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2026/02/15

俳句を詠んでみる_0698【 春浅し 兵器売りたい 造りたい 】

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日本が兵器を売りたいと言いだして・・一句。

【 春浅し 兵器売りたい 造りたい 】

《背景》季語:春浅し[春]
TVニュースや新聞で見た。
兵器を“装備品”と呼び、殺傷能力に応じて分類していた基準も、見直しを検討するのだと。
売りたいし、国営の製造もしたいと言っていた。
戦争が終わったときの焼野原と瓦礫の山、一瞬のうちに数十万人が命を失った世界唯一の核爆弾投下の悲劇。
忘れたのでしょうか。
教わったことが無かったのでしょうか。
こんなことで経済が上向きになると喜ぶのでしょうか。

 

 

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2026/02/10

俳句を詠んでみる_0694【 戦争が 玄関の呼び鈴押した 】

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久しぶりに「無季」の句を詠みました。

【 戦争が 玄関の呼び鈴押した 】

《背景》季語:戦争[無季]
渡邊白泉の季語のない昭和14年の句『戦争が廊下の奥に立ってゐた』は、私が写真の本を購入するきっかけとなりました。
ささやかな日常への凶悪な現実の侵入、その不安を言い留めています。
今回の大きな選択が有り、それは私達の玄関の呼び鈴を凶悪な現実が既に押すことになっているという句を私も“無季”で詠みました。

 

2026/02/09

俳句を詠んでみる_0693【 残る雪 すべてが無きことになりぬ 】

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午後8時一分頃には、あのこともそのことも皆無かったことになった気がした・・という句です。

【 残る雪 すべてが無きことになりぬ 】

《背景》季語:残る雪[春]
大雪の降る中、様々な問題、課題、懸案、疑念などが渦巻く世の中の今後を左右する大きな事が終わった。
あれもこれも、うやむやのまま全てが無きことのように、雲散霧消するのであろう。
残されたのは、日陰の雪のみである。

 

 

2026/01/22

「うんちの行方/神舘和典・西川清史」を読みました。

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『うんちの行方/神舘和典・西川清史共著(新潮新書)』を古本で見つけ、読んでみました。
2021年初版発行となっていました。

内容は、タイトルどおり私たち人類が排出した“うんち”がいったいその先どうなってきたのか、現在もさることながら、歴史的に遡ってどういう道程を辿ってきたのか、外国の事情はどうなのか、などを調査し、未来を考えたものになっていました。

なんとなく知っていた江戸時代には一日200トンのそれを買い取る商売が成立していて、だから江戸の町は人口が百万単位であったにもかかわらず、清潔で衛生状態がとても良かったということ。

それを知った外国からの来訪者が驚き、そのときの日本を参考にしようとしたなどということも、あらためて認識したのでした。

そして現在の日本での下水処理の状況についても詳しく書かれていました。

つまり、普段トイレで流してしまってからは、ほとんど意識していなかった“うんち”というものは、世界的に見ればトイレの無い生活をしている人があまりにも多い状況という重大な問題を抱えているのだということもわかったのでした。

過去の鉄道でのトイレの処理や、以前の富士山でのトイレの処理などもあまりにも酷かったことが書かれていたし、かつての過酷な汚水処理場の職員の状況なども書かれていましたが、大問題が常に存在していて、人類全体の問題でもあると理解しました。

歴史的な処理状況を丁寧に調べてまとめあげられたこの本、いろいろ考えさせられました。

 

2025/11/24

俳句を詠んでみる_0625【 根雪解かすよに AIに相談し 】

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なかなか解決しない悩み事を誰に、何に相談するのか、という句を詠みました。

【 根雪解かすよに AIに相談し 】

《背景》季語:根雪[冬]
根雪のようになかなか溶けない、そんな自分の悩みごとを誰かに相談するのでなく、「0」と「1」の組み合わせで動いている電気的な仕組みに委ねる人が多いと仄聞した。
人として生き、越えなければならないこと、考えねばならないことをしない、そして人としてのいちばんのよろこびに繋がる大事なことをしないまま生きていくことが、ついに今の世の中の中心に入ってきた。

 

2025/10/23

俳句を詠んでみる_0591【 秋雨 津波の記憶残る漁港 】

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漁港で、「あの日には底が見え、そのあと船は全部持っていかれた」と教わった。

【 秋雨 津波の記憶残る漁港 】

《背景》季語:秋雨[秋]
旭市飯岡に行き、旭市に住む中学時代の先生に案内され、東日本大震災時に大きな被害を受けた飯岡の漁港を回り、その後上から見渡せる飯岡灯台の展望台に行った。
雨が降り、静かな漁港を見ながら当時のことに思いを馳せた。

