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2025/07/13

俳句を詠んでみる_0495【 緑蔭の 石段登り 二宮へ 】

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涼しい日があったので、船橋市の神社まで足を延ばし、お参りしてきました。

【 緑蔭の 石段登り 二宮へ 】

《背景》季語:緑蔭[夏]
猛暑がひと休みしている隙に船橋市三山にある「二宮神社」に妻と初めてお参りした。
正面の鳥居から入ると、いきなり谷を降りて川を渡る樹々に囲まれた緑蔭の参道を歩くことになる。
さらに今度は石段を登ると、光が差してきて神々しい二宮の境内へ。
劇的な動線の“妙”に唸った。

 

 

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2025/07/11

俳句を詠んでみる_0493【 草取 草刈 夫婦阿呍之息(あうんのいき) 】

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夫婦のコンビネーションで草取りする様子を詠みました。

【 草取 草刈 夫婦阿呍之息(あうんのいき) 】

《背景》季語:草取、草刈[夏]
7月に入ると、雑草の伸びは勢いを増し、草取も頻繁になる。
花壇まわりは妻が小さな鎌などで手作業の草取り、大きく伸びてしまった草は私が草刈機で刈っていく。
 夫婦阿呍の呼吸だ。

 

 

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2025/07/05

俳句を詠んでみる_0487【 始まりは 赤坂茶寮 春の宵 】

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宵のひと時、随分と昔の、想像もしなかった勤務地での歓迎会を思い出して一句。

【 始まりは 赤坂茶寮 春の宵 】

《背景》季語:春の宵[春]
十数年前、夕暮れてから夜の更けぬ間の春の夜に東京勤務が始まる歓迎会があった。
“春の宵”には夢のような雰囲気を感じさせる、そんな感覚がある。
今まで見たこともないような夜の赤坂茶寮の空間。
そこからの3年の東京生活が15年にも感じさせる人生の時間になるとは思いもよらなかった。
通常の人生では出会えない多くの人、場所、仕事、恋に似たようなものまでが待ち受けていた。

 

2025/07/01

俳句を詠んでみる_0483【 境内に人来て 風鈴鳴り出す 】

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最近、時々見かける神社境内の風鈴、それを見て一句詠みました。

【 境内に人来て 風鈴鳴り出す 】

《背景》季語:風鈴[夏]
久しぶりに妻と市原市の「飯香岡八幡宮」にお参りした。
夏の時季に来たのは初めてだったが、本殿・神楽殿に硝子の風鈴が設えられていた。
不思議と人が境内に入ると鳴り出すのだった。

 

 

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2025/06/09

俳句を詠んでみる_0463【 夏浅し つらきこと 浪切(なみきり)の空へ 】

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いつも国道126号線(東金街道)から見て遠くの山腹にある「浪切(なみきり)不動院」が気になっていた。ついに行ってみて一句詠みました。

【 夏浅し つらきこと 浪切(なみきり)の空へ 】

《背景》季語:夏浅し[夏]
山武市成東にある「浪切(なみきり)不動院(長勝寺)」。
行基が難破船の海難除けの祈願を刻み、浪切不動明王を安置した処だそう。
今の私にも心の難破、海難のようなものが存在し、それを山の上にある本堂から空の彼方へ解き放った。

 

 

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2025/06/08

俳句を詠んでみる_0462【 妻とくぐる茅の輪 左へと右へと 】

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“茅の輪くぐり”というものを初めて知ったのは二十年くらい前でした。
神社にお参りして茅の輪が有り、そこで一句詠みました。

【 妻とくぐる茅の輪 左へと右へと 】

《背景》季語:茅の輪[夏]
神社の鳥居の下や、拝殿の前などに夏越の祓(はらえ)で設置されている「茅の輪」。
何度か色々な神社を訪れる度に基本的に左回り、右回り、左回りの3回、8の字を描くようにくぐり抜ける作法を知った。
そして最後に神前に妻と進んで参拝した。

※写真は山武市松尾町にある金刀比羅神社。
かつて、地元出身の力士で横綱にまでなった「初代・小錦八十吉」が信仰したことでも知られています。

 

 

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2025/05/31

俳句を詠んでみる_0454【 夏始 社に銅葺く 槌音 】

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久しぶりに香取神宮へ。本殿・宝物殿は改修中でした。その様子を見て詠みました。

【 夏始 社に銅葺く 槌音 】

《背景》季語:夏始(なつはじめ)[夏]
香取市の「香取神宮」に参拝し、本殿に向かうと改修中で、仮囲いがされていた。
金属を叩く音が聞こえ、見上げると職人が屋根に真新しい銅板を葺(ふ)いていた。
静かな境内に響く槌(つち)音が新鮮で、敬虔な気持ちになった。

 

 

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2025/05/30

俳句を詠んでみる_0453【 緑蔭 奥宮(おくのみや)に光刺す 】

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過去に何度か訪れたことのある「香取神宮」。今回は奥宮にもお参りして来て一句詠みました。

【 緑蔭 奥宮(おくのみや)に光刺す 】

《背景》季語:緑蔭[夏]
香取市にある「香取神宮」に詣でた。
今までも行ったことのない奥宮(おくのみや)にもお参りした。
本宮祭神の荒々しい勇猛な側面である『荒魂(あらみたま)』が祀られている。
ただごとではない気配を感じたが、お参りすると柔らかな雰囲気に変わり、光が刺してきた。

 

 

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2025/05/29

俳句を詠んでみる_0452【新緑の一言(ひとこと)稲荷 名刺溢れ 】

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初めて「ひと言稲荷」を訪れて詠みました。

【新緑の一言(ひとこと)稲荷 名刺溢れ 】

《背景》季語:新緑[夏]
香取市にある多田朝日森稲荷神社にお参りしたところ「一言稲荷神社」が境内に有り、神様への願い事をひと言にして祈願するのだという。
御利益があるのだろう、色々な人が名刺を山のように捧げていた。

 

 

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2025/05/21

俳句を詠んでみる_0445【 夏の空 見上げる 出世の石段 】

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港区愛宕にある「愛宕神社」に詣でて一句詠みました。

【 夏の空 見上げる 出世の石段 】

《背景》季語:夏の空[夏]
勝手にやってみた一日で回る東京での三社巡り、最後は東京タワーが見える愛宕神社。
鳥居の向こうには「出世の石段」と呼ばれ、これを登れば出世すると謂われている愛宕の長く急な石段がそびえ立っている。
思わず見上げたままになり、やがて意を決して登る人が多かった。

 

 

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