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2026/10/12

俳句を詠んでみる_0931【 主張無き主張する人 吾亦紅 】

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それが主張なのか、と思うようなことを言う人がいて一句。

【 主張無き主張する人 吾亦紅 】

《背景》季語:吾亦紅[初秋]
吾(われ)も亦(また)紅(くれない)花であるという意味が込められているという花の名前はたぶん“当て字”なのだと思うが、その主張らしくもない主張がどことなくそんなふうな人もいるよなあと思わせて一句詠んだ。

 

2026/10/11

俳句を詠んでみる_0930【 句会終へ ふりかへる庭 紫苑咲く 】

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無事か波乱かの句会を終えたあとのひと時を詠みました。

【 句会終へ ふりかへる庭 紫苑咲く 】

《背景》季語:紫苑[仲秋]
句会を終え、建物の外へ出ると句会のベテランメンバーが何人かいて少し話をした。
花壇に咲く花のひとつを指して、物知りのしげるさんが「この花なんだか知ってるかい?紫苑だよ」と話しかけてくれた。
静かに咲くきれいな花だった。
今日の句会は先生から「この句会に、ひとり、一石を投じるような句にチャレンジしていますね」と言われ、すこしうれしかった。
一石を投じるようなと言われた句は、ここでも既に紹介した
『渋谷スクランブル 竜淵に潜む』だった。

 

2026/10/10

俳句を詠んでみる_0929【 秋日和 句会の前の胸騒ぎ 】

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何度通ってもドキドキする句会前の心を詠みました。

【 秋日和 句会の前の胸騒ぎ 】

《背景》季語:秋日和[秋]
朝から晴れて気持ちの良い爽やかな日になった。
午後からは句会に出て句を四句披露することになる。
これが毎回“悲喜こもごも”で、自信満々で出したものが惨憺たる批判を受けたり、こりゃ駄目だろうという句が褒められたりする。
一番しょんぼりするのは、出した句を誰一人選んでくれない時だ。
・・ほんとうに寂しい思いをする。
だから午前中はずっと胸騒ぎがしている。

 

2026/09/27

俳句を詠んでみる_0916【 所長さん ラフランス剥き やって来た 】

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「剥いたからちょっと食べてみて」っていうことで付き合いに潤いが、という句。

【 所長さん ラフランス剥き やって来た 】

《背景》季語:梨[秋]
以前、東京に職場があった頃、同じフロアには政令市の事務所がいくつも入っていた。
ある日の朝、新潟市の所長さん(女性だった)が、名産の洋梨「ラフランス」を剥いて皿に乗せ、うちの事務所に現れた。
いっぺんに事務室が明るくなり、皆んながラフランスを囲み、話の花が咲きだした。
いい時代のいい仕事をしていた頃の記憶がよみがえりました。

 

 

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2026/09/26

俳句を詠んでみる_0915【 秋の暮 ここで解散 聖橋 】

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東京をいろいろ散策していた頃を思い出し、一句詠みました。

【 秋の暮 ここで解散 聖橋 】

《背景》季語:秋の暮[秋]
何年か前にはよく東京の色々なところを散策し、一杯やってお開きにしていた。
神社や教会その他見どころが多いので、お茶の水界隈をよく歩いた。
なので、夕刻にお茶の水駅近く、聖橋で解散した思い出が多く心に残っている。

 

2026/09/24

これからの雨への考え方について書いてみました。

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千葉県では特にこのお盆から今現在9月半ば以降までに、大量の雨が降り大きな被害が出ました。

お盆の線状降水帯によるレベル5の降雨では千葉市などの都市部があっという間に冠水し、クルマの水没ほか、家や施設への浸水が今まで見たことのない状況になりました。

そして今回の台風25号の来襲に伴なう豪雨では、長い時間を掛けて大量の雨が降り、今度は山間部などで土砂崩れなどがこれもまた今まで千葉県がほとんど経験したことのない被害状況になりました。
JR内房線は三か月は復旧の見通しが立たないと報道されていました。

私が小さい頃からの記憶でも印旛沼の堤防が決壊したなんてことはありませんでした。

皆が皆、今までと異なる考え方を初めたと思います。
それは、千葉だけでなく、日本中どこでもそんなふうに考えねばならないことになったということだと思います。

我が家でもお盆の墓参りからの帰り、まったく問題の無い状況の道路を走っていたのに、わずか15分程度走ったときに突然雨が強くなりあっという間に平地であるにもかかわらずクルマは水没しました。

