も最近手に入れた“まほろば歳時記”から「浮かれ人」という言葉を見つけ、詠んでみました。

【 バレンタインデー そぞろ心の 浮かれ人 】

《背景》季語:バレンタインデー[春]
「恋の名前」という“まほろば歳時記”の最新刊を読み、「浮かれ人」のキーワードを見つけた。

※浮かれ人:異性などに心ひかれ、浮かれて歩く人を言う。

早速その言葉を使って句を詠んでみた。

 

2026/01/21

俳句を詠んでみる_0675【 初日の出 下焦(したこ)がる人 いとほしき 】

20260117_05_hatsuhi_001

最近手に入れた「まほろば歳時記」で見つけた“下焦(したこ)がる”という言葉を使ってみようと思って一句。

【 初日の出 下焦(したこ)がる人 いとほしき 】

《背景》季語:初日の出[新年]
手に入れた“まほろば歳時記”新刊「恋の名前」から『下焦がる人』のキーワードを見つけ、詠んでみたものです。

※下焦がる:人知れず心の中で恋い慕い悩むこと。思いがくすぶること。

新年になり、初日の出を拝みながら恋い慕う人を思い浮かべる状況を詠みました。

 

2026/01/19

「春本を愉しむ/出久根達郎」を読みました。

20260118_dekune_tatsuro_001

『春本を愉しむ/出久根達郎著(新潮選書)』を古本で見つけ、“積ん読”状態だったものを読んでみました。

著者・出久根達郎さんは古書店を営むかたわら文筆生活に入り、その後講談社エッセイ賞、そして直木賞も受賞されました。
古本屋さんですから、「春本」と出くわす機会もけっこう多いと思いますし、文中にあるように同業者仲間から色々と流れてくるものもあるようです。

面白かったのは、春本はその時代には取り締まりが厳しく、発行者は罰せられることも多々あり、世間に流布させるために“暗号化”の工夫が必要だったようです。それもすぐにわかってしまうようなものでなく、なかなか解読の難しい方法で。

出久根さんが、その暗号解読に挑んでいるところも書かれていましたが、“そうまでして読みたいのか”と、思ってしまうのですが、当時としては、そうしてまで読みたいくらいの存在だったのだと思います。
だって、インターネットも動画も無いんですから・・。

文中にもありましたが、石川啄木も春本を解読し、ローマ字で帳面にうつして、それをあとで見て愉しんでいたとのこと。
死後にはその帳面を焼き払うようにと指示していたものの、実際には後々奥さんがそれを公開しています。
今となっては貴重な資料となったわけですが、私が啄木だったら草葉の陰で真っ赤になって恥ずかしくなったと思います(^_^;)

春本に関しては、漱石や鴎外などの文豪の作品の中に彼らが読んでいたとわかる痕跡も見受けられると書かれていました。面白いっ!

私もこの解読しながら紹介されているものを読んで、当時の男女、夫婦、その他の複雑な関係、そして意外や性愛の技法の先進性!(#^.^#)にも驚きました。

さらに、今よりずっと緩い男と女の関係、さらにさらに男女だけでない性愛関係などもあり、当時の方が現代よりずっと自由で、人間性重視、文化も開かれていたと感じました。
今の世の中、どこかの大統領もそうだけど、日本国内も男女だけの性愛関係のみ認めたり、民族・人種で大きな差別をしようとしたりするような団体が人気を得ていて、多様性を否定する不穏な世の中を感じます。

単に春本を読むというよりも、様々なことを考えさせられる本でした。
力作です。

 

より以前の記事一覧

2026年10月
日 月 火 水 木 金 土
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近のトラックバック