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2026/10/04

俳句を詠んでみる_0923【 秋の雨 昨日の雫 樋つたふ 】

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ずうっと雨だったこの秋、晴れて出かけて見つけた雨の雫を詠みました。

【 秋の雨 昨日の雫 樋つたふ 】

《背景》季語:秋の雨[雨]
久しぶりに晴れた日に妻と登渡神社にお参りした。
ずっと雨だったこの秋だが、昨日の雨が本殿脇の“鎖樋”を伝って静かに落ちていた。

 

2026/10/02

俳句を詠んでみる_0921【 銀杏の実 掃き清められ 熊手立つ 】

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妻と神社にお参りし、境内が掃き清められている様子を見て一句詠みました。

【 銀杏の実 掃き清められ 熊手立つ 】

《背景》季語:銀杏の実[晩秋]
登渡神社にお参りしたら、神社の方が境内を掃き清めていた。
拝殿でのお参りを終え、その方向を見たら銀杏の実も葉と共に掃き集められ、熊手が立てかけてあり、境内には澄んだ空気が漂っていた。

 

 

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2026/10/01

俳句を詠んでみる_0920【 雨あがり そよ吹く風に 秋の声 】

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久しぶりに空に青い部分が見えて一句。

【 雨あがり そよ吹く風に 秋の声 】

《背景》季語:秋の声[秋]
Level5の豪雨に続き、台風も来て、かれこれ一ヶ月、太陽と青空をまともに見ることは久しくなかった。
外に出かけてみたら、やさしい風が吹いていて、その中に秋の気配を感じた。

 

2026/09/30

俳句を詠んでみる_0919【 冬隣り 次乗り換への 四ツ谷駅 】

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突然頭の中に「乗り換え」という言葉が浮かび、よしそれで一句できるかな?と詠みました。

【 冬隣り 次乗り換への 四ツ谷駅 】

《背景》季語:冬隣り[晩秋]
学生時代、四ツ谷駅で乗り換えることがよくあった。
「次だな」と心の準備をしておかないと、うっかりしてしまう。
ちょっと寒くなりつつある秋の終わり頃は、満員電車の熱気でぼぉっとなるので、自分に言い聞かせたものだった。

 

NHK・BSで放送された「時をかける少女」を見ました。

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NHK・BSで1983年、大林宣彦監督の映画「時をかける少女」が放送され数十年ぶりに見ました。
主演は原田知世さんで、原田さんのデビュー作であり、とても印象深い作品でした。

舞台は尾道ですが、冒頭の原田さん演じる芳山和子が通学するシーンは竹原市の屋根瓦並ぶ古風で落ち着いた町で非常に美しく、そこに流れてくる松任谷正隆さんの重く静かに流れるオーケストラの音楽はもうそれだけで何故か懐かしく、胸がぎゅっとなるような感覚になりました。

映画が始まり、見ていると驚くことにほとんどのセリフを私は覚えていました。
次に言うセリフがわかるのです。よほど当時真剣に見ていたことがわかります。

和子の同級生深町一夫(高柳良一)、堀川吾郎“吾郎ちゃん”(尾身としのり)のセリフなども全て覚えていました。

忘れていたというか、全然気づかなかったのが深町君の両親(交通事故で亡くなっている・・実は深町くんもその時亡くなっていたのたが、未来から来た高柳良一演ずるケン・ソゴルが周囲の人の記憶を変えてしまい、深町家の生き残りの孫として和子と同じ高校に通う)のうち、父親の遺影を見たら、なんと松任谷正隆さんでした。気が付かなかったなあ。

私は上映後7年を経た頃にどうしてもロケ地尾道を見に行きたくなって夏休みに出かけました。

尾道市役所でもらったロケ地などが載っている地図は「どうぞ坂の町尾道を迷子になって探してみてください」と書かれていて、地図を見てもロケ地が何処なのかよくわからないようになっていたのでした。

それでもなんとか和子が弓道をするグランドのある学校や、和子が吾郎ちゃんの醤油屋さん近くの火事のあとの帰路、有名な「タイルの小径」も見つけました。

そして深町くんの家があった竹藪のある道の下の家屋も見つけた記憶があります。

尾道駅近くの喫茶店に寄ると、そこは大林監督他スタッフが打合せや休憩を取っていたところだということで、当時の監督、キャストの方々の写真をまとめたアルバムを見せていただいた記憶も残っています。
そこには原田知世さんも写っていて、まだ可愛い少女の知世さんの姿をずっと見てしまいました。