幸いなことに、道路沿いに住まいのある方が私と妻、長女を助けてくれて、家に入れていただき、胸まで浸かった体を拭くタオルを用意してくれ、さらに玄関でいいと遠慮してもリビングまで入れていただき、寒さにふるえていたら暖房までしてくれ、さらに水が引くまで午前3時半までテレビの天気情報を見ながら家族三世代が付き合ってくれました。
このご家族がいなかったら、私たち三人は死んでいました。

水が引くと路上のクルマを押してご自宅の庭に入れていただき、レッカーが来る日まで停めておいていいんだよと、あたたかい言葉をかけてくださいました。

この人たちは神様じゃないかと思いました。

その後千葉では3000台以上が水没していて、なかなかレッカーが来ない間に申し訳なくて三度お礼にうかがいましたが、そこでも気にするなと、畑で穫れたと野菜や漬物までたくさんいただいてしまいました。
日本はまだこのような人がいるのだと驚き、涙が出ました。

 

 

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そして、今回の台風では停電が続き、電気で水を出している我が家はまた苦しみました。
電源を全て失った上に、水も出ない・・。
2019年の千葉での台風被害を契機に水やその他備蓄をするために倉庫を建て、そこに備蓄していた水その他が役に立ちました。

写真は、百均で買ってきてあった照明類です。
とても役に立ちました。私は8種類くらい電池で動くものを用意していました。

私たちは自分でなんとかする・・っていうことを真剣に考えねばならない時代を迎えました。
そして、私を助けていただいたご家族のように、困っている人に手を差し伸べることも大切な時代になりました。

今、あらためて決意を新たにしているところです。

 

俳句を詠んでみる_0913【 棗(なつめ)見て 先生 口にパクと入れ 】

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中学時代の先生が我が家の庭のナツメの実を見つけ・・という句。

【 棗(なつめ)見て 先生 口にパクと入れ 】

《背景》季語:棗[晩秋]
うちの庭、入口あたりに棗の木があり、毎年たくさん実る。
中学時代の先生が遊びに来てくれた時に「おっ、棗だ、うめぇんだぞ、これは」と、いきなりもいで口に入れ、シャクシャクと食べ始めた。
妻と二人でそれを見て先生らしいと笑ってしまった。

 

2026/09/10

俳句を詠んでみる_0899【 秋の日に あの娘の 小さき笑顔あり 】

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昔の職場で笑顔で支えてくれていた人を思いだし一句。

【 秋の日に あの娘の 小さき笑顔あり 】

《背景》季語:秋の日[秋]
もうずっと前のこと。
秋日和に職場の同僚と同業他社の仲間で奥多摩に出かけたことがあった。
同僚で私の娘ほどの年齢の女性も楽しそうについてきてくれた。
時には、私に先輩のような指摘をしてくれることもあり、頼もしい限り。
そんな彼女の小さな笑顔を、今でも秋の日に思いだす。

 

2026/09/07

俳句を詠んでみる_0896【 古酒の蔵 息をひそめて 封あける 】

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古酒という季語のあることを知り、古酒の思い出で一句詠んでみた。

【 古酒の蔵 息をひそめて 封あける 】

《背景》季語:古酒[晩秋]
今、鷹羽狩行の俳句エッセイを読んでいるが、秋の季語として「古酒」があげられていた。
私が以前仲間と共に訪ねた澤乃井の酒蔵の中に、古酒の蔵があり、最も古いものは昔の新聞紙にくるまれて、ひそかに息をしているような様子だった。
こちらも声を潜め、息をひそめて見せていただき、少しばかりご相伴に預かった。

 

 

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2026/09/06

俳句を詠んでみる_0895【 秋の夜に 自販機のうどん 啜る人 】

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テレビで、今は少なくなった自販機のうどんを食べる人の番組があり、それを見て一句詠んでみた。

【 秋の夜に 自販機のうどん 啜る人 】

《背景》季語[秋]
テレビの番組で、今や珍しくなった「うどん自販機」のある街道沿いの店にやって来る人のドキュメンタリーを見た。
来る人それぞれの生活があり、ドラマがあった。
思わず一句詠んでみた。

 

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