 

2025/09/24

俳句を詠んでみる_0566【 冷やか 雲に映る 世の斑(はだれ) 】

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冷やかに感じる空に浮かんだ雲を見て、世の中の不穏を詠みました。

【 冷やか 雲に映る 世の斑(はだれ) 】

《背景》季語:冷やか[秋]
長く暑かった夏もようやく峠を越したようで、秋の冷やかさを感じます。
でも、空を見上げると、暗雲が世の動きのように斑模様を見せています。
同じ人間なのに、作る必要の無い仮想敵を作り、人種や民族、性別、その他人が元々そうであるものを否定して平気で差別する。
挙句に武器を持て、軍隊を作れ、よその国ではそうして拡大した武器を使い、軍隊が殺戮を繰り返し、地獄絵図です。
あなたが差別されている側、殺されている側の人として生まれていたのなら、何を思いますか、と聞いてみたい。
世の斑は止むことを知りません。

 

2025/09/18

俳句を詠んでみる_0560【 秋風・・ファーストは先を譲ること 】

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〇〇ファーストって言葉、使い方が変じゃないかと思い、一句。

【 秋風・・ファーストは先を譲ること 】

《背景》季語:秋風[秋]
秋の空を見ていて、この夏の選挙後のことなど、世間の様子を想った。
“〇〇ファースト”という言葉は、以前はどうぞと先を譲る時に使ったが、今は「俺がオレが」と手前勝手に振舞う時に使う。
外国の“エラい人”を見ても、日本の状況を見ても、“俺が先だ、自分さえ良ければいいのだ”という行いが大手を振っている。
人の心に秋風が吹いている。

 

2025/09/17

俳句を詠んでみる_0559【 棗(なつめ)実り 国勢調査員来(きた)る 】

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通りに面した棗(なつめ)の実が色づいたなと思っていたら国勢調査員がやって来たという句。

【 棗(なつめ)実り 国勢調査員来(きた)る 】

《背景》季語:棗(なつめ)[秋]
我が家の入口の棗(なつめ)が実っている。
その木を抜けて調査委嘱された国勢調査員がやって来て、玄関のベルを鳴らした。

 

 

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2025/09/12

「安心感/加藤諦三著」を読みました。

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『安心感/加藤諦三著(PHP文庫)』を古本で見つけ、読みました。
1982年に大和書房から刊行されたものを、1994年に単行本化したものでした。

時代は古いが「自己不安」を抱える人という問題は今もなお一向に減らずに存在しているという気がして手に取ったわけです。

著者の加藤諦三先生については、ラジオ・ニッポン放送の「テレフォン人生相談」で昔から私にはお馴染みです。
1938年生まれの加藤先生は、今でも“矍鑠(かくしゃく)”とされていますが、この本の時代ではまさに全盛期だと思われます。
永遠のテーマに挑まれていて、しかも内容は“本気も本気”モードで書かれていて、読むのには体力が必要でした。

難しくて内容を読み切れたかというと、私の読解力ではまだまだ読み切れなかったわけですが、不安というものは「受け身の人間」が傷つきやすいという心理が発端である・・というふうに読み取りました。

甘えから出てくる要求 → 他人からどう扱われるか → 甘えた人間は傷つきやすい → 甘えと受け身的依存心 → 劣等感を持つ人間は他人の評価を気にする・・・という流れになってくる。
これは今の時代も変っていないんじゃないかと思いました。

そんな内容の中、気になった部分は・・

「自分が加害者であるという立場にもかかわらず、被害者意識に立ってものをいうということは非常に楽である。 自分は加害者でありながらも、被害者的立場を意識的にとることは、気持ちの上では楽なことである。 “悪いのは、自分ではなくて、あの人である”“自分はこれだけ誠意を持ってやったのに、あの人は自分を裏切った”その他諸々、われわれにとって、被害者意識に立ってものをいうことは楽なのである。」

というところでした。

昨今の選挙活動で、SNSで、選挙で選ばれたあとに色々なことが発覚してしまった人の行動で、たぁくさんそんな人をお見かけしました。

1980年代から40年以上も経て、問題はより顕在化し、雪だるまのように膨れているような気がしました。

この本を読んで、解決方法のヒントにはなるけれども、問題はよりモンスター化しているので、またまた新たな分析、解析が必要な世の中の状況なのだな・・と思ったのでした。

 

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