『永井荷風ひとり暮らし/松本哉著(三省堂)』を古本で見つけて読んでみました。
1994年第一刷発行となっておりました。
荷風先生の本は何冊か読み、このあいだは「ラジオ日本」で戦後80年記念番組があり、終戦当時の状況を書いた荷風先生の小説が朗読されているのを聞き、ますますこの人はどんな人かと興味を持ったところで、今回のこの本を読みました。
究極の自由人と呼ばれ、まったくもって“気儘(きまま)”に生き、親や兄弟との関係も“ワケあり”で、女性に関しては手玉に取るように関係を持ち、浅草など下町を散策する様子も面白く、金の使い方も驚いたり呆れたり、実に不思議な魅力を持つ人であり、内田百閒先生と並んで興味の尽きない人物です。
荷風先生の女性関係については、本人が指折り数えている場面もありましたが、愛人は16人(カウントの仕方によっては17人とも言われている)いて、身請けした女性との長い関係なども本人や周囲の証言つきで書かれていて、現代人にはわからぬ互いの心情も事細かに書かれていました。
また、兄弟がありながら莫大な遺産は自分ひとりで相続し、母や兄弟ともギクシャクした関係になっていて、それについても数々のエピソードが書かれていました。
さらには、先生の散歩していた道中を実際に歩いてみた様子も書かれていて、しかも地図付き。
戦時下、戦後の暮らしぶりも書かれていて、まさに“奇事”という言葉がぴたり当てはまる感じでした。
東京を焼け出され、最晩年は千葉県の市川市にひとり暮らしをしていて、最後の最後には、自宅から「大黒家」という食堂までの百メートルほどの距離の行き来だけになっていたようです。
私は、その事を八年ほど前に知り、その大黒家を訪ねてみたことがあります(※今はもう閉店されているようです)。
Jazz Jazz Album を CDで聞いていく The Beatles The Beatles 研究室・復刻版 お怒りモード憑依 お酒 こんな出来事あんな出来事 しみじみモード、私の気持ち はっPのアナログ探訪 ウェブログ・ココログ関連 オトナのグッズ クルマ グルメ・クッキング スポーツ ニュース パソコン・インターネット ファッション・アクセサリ ペット 不思議&恐怖体験 些細な気になること 仕事で生き生き 住まい・インテリア 俳句を詠んでみる 南先生の玉手箱 妄想対談 学問・資格 宝塚 家族・親子 建物・風景 心と体 恋愛 想い出交錯 携帯・デジカメ 文化・芸術 旅行・地域 日々発見 日記・コラム・つぶやき 映画・テレビ 書籍・雑誌 書籍・雑誌その2 様々な交流 社会の出来事 経済・政治・国際 自然・四季 芸能・アイドル 行ってみた、喰ってみた、飲んでみた、酔ってみた 街で発見 言葉 趣味 過去にあった人、出来事 音楽
最近のコメント