 

 

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深町くんのおじいちゃんは、上原謙さん(加山雄三さんの実父)、おばあちゃんは入江たか子さんが演じていて、最後深町くんが二人の記憶を元に戻して深町くんは死んだんだということになってからの、この老夫婦の寂しそうな様子も深く印象に残っています。
ラスト近辺では大人になり薬学の研究をする和子がその二人に朝の挨拶をしながら通り過ぎるシーンがあり、涙するようないいシーンでした。
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深町くんの正体がわかり、幼い頃の思い出の男の子は死んでしまった深町くんではなくて、吾郎ちゃんだったとわかり、ラベンダーの香りを嗅ぎながら深町くんに記憶を無くされる涙のシーン、そして大人になってからの和子がまた未来からやって来た深町くんとすれ違うシーンのエンディング・・どんどん思い出して胸がいっぱいになりました。
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見てよかった。
やはりいい映画だったのです。
自分が勝手に記憶を操作していい映画だったように記憶を仕立て上げてしまったのではないかと疑心暗鬼が心の片隅にあったのですが、そんなことはありませんでした。

一生心に残るいい映画として記憶に上書きが出来ました。

 

 

2026/09/28

俳句を詠んでみる_0917【 八雲忌に 出雲の旅をふりかへる 】

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9月26日は小泉八雲の命日だとテレビ等で知り、松江の八雲旧居を思い出して一句詠みました。

【 八雲忌に 出雲の旅をふりかへる 】

《背景》季語:八雲忌[秋]
9月26日は小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の忌日で、古い角川書店の季寄せを見ると、「八雲忌」として秋の季語となっていた。
出雲・松江には今まで三度の旅をしたが、松江の八雲旧居を訪ね“ヘルン先生”の当時の生活を感じたこと、出雲大社にお参りし、出雲の秋の空の青さが美しかったことを、今また思い出している。

 

 

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2026/09/26

俳句を詠んでみる_0915【 秋の暮 ここで解散 聖橋 】

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東京をいろいろ散策していた頃を思い出し、一句詠みました。

【 秋の暮 ここで解散 聖橋 】

《背景》季語:秋の暮[秋]
何年か前にはよく東京の色々なところを散策し、一杯やってお開きにしていた。
神社や教会その他見どころが多いので、お茶の水界隈をよく歩いた。
なので、夕刻にお茶の水駅近く、聖橋で解散した思い出が多く心に残っている。

 

2026/09/20

俳句を詠んでみる_0909【 金木犀 風と一緒に 香を運ぶ 】

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神社の参道でほんのり感じた金木犀の香りを詠みました。

【 金木犀 風と一緒に 香を運ぶ 】

《背景》季語:金木犀[晩秋]
このあいだ妻と市原市にある鶴峯八幡宮に一ヶ月ぶりのお参りをした。
すっかり秋の風が吹き、境内も静かな様子だった。
参道に足を踏み入れると、ほのかに秋の風に乗って金木犀の香りがして、心地良かった。

 

 

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2026/09/11

俳句を詠んでみる_0900【 渋谷スクランブル 竜淵に潜む 】

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何気ないいつも見る渋谷のスクランブル交差点、そこには得体の知れない想像上の生き物がいるのかも。

【 渋谷スクランブル 竜淵に潜む 】

《背景》季語:竜淵に潜む[仲秋]
想像上の季語「竜淵に潜む」。
「竜は春分にして天に昇り 秋分にして淵に潜む」を典拠としているのだそう。
渋谷も昔は水が流れていたと知るが、今もスクランブル交差点あたりに竜は潜んで人の行き来を見ているのかもしれない。

 

2026/09/07

俳句を詠んでみる_0896【 古酒の蔵 息をひそめて 封あける 】

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古酒という季語のあることを知り、古酒の思い出で一句詠んでみた。

【 古酒の蔵 息をひそめて 封あける 】

《背景》季語:古酒[晩秋]
今、鷹羽狩行の俳句エッセイを読んでいるが、秋の季語として「古酒」があげられていた。
私が以前仲間と共に訪ねた澤乃井の酒蔵の中に、古酒の蔵があり、最も古いものは昔の新聞紙にくるまれて、ひそかに息をしているような様子だった。
こちらも声を潜め、息をひそめて見せていただき、少しばかりご相伴に預かった。

 

 

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